嫌なことからすぐ逃げる!繊細な子どもの「逃げ癖」をなくすために親ができる2つの対策

 

繊細な子どもは新しいことにチャレンジするのが苦手。「どうせできない」とすぐに逃げる様子に悩んでいませんか? 実は子どもの「逃げ癖」にはお母さんの対応が大きく影響しています!子どもの意欲を引き出し、行動力を上げる対策をお伝えします。
 
 

【目次】

1.繊細な子どもがすぐに逃げるのは変えられない?
2.子どもに「逃げ癖」をつける親のNG対応とは?
① 「この子これ苦手だよね」と決めつけない
② 人格否定までしてしまう声掛け
3.子どもの行動力をあげる対策はコレ!
① ホームカウンセリングで本心を聞く
② 子どもの行動ではなく、気持ちを汲み取る

 
 

1.繊細な子どもがすぐに逃げるのは変えられない?

 
 
繊細な子どもをもつお母さん、子どものすぐに諦めて逃げてしまう様子に悩んでいませんか?  
 
 
「どうせ私には無理だし」と言って、何にもチャレンジしようとしない 
 
・何かに挑戦しても、少しでも失敗すると即終了
 
・集中力が続かない  
 
 
何事も、まずは取り組むことで初めて結果を残すことができますよね
 
 
しかし、すぐに逃げてしまうことが習慣化していると、「できた!」という成功体験を積むことができない 。 
 
 
その結果「自分はダメな人間だ」と自己肯定感が下がってしまい 子どもは自信を失っていくのです。 
 
 
大人になれば、ゴールを定め、壁を乗り越える力が必要になる場面が増えます。
 
 
さらに責任を持って仕事に取り組むことができなければ、周りからの信頼を失います。 その結果、生きづらくなる可能性もあるんです。 
 
 
だからこそ、「すぐに逃げる我が子をなんとかしたい!」 
 
 
「最後までやり切れるようにならなければ!」 
 
 
と危機感を持っているお母さんもいるかもしれませんね。 
 
 
しかし今のやり方であっていますか?  
 
 
 
 
繊細な子どもに飛び級で「最後までやり抜く力」を求めるのは目標が高すぎます。  
 
 
なぜなら、繊細な子どもの脳は  
 
 
・苦手と感じるとやらないスイッチが入る 
 
・やる気エンジンがかかりにくい  
 
・ネガティブな記憶を残しやすいので、ちょっとした事で強い拒否感を示す  
 
 
などの特性があり、逃げ癖がつきやすい傾向があるからです。
 
 
「何とかして最後までやらせよう!」ではなく、脳を育てるという対策法から子どもの行動力をしっかり育ててほしいのです。 
 
 
実はこどもの逃げ癖には、お母さんの対応が大きく関係していると言われています。
 
 
つまり、お母さんが適切な対応を取れば子どもの挑戦力を育てることができるのです! 
 
 
すぐに逃げる子どもから意欲を引き出す対策をお伝えしていきます。 
 
 
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2.子どもに「逃げ癖」をつける、親のNG対応とは?

 
 
もともと不安な気質が強い繊細なこどもの「逃げ癖」を作っているのは、周りの大人や環境が原因ともいわれています。 
 
 
脳のメカニズムから見ると、私たちの行動は記憶に左右されることが多いのです。
 
 
例えば何かやろうとしたときに、過去にうまくいった経験があれば「またやってみよう」と思いますし、逆に失敗した経験があれば「もうやめておこう」と思いますよね。 
 
 
つまり、お母さんが  
 
 
・「できてない」を記憶に残す→子どもはすぐに逃げるようになる 
 
 
・「できた」を記憶に残す→子どもの逃げない力を育てられる ということです。 
 
 
そこでまずは、ついやりがちな子どもに「逃げ癖」をつけてしまう親のNG対応についてお話しします。 
 
 

◆①「この子これ苦手だよね」と決めつけてしまう

 
 
 1つ目は、いままでの子どもの傾向から「苦手を決めつける」ことです。  
 
 
私たち親はついつい、失敗をしてほしくないという心配やしっかりしつけなくては!という焦りから、子どもに自分の考えを押し付けがちです。 
 
 
しかし、繊細なこどもはうまれつき不安が強く失敗を恐れるため、 
 
 
・失敗するとこの世の終わりで癇癪、または落ち込む 
 
・他のきょうだい・家族にまで八つ当たり  
 
・アフターケアの難しさから親が最初から挑戦させない  
 
 
など、親の「苦手を決めつける」行為が子どもの発達を邪魔していることが多くあります。  
 
 
脳の特性は子ども本人にもコントロールが難しいもの。 
 
 
ですから、そこで「また騒いで大変なことになるかも」と先回りして癇癪につながる行動を防ぎ続けてしまうと、子どもは新しく挑戦することをやめ、自信が育たなくなります。  
 
 
そして、子どもは「どうせ自分には無理だし…」とすぐに諦めるようになるのです。
 
 
 
 

◆②人格否定までしてしまう

 
 
2つ目は人格否定までしてしまうことです。 
 
 
例えば兄弟げんかで手を出したことを叱るとき 
 
 
「なぜ口で言えないの?ほんとに我慢できない子ね!」 
 
 
とつい自分の感情をぶつけてしまうことはありませんか?  
 
 
こんな風に感情的に叱ることは、子どもの存在自体を否定していることにつながります。 
 
 
子どもは人格否定されるとやる気をなくし、「どうせ自分は何をやってもダメなやつなんだ」と諦めるようになっていきます。 
 
 
その結果、自分で考えて行動しなくなり、本来ならできることもできなくなってしまう場合もあります。  
 
 
つまり、すぐに逃げる子どもから意欲を引き出すためには  
 
 
・親の「苦手と決めつける」を、手放し挑戦させていく  
 
・「人格否定」ではなく、理解を示し行動を注意する声かけをする  
 
・子どもを決めつけない、子どもに自信をつけることを最優先する 
 
 
ということがポイントになってくるんです。 
 
 
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3.子どもの行動力をあげる対策はコレ!

 
 
子どもの行動力を引き出すために必要なのは「子どもの可能性をあきらめたり、存在を否定する」ことではなく、子どもを信じ成功体験を増やして脳を発達させることなのです。 
 
 

◆①ホームカウンセリングで本心を聞く

 
 
「子どもの苦手を決めつける」というのは、親が子ども自身のことを勝手に決めてしまっている状態です。
 
 
自分に自信の無くなってしまった子どもに最後までやり切ることを求めるのは難しいですよね。
 
 
ですから、お母さんが今までの常識を捨てて「この子は苦手」という思い込みをなくすために「子どもの本心を聞く」時間をもってほしいのです。
 
 
例えば、
 
 
・きっと苦手だろうからそもそも提案しない
⇔苦手だろうけど「やりたい」のか聞いてみる
 
 
癇癪の原因になりそうだから選択肢を減らす
⇔癇癪の原因となるものを本人から聞き出し、事前に約束事を取り決め対応
 
 
きょうだいや家族への八つ当たりなどの影響
 ⇔前もってきょうだいや家族へ協力体制を整える話をしておく 
【例】「失敗しても前向きな声掛けをしてみんなで励まそう」
 
 
こんな風に、一見手間がかかってしまう対応ですが、子どもの求める本心を聞き出しサポートする体勢を取ってほしいのです。
 
 
「子どもファーストにしたら、ますます根性がなくなるのでは?」と心配になるかもしれませんが大丈夫です。
 
 
すぐに逃げてしまう子どもに、あれもこれも完璧にやらせようとするのはNG。
 
 
まずは本音を聞き出し安心させることを最優先して、「自分の気持ちを優先してもらった」という経験をさせてください。
 
 
 
 

◆②子どもの行動ではなく、気持ちを汲み取る

 
 
子どもの本心を聞いてあげたら、次にやってほしいことは子どもの行動へのダメ出しではなく、行動に至った気持ちを汲み取る事です。
 
 
やってしまった事ではなく、子ども自身の気持ちに注目してあげてくださいね。 例えば
 
 
・喧嘩で手を出してしまったときに「なんでいつも手を出すの!」
 →「いつもは頑張って我慢しようとしてるのママは知ってるよ。今日はどうしたの?」
 
 
・「いつもだらしないね、そんなんじゃこれからも頑張れない人間になるよ」
  →「ゆっくりしたいときもあるよね、何時から○○やる?」
 
 
・答えを見ながら、宿題を終わらせることができた
  →「宿題やりきったんだね」
 
 
というようにできたところだけに注目して、子どもの行動をそのまま口にしてあげましょう。
 
 
 お母さんが「当たり前にできていることを褒める」ことは
 
・子ども自身が今何をすべきなのか理解できるし、お母さんの負担を減らせる
 
・「できた!」と成功体験を積むことで自信がついてくる
 
という効果があります。
 
 
さらに例え完璧にできなくても、できたところだけに注目することで失敗と思えることも成功と捉えることができます。
 
 
その結果、自分で考えて動けるようになり、最後までやり抜く力が育つのです。
 
 
すぐに逃げるこどもから意欲を引き出し、行動させる対策は
 
・ホームカウンセリングで本心を聞く
 
・子どもの行動ではなく、気持ちを汲み取る
 
の2つです。
 
 
お母さんの対応で成功体験を増やし、子どもの行動力を育ててあげましょう!
 
 
また、こちらの記事では繊細なこどもへの対応をご紹介しています。
 
 
 
 

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執筆者:佐々木 ことぶき
(発達科学コミュニケーショントレーナー)
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