やる気ゼロでも大丈夫!子どもが自分で考えて動き出す親の会話術

 

GW明けの生活リズムが乱れ、やる気ゼロの子どもの様子に「このままで大丈夫かな…」と心配になる時期。実は、子どものやる気を妨げているのは親の無意識な言葉かもしれません。子どもが自分で考えて動き出す、親にもラクな会話のコツをご紹介します。
 

【目次】

1.やる気ゼロ!うちの子ずっとこのままで大丈夫?
2.子どものやる気スイッチが入らないワケ・・・
3.無気力でやる気ゼロの子が動き出す会話術

 
 

1.やる気ゼロ!うちの子ずっとこのままで大丈夫?

 
 
「学校行きたくない・・・」「なんかダルい・・・」GW明けから急にやる気を失ったわが子の様子に、「このままずっと無気力だったらどうしよう」と不安になりませんか?
 
 
でも大丈夫。
 
 
やる気がないように見えるのは、実は“がんばってきた証拠”です。
 
 
新年度が始まって1ヶ月。
 
 
新しい友達、新しい先生、新しいルール…。
 
 
子どもたちは毎日、緊張の中で精一杯過ごしています。
 
 
そんな時、家に帰るなり「学校どうだった?友達できた?」と質問攻めにあうと、さらに疲れてしまうことも。
 
 
我が家の小5の息子も、GW明けからやる気ゼロ・・・1日中ゲームばかり。
 
 
「このままで大丈夫?」と心配になりました。
 
 
でもあるとき、アレコレ指示するのをやめ、ちょっとだけ声かけを変えてみたら、少しずつ、自分で考えて動き出すようになったんです。
 
 
 
 
 
実は、子どものやる気は「ちょっとした会話の工夫」でグッと引き出すことができますよ。
 
 
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2.子どものやる気スイッチが入らないワケ・・・

 
 
「やる気がない」「ダラダラしてる」
 
 
そんなわが子の様子についイライラして、「早くしなさい」「なんでやらないの!」とアレコレ指示をしてしまうこと、ありませんか?
 
 
実はこの“指示の多さ”が、脳の仕組み上、子どものやる気を奪ってしまう原因になるのです。
 
 
新年度は、新しい先生、新しい友達、新しいルールなど、子どもにとってはストレスの連続。
 
 
思うようにいかないことも多く、自信をなくしやすい時期です。
 
 
 
 
特に注意欠陥・多動性障害(ADHD)傾向のある子は、行動がワンテンポ遅かったり、うっかりミスが多かったりするため、どうしても指示や注意を受けやすくなります。
 
 
そうすると、子どもは「自分で考えて動く」という機会がどんどん減り、言われたことだけをやるようになります。
 
 
そして、次第に「どうせ自分ではうまくできない」「言われるまでやらなくていいや」と、受け身の姿勢が習慣になっていくのです。
 
 
これは、脳の前頭前野(考える・判断する力を司る部分)がまだ発達途中の子どもにとって、指示の多い環境が“考えなくてもいい状態”を作ってしまうため。
 
 
大人にとっては「教えてあげているつもり」でも、子どもの脳にとっては「考える力を休ませる習慣」になってしまうんですね。
 
 
特に、GW明けは“五月病”のように心身がだるく感じる時期。
 
 
ここでさらに強い口調の指示を続けてしまうと、子どもはどんどんやる気を失ってしまいます。
 
 
子どもが動かないとき、親がやるべきことは「背中を押す」よりも「エネルギーが回復するのを待つ」こと。
 
 
そして、「自分で考える力」を少しずつ取り戻せるように、関わり方を工夫することです。
 
 
次項では、やる気スイッチが入らない子へ指示ゼロでも自分から動き出す“親の会話術”をご紹介します。
 
 
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3.無気力でやる気ゼロの子が動き出す会話術

 
 
無気力でやる気ゼロになった子の行動力を引き出すために、「指示出し」の会話を「選択させる」会話に変えることで「自分で考える力」が育ちます。
 
 
例えば、「今日はご飯先がいい?お風呂先がいい?」
 
 
「宿題、今やる?それとも夕ご飯のあとにする?」
 
 
こうして選択肢を与えることで、子どもの脳は「自分で決めた」と感じやすくなり、やる気スイッチが入りやすくなります。
 
 
ここで注意してほしいのが、どちらを選んでもOK。選ばなくてもOK。
 
 
 
 
それでいいんです。
 
 
「選択させる」会話は、どれが正解かを教えることではなく、子どもの「自分で考える力」を育てるためのものです。
 
 
だから、どんな答えが返ってきても「あなたの意見お預かりしましたよ~」というスタンスでいることが大切です。
 
 
無気力でやる気ゼロになってしまった子どもには「命令ではなく、選択を」!
 
 
自分で考えて動ける力があれば、どんな状況でも乗り越えていける。
 
 
そう思うと、今の関わりが未来の力になるって思えてきませんか?
 
 
ADHD不安が強いタイプのお子さんには、こちらの記事もぜひご覧ください。
 
 
 
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執筆者:山本みつき
(発達科学コミュニケーショントレーナー)
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