小1が朝「学校行きたくない」と泣いて困っていませんか?対応を間違えると登校しぶりが長引くことも。玄関で今すぐ使える“間違えない声かけ3ステップ”と初期対応を解説します。
【目次】
1.小学校行きたくないと泣く1年生はどうすればいい?
2.なぜ休み明けや月曜日に「学校にいきたくない!」と子どもが泣くのが多いの⁉
3.登校しぶりを長引かせないために日常でできる5つの関わり
1.小学校行きたくないと泣く1年生はどうすればいい?
入学式が終わり、ランドセル姿も様になってきた頃。月曜日だけの「小1の学校に行きたくない」が増えていませんか?それ、登校しぶりの“始まりサイン”かもしれません。
関わり方を間違えると習慣化して長引くことも⁉今のうちに整えておきたい対応をまとめました。
まず無理に登校させるのではなく、「気持ちに寄り添ってから一歩ずつ」が大切です
朝泣いたときは、この順番で声をかけてください。
①共感
「行きたくないよね、つらいよね」
②選択肢を渡す
「5分休む?それともママと玄関まで行く?」
③小さなゴール
「玄関まで行けたら今日はOK。もし難しかったら車で行ってもいいし、途中でつらくなったら早退しても大丈夫だよ」
朝の対応を間違えると、登校しぶりは“習慣化”してしまうことがあります。
実際に、最初の1〜2週間の関わり方で、その後の状態が大きく変わるケースも少なくありません。その対応、本当に合っていますか?
小1の登校しぶりは、最初の関わり方でその後が大きく変わります。
・行かせた方がいいのか迷う
・休ませるのは甘えなのか不安
・このまま続いたらどうなるのか怖い
そんなときに、なんとなくの対応を続けてしまうと、登校しぶりが長引くこともあります。
特に注意したいのは、「理由を聞きすぎること」です。
「なんで行きたくないの?」「何が嫌なの?」と聞き続けるほど、子どもは答えられず、朝の不安が大きくなることがあります。
行きたくない理由を探す前に、まずは「行きたくないくらい不安なんだね」と受け止めることが、登校しぶりを長引かせない第一歩です。
そこで、「登校しぶりを長引かせない初期対応チェックリスト」をご用意しました。
今の関わり方が合っているか、すぐに確認できます。迷いを減らしたい方は、こちらから受け取ってください。
◆登校しぶりを長引かせない初期対応チェックリスト
①NG対応チェック
□ 朝から理由を聞きすぎている
□ 「行けば大丈夫」と説得している
□ 無理に引っ張って連れて行っている
□ 「なんでうちの子だけ」と焦っている
□ 昨日できたことを基準にしている
②OK対応
□ 共感から入っている
□ 選択肢を渡している
□ 小さなゴールを設定している
□ 朝のルーティンがある
□ 学校と連携している
③回復ステップ
STEP1:玄関まで行ける
STEP2:門まで行ける
STEP3:教室に入れる
▼▼今の対応に迷いがある方は、早めに確認しておいてください。」▼▼
私には注意欠陥多動性障害(ADHD)傾向と繊細気質の息子がいます。息子が小学生1年生のころとくに月曜日の朝は、学校へ行きたいないと泣くことが続きました。
私は最初、“早く行かせること”ばかり考えていました。でも逆でした。だからこそ、“最初の関わり方”がとても大事だったんです。
入学して2ヶ月、やっと小学校生活に慣れてきたと思ったのに、登校時間になると必ず大泣きして
「ママ、学校行きたくない!」「やだ!無理!」
と玄関から一歩も動けなくなり、ランドセルを放り投げて床に寝そべる息子。
私は、ワーキングママなので、時間との戦いの毎日です。
息子が泣いているのに、あと5分で家を出なければならず、ゆっくり話を聞いてあげる余裕がありませんでした。
出勤時間が迫って焦るばかり…
子どもの気持に寄り添った対応は一切せず、「またか…」「どうしてうちの子だけ?」「私の育て方が悪かったの?」
そんなふうに自分を責めながらも、つい「早くしなさい!」「いい加減にして!」と声を荒げ、毎朝親子喧嘩に発展していました。
そして、気が付くと、息子の登校しぶりは、「月曜日」が多かったのです。
しかし、子どもの「気持ち」に寄り添うことで、登校しぶりは解決できました!
最後にわが子の登校しぶりを解決に導いた秘訣をお伝えしますね!
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2.なぜ休み明けや月曜日に「学校にいきたくない!」と子どもが泣くのが多いの⁉
小学1年生の子どもたちは、4月からの新しい生活で本当によくがんばっています。
慣れない教室、知らないお友達、新しい先生、ルールの多い毎日。子どもにとっては毎日が挑戦の連続です。 外からは見えにくいですが、多くの刺激にさらされることで、心身ともに負担を感じやすい時期でもあります。
そのがんばりの反動が、5月〜6月頃に出てくることもよくあります。
それが、「行きたくない」という涙になって現れるのです。
とくにゴールデンウィーク明けに登校しぶりが多いのは、長期休暇の楽しい時間から学校生活への切り替えが難しく、生活リズムの乱れや学校への不安が強まるからです。
ゴールデンウィーク明けの登校しぶり予防するためにも、なぜ子どもが学校にいきたくないと泣き叫ぶのか理由を知っておくことが大切です。
朝の声かけだけでなく、日常の関わり方を整えることで、登校しぶりはより安定していきます。
具体的な理由として
①安心できる週末からの“ギャップ”
子どもにとって、家は一番安心できる場所。特にADHD傾向や繊細な気質がある子どもにとっては、家庭が「安全基地」そのものです。
週末はママと一緒にゆっくり過ごしたり、自分のペースで遊べたり、思いきり甘えられた場所。
そこからまた、「先生や友達に気を遣う場」「自分で頑張らないといけない場」である学校に戻るのは、ものすごく大きなエネルギーを必要とします。
そのギャップに戸惑い、不安になり、月曜日の朝は「泣く」「拒否する」といった行動で現れるのです。
②ADHD傾向・繊細気質の子は「切り替え」が苦手
ADHDの特性のひとつに「切り替えの困難さ」があります。
休日モードから平日モードへのスイッチの切り替えがスムーズにいかず、気持ちの混乱が大きくなります。
「行かなきゃ」と思っても、心と体がうまく動かないことがあります。特に切り替えが苦手な子には、週末と平日のギャップが大きなストレスになることも。
③見通しが立たず不安が大きくなる
子どもは「先が見えること」で安心します。
しかし月曜日は1週間のスタートであり、予定がまだ曖昧。
「今日は何するの?」「先生は優しいかな?」「誰と一緒に帰るの?」そんな小さな不安が積み重なって、心の中にモヤモヤが広がります。
④学校側も忙しい・冷たい印象になりやすい
週明けは先生たちもバタバタしがち。
朝の迎えも事務的になりやすく、子どもが安心して着地できる「居場所」を見つけにくいのです。
だから、ゴールデンウィーク明けはお子さんに寄り添った対応が必要になります。
「行きたくない」という気持ちを否定せずに受けとめ、子どもが安心できる声かけや小さな一歩を一緒に探すことが大切です。
具体的な対応策を次に説明しますね。
3.登校しぶりを長引かせないために日常でできる5つの関わり
小学1年生の「学校へ行きたくない」には、子どもなりの理由があります。
それは、決して「弱さ」ではなく、ちゃんと毎日がんばっている証拠。
泣く日があってもいい。大切なのは、子どもの「気持ち」に寄り添うこと。
お母さんができることとして、5つの対応をご紹介します。
◆①「そうだよね、行きたくないよね」とまず気持ちに寄り添う
大人だって月曜日はつらい。子どもにとってはなおさらです。
「行きたくない」と言われたら、「うん、そうだよね。ママも仕事行きたくないなあ」と共感するだけで、子どもの心はすっと緩みます。
◆②見通しを伝えて安心させる
「今日は給食の後に帰れるよ」「帰ったら好きなゲームできるよ」と、「その日のゴール」を明確に伝えると、不安が軽減されます。
時間割がわかるなら、前日に一緒に確認するのも効果的です。
◆③家から出るだけでもOKとハードルを下げる
「今日は門のところまで一緒に行こうか」「学校の前まで行くだけでもいいよ」と、全部を一気に求めず、ステップを細かく分けて提案してみましょう。
◆④月曜日だけの安心ルーティンを作る
●お気に入りのお守りを持たせる
●出かける前に必ずハグ
●「ママはいつでも応援してるよ」と一言かける
小さなルーティンでも、子どもにとっては大きな安心材料になります。
◆⑤ 学校側と連携して“安心の着地地点”をつくる
担任の先生に事情を伝え、「登校後は図書室で静かに過ごしてから教室に行く」など、その子に合ったサポート体制を一緒に考えてもらいましょう。
わが子は体調が悪かったら、「いつでも保健室へ行ってもいいんだよ」と伝え、毎日授業を抜け出して保健室へ行っていました。
学校との連携で、子どもは「行っても大丈夫なんだ」という安心感を得られます。
泣くのは弱さじゃない、がんばってる証拠です。
「行きたくない」と泣けるのは、自分の気持ちをちゃんと表現できている証拠です。
そしてそれは、ママという「安全基地」があるからこそできること。
ゴールデンウィーク明け、または月曜日に「学校にいきたくないと泣く」ことは珍しいことではありません。むしろ、子どもが一歩踏み出すために、必要な通過点なのかもしれません。
焦らず、責めず、「今日もよくがんばったね」とぎゅっと抱きしめてあげてください。
ママのまなざしが、きっと子どもの勇気になりますよ。
▼日常のやりとりを記録して、息子のできていることに注目できました▼
▼▼公園での一コマ。子どものやりたいに注目!頂上までのぼることができました!この経験をママの声かけで自己肯定感を育てていきます▼▼

ただ、最初の関わり方を間違えると、登校しぶりが長引いてしまうこともあります。今のうちに対応を整えておくことが、その後の安心につながります。詳しい対応を知りたい方はこちらをご覧ください。
小学校行きたくないと泣く1年生のよくある質問(FAQ)
Q1:1年生が「学校に行きたくない」と泣くのは甘えですか?
A: 甘えではありません。入学やクラス替えなど、環境の変化による不安や疲れが原因で泣くことが多いです。子どもにとって学校はまだ安心できる場所ではないため、「ママが味方でいてくれる」と感じられる関わりが大切です。
Q2:休み明けや月曜日に特に泣くのはなぜ?
A: 休日中にリラックスした分、気持ちの切り替えが難しくなるからです。特に1年生は体力も心もまだ発達途中。登校前のスキンシップや「つらいんだね」とママの共感した声かけが効果的です。
Q3:「学校行きたくない」と泣くとき、休ませてもいい?
A: 無理に行かせるより、まずは子どもの心の状態を見ましょう。疲れや緊張が強い場合は、一度休んでリセットすることで次の日から行けるようになることもあります。大切なのは「休む=悪いこと」と思わせないことです。
発達凸凹グレーゾーンの子育でのヒントをお伝えしています。
執筆者:神田久美子
発達科学コミュニケーションアンバサダー
小学校入学後、息子が「行きたくない」と毎朝泣き、玄関から動けなくなる登校しぶりを経験。
当時は「早く行かせなければ」と焦り、声をかけるほど状況が悪化し、親子喧嘩が続く日々に悩んでいました。
しかし関わり方を見直し、「共感→選択→小さな一歩」の関わりに変えたことで、少しずつ子どもが自分から動き出すように。
登校しぶりは落ち着き、現在は自分で生活を整えながら通学しています。
同じように朝の対応に悩むママに向けて、「どう関わればいいか分からない」状態から抜け出すための具体的な方法を、実体験をもとにお伝えしています。