夏休み明けに「学校に行きたくない」と子どもに言われたら心配になるママはいませんか?1学期は学校に行けてたのに…どうして?なぜ?と悩んでしまいますよね。子どもの不登校に悩まれるママへ、子どもの本音が安心して聞ける親になるコツをお伝えします!
【目次】
1.子どもに「学校に行きたくない」と言われて心配になるママはいませんか?
2.なぜ、夏休み明けに不登校になりやすいの?
3.夏休みが明けるまでに、子どもの本音が聞けるママになる!親子会話のコツ
1.子どもに「学校に行きたくない」と言われて心配になるママはいませんか?
「1学期は学校に行ってたのに…夏休み明けから急に行きたくないって…」そんな子どもの様子に、戸惑いと不安を感じているママはいませんか?
そんな時は、子どもが本音を言えるようになる声かけで解決しましょう!

一見元気そうに見えるのに、休みが明けると途端に元気がなくなったり、朝になると「お腹が痛い」「今日は休みたい」と言い出したり。
「どうして?」「何があったの?」と理由を知りたくても、子どもははっきり答えてくれない事もありますよね。
親としては「1学期は行けてたのに…」という思いが強い分、よけいに焦ったり、どう対応したらいいか分からず悩んでしまうこともあると思います。
不登校になる理由がはっきり分からないと、「なんで?」「何があったの?」と戸惑ってしまうママも少なくありません。
我が家の子どもも、突然夏休み明けに「学校に行きたくない」と言われた時は、「えっ!?どうしたの⁉」と不安になり、対応に困りました。
ですが、子どもの本音を聞き逃さず、早めに対応することで夏休み明けのメンタル面を安定させる事ができました。
今回は、夏休み明けに不登校になる背景と、子どもが安心して本音を話せる「気持ちの切り替え方」についてお伝えしますね。
2.なぜ、夏休み明けに不登校になりやすいの?
夏休み明けに不登校になりやすい背景には、いくつかの要因があります。
◆ネガティブな記憶に偏りがち
学校に行きたくない気持ちを抱えている子どもの多くは、ネガティブな記憶に偏りがちです。
周りから見れば小さな問題であっても、問題を大きく捉えすぎてしまう思考の癖があります。
そのため、ネガティブな考えで頭の中が支配されてしまうのです。
その結果、「どうせできない…」「苦手…」「嫌われてる…」といったネガティブな感情が勝手に育っていくことが多いのです。

◆自分ひとりで悩みを抱えやすい
夏休み明けに不登校になりやすい子どもの中には、悩んでいる気持ちを誰かに相談する事なく、ひとりで抱え込みやすい特徴があります。
こういった悩みごとの多くは、友だちとの対人関係がうまくいってない・勉強についていけない・学校が「安心できる場所」ではない、など。
「こういうことが嫌だから行きたくない」と、不安な気持ちや感じている違和感をはっきり言葉にできるようになれば、たったそれだけで解決に導けることもできるのに…。
そもそも、気持ちを言葉にするのが苦手な子どもが多いので、どう言えば伝わるか分からなくて、結果「行きたくない」という一言で、精一杯のSOSを出しているのです。
このように感じてしまう背景には、こんなことを言ったら、親を心配させたり、迷惑をかけてしまうかもしれない、といった周りに対する過剰な配慮や繊細な気持ちが影響しています。
一人で悩みを抱え込みやすい子だからこそ、ママが今からできる事は、家を安心できる場所に整えることです!
子どもの本音を聞くスタンスを整えながら、子どもが「話してもいい」と思える親子関係を日頃から築きあげ、本音を話してスッキリしたという経験をさせるためのファーストステップを以下でお伝えしていきます。
3.夏休みが明けるまでに、子どもの本音が聞けるママになる!親子会話のコツ
夏休み中は、親子で過ごす時間が長いからこそ、子どもとの会話ができるチャンス!
この夏休みが明けるまでに、子どもの本音が聞けるママになりましょう!
以下に、親子会話のコツをまとめましたのでお伝えします。
◆①正論で返さず、まずは気持ちを受け止める
子どもが話してきた時には、しっかり気持ちを受け止めます。
例えば、「でも、それはあなたが悪いんじゃない?」「そんなことで?」と否定や正論を一度でも返してしまうと、子どもはそれ以上話そうとしなくなります。
だからこそ、まずは「そう感じたんだね」と、笑顔で子どもの気持ちを一旦受け止めてあげましょう。
そうすると、子どもの中では、ネガティブな気持ちに区切りをつけることができて、気持ちを切り替えられるのです!
我が子の場合も、否定や正論で返していた時には「もういいっ!」と話をしたくないの一点張りで突っぱねていました。
ですが、一旦、親が気持ちを受け止めるだけで、ヒートアップする感情を落ち着かせて、「実はさ…」とポツリポツリ本音を話してくれるように態度が変わり、親子の会話をその後も途絶える事なく続けることができたのです!

◆②話してくれたことは「信じてみる」こと
子どもが話してくれたことは、どんな内容であっても信じることが基本のスタンスです。
「本当に?」「考えすぎじゃない?」という言葉は、子どもの信頼を失う”きっかけ”になってしまいます。
「そう思ったんだね」「話してくれてありがとう」「あなたがそう感じたことが大事なんだよ」と、子どもの心をまるごと受け入れてみましょう。
この積み重ねが、夏休み明けに一人で悩みを抱えることなく、誰かに気持ちを伝えて、解決する力を伸ばすことができますよ!
夏休み明けに「行きたくない」と言うのは、子どもからのサインです。
そのサインに気づいたなら、子どもの対応へのベストチャンス!
親子で本音を話せる関係性があれば、子どもはまた一歩前に進むチャレンジができます!
登校させることに焦るよりも、「気持ちを話せる関係性」をつくることが、長い目でみて一番解決に近づけるのです!
夏休み中は、無理に学校の話をしなくても構いません。
まずは、「なんでも話していい」と感じられる関係を育てることを目標に、親子の会話を増やしていきましょう!
それが、夏休み明けの不登校予防にもつながりますよ。
夏休み明けの子どもの不登校にお悩みのママ!対応策をご紹介しています!
▼ご登録はこちらから
▼無料小冊子プレゼント▼
育てにくい子が3ヶ月で変わる!
子どもの脳を伸ばす
ママの声かけ100選
子どもの脳を伸ばす
ママの声かけ100選
↓↓↓
執筆者:浜山 いづみ
(発達科学コミュニケーションリサーチャー)
(発達科学コミュニケーションリサーチャー)