【目次】
1.3歳が癇癪を起こして泣き叫ぶ「脳の仕組み」
2.激しい癇癪はママのせい?悪化させる3つのNG対応
3.【体験談】1時間の泣き叫びが3週間で落ち着いた「脳に届く対応ステップ」
➀癇癪がない時の「肯定」が脳を育てる
➁癇癪が起きた時の「戦略的スルー」の極意

監修者:吉野加容子
発達科学コミュニケーション創始者/パステル総研主宰/発達科学ラボ代表
脳科学をベースに、発達障害・発達グレーゾーンの子どもの発達支援を専門とする。広島大学教育学部卒業後、東京学芸大学大学院修士課程、慶應義塾大学大学院博士課程で学び、民間企業での脳科学研究、医療機関での発達支援、大学での教育に従事。
15年以上にわたり発達に悩む親子と向き合う中で、「子どもの発達を本当に伸ばすのは、家庭での365日の関わりである」という結論にたどり着く。
病院や学校だけでは支援が届きにくい発達グレーゾーンの子どもたちに対して、家庭で再現できる支援を確立するため、脳科学・教育学・心理学を融合した独自メソッド「発達科学コミュニケーション」を開発。
これまでに数多くの親子の変化を生み出し、“ママが変われば子どもが変わる”という発達支援の新しい当たり前を広げている。
著書に『発達障害とグレーゾーン 子どもの未来を変えるお母さんの教室』『脳を育てる親の話し方』『脳が喜ぶ子育て』など。
1.3歳が癇癪を起こして泣き叫ぶ「脳の仕組み」

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2.激しい癇癪はママのせい?悪化させる3つのNG対応
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3.【体験談】1時間の泣き叫びが3週間で落ち着いた「脳に届く対応ステップ」

◆➀癇癪がない時の「肯定」が脳を育てる
- 「座っておやつ食べてるね」
- 「積み木で遊んでるんだね、楽しそう!」
- 「ニコニコ笑顔だね!」

◆➁癇癪が起きた時の「戦略的スルー」の極意

3歳の激しい癇癪や泣き叫ぶ対応についてよくある質問
Q1. 3歳児が思い通りにならないと激しく癇癪を起こして泣き叫ぶのはなぜですか?
A1. 3歳頃のお子さんは、感情を司る脳(大脳辺縁系)が活発に働く一方で、理性を司る脳(前頭葉)がまだ未熟なためです。パニックを自分自身で処理しきれないという脳の仕組みが原因であり、ママの育て方のせいではありません。
Q2. 子供の癇癪をさらに悪化させてしまうNGな対応はありますか?
A2. 「注意する・叱る」「要求を聞き入れてしまう」「長々と正論で説得しようとする」の3つは逆効果になります。これらは脳に強い刺激を与えたり、『泣けば注目してもらえる』と脳が誤学習して癇癪の回路を強めてしまう原因になります。
Q3. 癇癪を卒業するための「戦略的スルー」とは具体的にどのような対応ですか?
A3. 単に怒りに任せて子供を放置・無視することではなく、脳の興奮が冷めるのを待つために「あえてママの反応をゼロにして穏やかに見守る」対応法です。泣き止んだ瞬間に「落ち着けたね」と肯定の声かけを行うことで、脳の癇癪の回路を弱めていくことができます。

執筆者:北島由梨
発達科学コミュニケーションアンバサダー
激しい癇癪や1時間を超える泣き叫び、想定外のパニックに困り果てていた息子を、脳科学の関わりで「穏やかで優しい子」へと成長させたママ。
一度はじまると何を言っても火に油を注ぐような息子との毎日に悩み、自分を責め続けていた頃、発達科学コミュニケーションに出会う。
脳の特性に合わせた「声かけ・戦略的スルー」を日々の生活へ導入し、親子の関わりをガラリと変える実践を継続。その結果、頑固だった息子の癇癪の回路は劇的に切り替わり、わずか3週間ほどで長年の悩みを克服。
10歳になった現在、学校や家でも自分の感情をコントロールし、急な予定変更にも落ち着いて対応できる自信に満ちた頼もしい姿に成長を遂げている。
現在は、3歳の激しい癇癪や泣き叫ぶ毎日に悩み、孤独な子育てをしているママたちが、一日も早く笑顔の毎日を取り戻せるよう、リアルな実体験に基づき発信している。



