【秋田県 おでかけ情報】発達障害・グレーゾーンの子どもと幻想的な「かまくら」で温もりを感じてみ ましょう!お出かけスポット〜秋田編〜「横手の雪まつり&かまくら館」

発達障害・グレーゾーンの子どもに日本の文化が感じられる冬のお祭りに連れて行ってあげませんか?「かまくら」は子どもが主役のお祭りです。子どもと一緒に雪国ならではの温もりを感じる体験をしてみましょう。
 

【目次】

 

1.寒い冬、発達障害・グレーゾーンの子どもを外出させるのは大変?

 
 
子どもの脳を発達させるには、子どもがワクワクドキドキする体験をさせてあげることが大切です。まさに遊びながら学ぶことが大切。
 
 
「外で思いっきり遊ばせてあげることがいいですよ!」と発達科学コミュニケーションでもお伝えしています。
 
 
でも、寒くなってくると出かけることも、外で遊ぶことも億劫になってきますね。寒くなると子どもをどこに連れて行けばいいか、困っているお母さんも多いのではないでしょうか?
 
 

 
 
『冬といえば雪。ウィンタースポーツの好きな方なら、スキーやスノーボードに連れて行ってあげたいと思うでしょう。
 
 
けれど、発達障害・グレーゾーンのお子さんとの冬のスポーツは、ハードルが高いかもしれませんね。そんな方にオススメなのが、雪国のお祭りです。
 
 

2.雪まつりでトキメキ感動体験をしてみましょう!

 
 
豪雪地帯、秋田県の横手市では、毎年2月に「横手の雪まつり」が開催されます。期間中は、高さ3mもの「かまくら」が、市内全域に約100基作られます。
 
 
小正月の伝統行事で、約450年の歴史があります。水神様を祀って、良い水に恵まれますようにと祈ります。
 
 
夜の雪の中、かまくらに灯されたあかりは、幻想的な雰囲気を醸し出します。普段は感じることのできない幻想的な風景は、メルヘンの国を訪れた気分にさせてくれます。
 
 
昭和11年、ドイツの建築家ブルーノ・タウトが、かまくらを見てメルヘンの世界を絶賛し、彼の著書「日本の再発見」にその時の感動を伝えています。
 
感動体験は鮮明な記憶として残ることが多く、脳の発達を加速させやすいのです。
 
 
発達障害があってもなくても、視覚優位な方はいらっしゃると思います。私は確実に、視覚優位なタイプです。
 
 
カラー=色彩に関わる仕事をしている為、情報が入ってくる時や、何かを覚える時には、視覚が優位に働きます。特に、色彩に関しては他の方よりも敏感に感じ取っています。
 
 
私は、真っ白な雪と、あたたかな炎の光がもたらす、幻想的な世界を目の前にしたら、その美しさにただただ見とれてしまいます。
 
 
発達障害・グレーゾーンの子は視覚優位な子が多いと言われています。目の前に広がる白い雪と雪の中に灯されるあたたかな光は、日常では味わえない景色です。非日常の経験に目を輝かせている時こそ、子どもたちは何かを感じ取っています。
 
 

 
 

◆かまくらは子どもが中心のお祭りです

 
 
「横手のかまくら祭り」は子どもが中心のお祭りです。「かまくら」では地元の小・中学生たちが「はいってたんせ(どうぞかまくらに入ってお休みください)」とかまくらの中から声を掛けてくれます。
 
 
「おがんでたんせ(水神様をおがんでください)」と言いながら甘酒やお餅をふるまい、もてなしてくれます。冷えた体に温かい甘酒とお餅はとっても美味しいですね。
 
 
外から見ているとほんわかとした光と白い雪が、柔らかな印象を受けます。でも実際のかまくらは、とても硬く頑丈に作られています。目からの刺激、触覚など色々な刺激を自然と感じられます。
 
 
発達障害の子どもたちは、コミュニケーションの苦手があると言われますが、お母さんと一緒に地元の子どもたちと、心温まる場所で、美味しいものに囲まれてお話ししていたら、自然と会話も弾むのではないでしょうか?
 
 

◆お祭りを楽しむための服装

 
 
お祭りを十分に楽しむためには服装はとても重要です。夜は特に冷え込みますので、気をつけてくださいね。
 
 
発達障害の子の中には感覚過敏のお子さんもいらっしゃるでしょう。寒さに弱い子は十分すぎるくらいの防寒の準備をオススメします。
 
 
ジャケットやコートは、撥水性がありフード付きのものだと降雪時も安心です。首元を温めるマフラーやネックウォーマーもあるといいですね。
 
 
手袋、帽子、耳あて、携帯カイロなどもあるとさらに安心かもしれません。
 
 
道路は凍結し、滑りやすい状態です。特に夜間は要注意です。履物は滑り止めのついた冬季専用のものの方が安心です。
 
 

3.ミニかまくらを作ろう!

 
 
横手のかまくら祭りのメインは幻想的な雰囲気の夜(18:00〜21:00)です。発達障害・グレーゾーンの子は、夜の外出は怖いと思う子もいるかもしれませんね。
 
 
安心してください!昼間でも、楽しめるイベントがあります。横手市役所そばの光明寺公園では「ミニかまくら作り体験」ができます。(2020年2月15日11:00/14:00、2月16日14:00 要予約)
 
 
ミニかまくら作りは、バケツに入れた雪を固めてひっくり返し、好きな形の雪山を作って、穴を掘るだけです。とっても簡単ですね。
 
 
雪の冷たさや、柔らかさなど、たくさんの刺激を感じることができます。
 
 
かまくら作りが初めての人でも、スタッフの方が丁寧に作り方を教えてくれるので安心です。ぜひ、お子さんと一緒にオリジナルのかまくらを作ってみてくださいね。
 
 

 
 

4.寒いのが苦手な発達障害の子は「ふれあいセンター かまくら館」で!

 
 
寒いのが苦手という方や「雪まつりの時期にはいけない…。」という方には、JR横手駅から徒歩約10分の所にある「ふれあいセンター かまくら館」がオススメです。
 
 
「ふれあいセンター かまくら館」では、パネルや映像などで、かまくらの歴史を学ぶことができます。
 
 
「かまくら館」の一番の目玉は、1年中いつでも、本物のかまくらに触れられる「かまくら室」です。常時マイナス10度ほどに保たれています。
 
 
中はものすごく寒いので、『どんぶぐ』綿入れ半纏の貸し出しもあります。どんぶぐを着て、かまくらの中で写真を撮ることもできますので、ぜひ記念写真を撮ってみてくださいね。
 
 
なお、8月中旬〜9月中旬のうち一週間、2月中旬〜下旬のうち一週間はかまくらのメンテナスのためお休みです。
 
 
豪雪地帯の冬の風物詩「かまくら」。雪国らしい情緒ある風景と伝統に触れ、ロマンチックなトキメキ体験をしてみてくださいね。
 
 

 
 
――施設詳細ーー
【名前】ふれあいセンター かまくら館
【住所】秋田県横手市中央町8-12
【営業時間】9:00〜17:00 ※2月14日〜16日は21時頃まで開館
【休館日】12月29日〜1月3日
 
 
執筆者:深井淳子
(発達科学コミュニケーションリサーチャー)
 
 
発達障害・グレーゾーンの子のコミュニケーションをスムーズに!

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♡小冊子のご感想
子どもの行き渋りにどう対応するのが正解か分からず困っていました。こちらの本を読んで、行き渋りが悪化する対応をしていたことに気付き、はやめに知れて良かったと思いました。また、どう対応したらいいのか、具体的な対応と声かけが書かれていたので、ありがたいです。今日から取り組んでみます。
 
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