夏休みの宿題をやらない小学生にイライラするママはいませんか?毎日コツコツ取り組めば終わるはずなのに…やらせようとすればするほど反抗してやらない事も。そんな時には子どもをやる気にさせるママの関わり方で親子でラクになりましょう!
【目次】
1.夏休みの宿題をやらない小学生にイライラするママはいませんか?
毎年やってくる夏休みの宿題を、毎日コツコツ取り組めばいいのに、後回しにしてばかりの子どもにイライラしてしまうことはありませんか?
夏休みの宿題を後回しにする小学生のお悩みは、ママの肯定的な関わりで解決できます!

「なんで、こんなにやらないの?」「今日やれば終わるのに!」「まだ、ここまでしかしてないの?」
そんな風に夏休みの宿題にイライラして、夏休み=ストレスに捉えがちになっていませんか?
毎日やって早く終わらせたらラクなのに…大人なら当たり前にわかるこの感覚ですが、小学生にとっては見通しを立てたり、計画を立てて行動することはまだまだ難しいです。
子どもが動かない→ママが怒る・やらせようとする→ますますやらない→ママ爆発!
このような宿題バトルを毎年繰り返していたとしたら、宿題に対するネガティブなイメージがどんどん大きくなり、宿題をやらないことが習慣化されてしまいます。
できるなら、ポジティブに宿題をできるようになってほしいと思いませんか?
我が家の子どもも、後回しにすることが気になってアレコレ口うるさく言ってしまうことがあります。
夏休みの宿題をめぐるバトルが続くと、終わったあとも後味が悪く、子どもにとって宿題自体が「嫌なもの」「やらされるもの」としてネガティブに捉えられてしまいます。
だからこそ、この状況は、今すぐどうにかしないといけない…と私は思いました!
2.なぜ、子どもは夏休みの宿題を後回しにしてしまうの?
実は、子どもが夏休みの宿題を後回しにしてしまうのは、宿題に対して以下の2つのネガティブなイメージを持ってしまっているからです。
◆①学校での失敗体験
学校で、授業についていけなくて、間違えてしまったり、分からない事で恥ずかしい思いをしたり。
このような失敗体験が子どもの自信をどんどん低下させてしまいます。
自信がない状態に、さらに失敗体験が続いていくと、宿題自体がネガティブなイメージとして作り上げられてしまいます。

◆②周りからのネガティブな発言
宿題が『嫌だ』と感じている子に、「やりなさい!」と無理にやらせようとすればするほど、ますますやる気をなくしてしまうのが、子どもの心の動きの特徴です。
そして、夏休みの宿題をなかなかしない子どもにイライラし、「いつやるの?」「これじゃ、いつまでたっても終わらないよ!」など、親の声かけ自体がネガティブな声かけになることで、宿題をめぐる親子バトルが続いてしまう事も。
そうなってしまうと、子どもは「宿題=怒られるもの」と感じてしまいます。
だからこそ、宿題を後回しにしがちな子には、前向きに取り組めるような肯定的な関わりが効果的なんです!
3.宿題をやらない小学生がやる気になるママの肯定的な関わり!
ポジティブに捉えられる声かけのポイントは、子どもが「やってみようかな」と思える関わり方です。
◆① 親子の会話に“肯定”を増やす
「これでいいのかな?」「合ってるかな?」「分からない時は教えてほしい」と、わからないことを素直に・安心して聞くことができる関係性の構築は、学びへの第一歩になります。
少しでも手を動かしていたら、「お、やってるね!」「この字、難しいのに上手に書けてる!」「このハネがピシッとなっててカッコいいね!」と細かい部分を見つけて肯定してみましょう。
1ページしか進んでいなくても、子どもの中では「できた!」と感じているものです。
そんなモチベーションが上がっている時こそ、背中を優しく押してあげる肯定の声かけがポイントになってきます。
次に行動できるチャンスを生み出すために、肯定の声かけのタイミングを逃さないようにしていきましょう!
◆② 大人が主導権を握りすぎない
親が丁寧に関わることで宿題がスムーズに進むこともありますが、時にはあえて手を出しすぎず、子ども自身が考えて進める経験も大切です。
子どもに任せてみることで、「自分で進められた!」という感覚が育ち、それが子どもの自信につながっていくのです。
そのために、子どもの宿題は子どもが主導権を握ること・大人は敢えて遠からず近からずの距離感で、見守っていきましょう。

◆③ 相談してきたら、しっかり耳を傾ける
子どもは相談をして「あとでね」と後回しにされると、「どうせ聞いてくれない」「やっぱり聞いてくれないし」と感じ、やる気をなくしてしまいます。
だからこそ、親としては子どもが相談してきたら「これはチャンス到来!」と感じてみましょう。
夏休みの宿題をしないことにイライラせず、笑顔で話を聞くことで、子どもが頼ってきた瞬間を大切にしましょう。
人を頼り・受け入れられた経験は、これからの対人関係にも必要な経験として欠かせないものになっていきます!
子どもが好きなことを楽しみながらも、「どうやって宿題を進めていこうか?」と自分で試行錯誤することこそが成長の機会です。
怒ってばかりいると、夏休みの宿題=イヤなものという印象が残り、ますます手をつけなくなります。
ですが、宿題をポジティブに子どもが捉えられれば「やってみよう」と行動できるようになります!
だからこそ、今からでも遅くありません。
「ちゃんとやりなさい」ではなく、子どもが「やってみようかな」と思える関わり方に変えることで、わが家の子どもは「1ページ」→「5ページ」と倍以上の量を自ら進めてやり切る事ができました。
子どもが自分で進めたことで、正直安心しましたし、きっとまた出来るはず!と思って、陰ながら見守る心の余裕をもつことができるようになりました!
ぜひ、試してみてくださいね!
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♡小冊子のご感想
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執筆者:浜山 いづみ
(発達科学コミュニケーションリサーチャー)
(発達科学コミュニケーションリサーチャー)