兄弟喧嘩にうんざり!ケンカがグッと減る親の対応

 

些細な事で兄弟喧嘩。親もうんざり…その対応に疲れますよね。叱ってもおさまらない兄弟喧嘩は親の関わり方を少し変えるだけで落ち着かせることができます。この記事では、兄弟喧嘩を落ち着かせる親の対応についてお伝えします。
 

【目次】

1.毎日起きる兄弟喧嘩にうんざり!
2.ADHDの兄弟でケンカが多い理由
①衝動性の強さ
②感情のコントロールの苦手さ
3.兄弟喧嘩は親の対応が影響大!発達障害の子どもに与える影響
4.兄弟喧嘩のイライラを落ち着かせる親の対応
①兄弟を比較しない
②子どもたちの気持ちに共感する

 
 

1.毎日起きる兄弟喧嘩にうんざり!

 
 
毎日些細なことで大喧嘩になる兄弟喧嘩に「またか・・・」と思うことはありませんか?
 
 
1日に何度も起きる兄弟喧嘩は、親の対応を少し変えるだけでケンカが激減します。
 
 
我が家には、注意欠如・多動性障害(ADHD)の兄と発達障害グレーゾーンの弟がいます。
 
 
兄はいつも自分が最優先で、一つしかないゲームは1人占めすることが多い子でした。
 
 
何かと理由をつけて自分の好きなように使う兄に文句を言えず我慢をする弟。
 
 
弟が小さい間はそれでも問題なかったのですが、大きくなるにつれ弟も自己主張するようになり激しい兄弟喧嘩が頻繁に起きるようになりました。
 
 
私は兄に『弟にも貸してあげなさい!』と叱り続けましたが、貸すことができず我慢ができなくなった長男はモノを投げたり暴力をふるうようになりました。
 
 
 
 
そんな兄弟喧嘩にうんざりする毎日が続き、私はどんな時もすぐ兄を叱るようになっていました。
 
 
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2.ADHDの兄弟でケンカが多い理由

 
 
ADHD兄弟で喧嘩が多い理由は、衝動性が強く自分の感情をコントロールすることが苦手なことから起こります。
 
 

◆①衝動性の強さ

 
 
ADHDの子どもの脳の特性として、衝動性の強さがあります。
 
 
衝動性の強さとは自分がやりたいと思ったら、すぐにやらないと気がすまないという特性です。
 
 
そのため、自分がやりたいゲームが目の前にあれば「やりたい!」となり、 その気持ちを抑えて弟に譲るということがなかなかできません。
 
 
その結果、いつまでも弟に譲ることができず「貸して!」という弟に逆ギレして大喧嘩に発展してしまうのです。
 
 

◆②感情のコントロールの苦手さ

 
 
もうひとつADHDの子どもの特性として、感情をコントロールしにくいという特性があります。
 
 
喧嘩になったときに、自分の思い通りにならないと感情を爆発させて、手がでる。
 
 
また、自分の気持ちをうまく表現できないため自分の思いを相手になかなか伝えられないということもあります。
 
 
その結果、兄の弟に貸したくない気持ちと、弟の貸して欲しいという気持ちがぶつかりあい激しい兄弟喧嘩になってしまうのです。
 
 
 
 

3.兄弟喧嘩は親の対応が影響大!発達障害の子どもに与える影響

 
 
ADHDの特性から激しい兄弟喧嘩になった時、親はどちらか一方だけを叱らず冷静に見守りお互いの気持ちを聞きだす会話をすることが大切です。
 
 
親が頭ごなしに兄ひとりを叱ると兄は自分の気持ちは無視されたと感じます。
 
 
それが繰り返されると、否定されていると感じることが多くなり自己肯定感が下がってしまいます。
 
 
また弟も自分の気持ちを伝えてもずっと無視され続けると、どうせ言ってもわかってもらえないと感じるようになります。
 
 
そうなると、「もう話さない!」となりますます自分のことを相手に理解してもらうことができず、コミュニケーションがさらに不足しがちになります。
 
 
我が家の場合は、何でも自分の思い通りにする兄が一方的に悪いと頭ごなしに叱ったことで、兄の私や弟への暴力が激しくなりました。
 
 
私が兄弟喧嘩への対応を間違ったことで、兄は自己肯定感が下がり「どうせ何をやっても怒られるのなら誰の話も聞かない」となりました。
 
 
 
 
そして弟は、自分の気持ちをわかってもらえないなら話さないとなりコミュニケーション力がさらに下がる結果となりました。
 
 
兄弟喧嘩は親の対応次第で、ADHDの特性を強めてしまうことにもなりかねません。
 
 
親が頭ごなしに叱ったり無理矢理喧嘩をとめるという間違った対応で、子どもの自己肯定感を下げたりコミュニケーション力を養うチャンスを逃してしまいます。
 
 
だからこそ親はADHDの特性を理解して子どもたちの気持ちに寄り添う関わりをすることが大切です。
 
 
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4.兄弟喧嘩のイライラを落ち着かせる親の対応

 
 
兄弟喧嘩のイライラを落ち着かせるためには、ADHDの特性を理解し子どもたちの気持ちに寄り添う関わりをすることが大切です。
 
 
親は兄弟を比較して叱ったりせず、兄と弟それぞれの気持ちに共感しその奥にある本当の気持ちを引き出す会話をすることが必要です。
 
 

◆①兄弟を比較しない

 
 
ADHDの子は自己肯定感が低くなりがちです。
 
 
兄弟を比較して「あなたはできないの?」と言うことでさらにに自信をなくしたり、反発したりすることがあります。
 
 
だからこそ兄弟を比較するのではなく兄と弟それぞれの気持ちを聞くことに徹することが大切です。
 
 

◆②子どもたちの気持ちに共感する

 
 
ADHDの子どもは、自分の気持ちを表現することが苦手です。
 
 
親はこんな子どもの気持ちを言葉にしてあげ、「こうしたかったね」と伝えることで子どもは「わかってもらえた」と安心します。
 
 
 
 
実際、我が家でも兄を叱るたびに「どうせオレなんてどうでもいいんやろ!」とキレて、弟への攻撃が激しくなることがありました。
 
 
しかし、叱るのではなく「どうしてほしかった?」と聞くと、兄は「普通に話してほしかった」、弟は「ちゃんと聞いてほしかった」と本音を話してくれました。
 
 
このように、自分の気持ちを伝えられたと感じることで、コミュニケーション力が上がり、自己肯定感も育ちます。
 
 
どんなに激しい兄弟喧嘩でも、親がイライラせずに子どもたちの本音を引き出す関わりをすることで、喧嘩を減らすことができます。
 
 
兄弟喧嘩を「成長のチャンス」と捉えて、冷静に見守ってみてくださいね!
 
 
 
 
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執筆者:平野可奈子
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