なぜなぜ期が遅れてやってきた!発達障害の子との質問期の関り方

 

言葉がゆっくりな発達障害の子に遅れてやってきたなぜなぜ期!毎日質問攻めでついイライラ…そんなママはいませんか?実はその「質問」は、脳の発達が進んできたサインなんです。この記事では、しんどい質問期を“伝える力”に変える関わり方をご紹介します。
 

【目次】

1.なぜなぜ期「なんで?」「どうして?」が止まらない…質問攻めに疲れていました
2.なぜなぜ期はどうして遅れてくるの?
3.なぜなぜ期を成長のチャンスに変える3つの関わり方

 
 

1.なぜなぜ期「なんで?」「どうして?」が止まらない…質問攻めに疲れていました

 
 
言葉がゆっくりな発達障害・自閉症のわが子が小学3年生のとき、「なんで?」「どうして?」を連発するようになりました。
 
 
わが子は、3歳をすぎても言葉がほとんど出ず、「なぜなぜ期はきっとこないかも」と思っていました。
 
 
小学3年生になって遅れてやってくるとは思いもしませんでした。
 
 
「なんでこの地名は○○なの?」「どうして電車は遅延するの?」そんな質問がどんどん出てくるようになったんです。
 
 
「やっと言葉が増えてきた!」と嬉しい反面、その質問の内容があまりにも高度で、
え、なんでだろう?考えたことなかった…と「答えられない…!」と焦る気持ちもありました。
 
 
ネットで調べても難しい言葉が並んでいたり、「これは嚙み砕いて説明できない…」とモヤモヤすることもありました。
 
 
 
 
わが子の成長を喜びたいのに、上手く答えられない自分にガッカリしてしまうなんてことも。
 
 
そして毎日数えきれないほどのなんで攻撃に段々クタクタに…。
 
 
特に、朝の急いでいる支度中や疲れている夜に質問が始まると「その話、あとでもいい?」と後回しにしたり、「今はムリ!」とつい強い口調で返してしまうこともありました。
 
 
ママだって、日々のタスクに追われて忙しいし疲れています。
 
 
そんな時に、「なんで?」とすぐ答えられないような質問をされたら正直イライラしますよね。
 
 
このように、子どもからのなぜなぜ期に疲弊していた私でしたが、向き合うポイントを掴むだけで関り方が楽になりました。
 
 
この記事ではその方法をお伝えします。
 
 
 
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2.なぜなぜ期はどうして遅れてくるの?

 
 
実は、この「なんで?」「どうして?」の連発は、脳がぐんと発達してきたサインだったのです。
 
 
特に発達障害・自閉症のある子は、前頭前野の発達がゆっくりな分、「なぜ?」と因果関係を考える力も、少し遅れて育ちます。
 
 
つまり、なぜなぜ期が遅れてくるのは当たり前だったのです。
 
 
やっぱり発達が遅れているから遅いんだ…と落ち込まなくて大丈夫です。
 
 
なぜならこの時期は、
 
 
・聞いたことを覚えておく“記憶力”
 
・考えをまとめて伝える“言語力”
 
・相手に伝えたいという“社会性”
 
 
一気に伸びてくるタイミングでもあるから。
 
 
質問は、脳を総動員して行う高度なスキルだったのです!
 
 
 
 
ママがしんどく感じるくらいに出てくるのは、実はそれだけわが子の脳が成長してきた証なんですね。
 
 
答えなきゃと必死だった私は、これは興味の幅を広げるチャンス!と捉え直し、苦手なものはツールに頼ることをしました。
 
 
目指すのは、子どもが自分で調べられるようになること。
 
 
ママが一緒にやってみれば、子どもも自分で調べることができるようになります!
 
 
次項では、今日からできる私が実践した、なぜなぜ期にわが子の成長を加速させる関り方をご紹介しますね!
 
 

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3.なぜなぜ期を成長のチャンスに変える3つの関わり方

 
 
「高度な質問攻めがツラい…」そんな時に試してみてほしい、3つの関わり方はこちらです。
 
 

◆① 一緒に考えてみる

 
 
実は質問に正確に答えられなくても大丈夫なんです!
 
 
何でも答えられるママはカッコイイですが、ママだって知らないことがあるんだよということも知ってもらいたいですよね。
 
 
そんな時は、正直に「ママも分からないなぁ」
 
 
「なんでだろうね?」と伝えることも大事です。
 
 
「ママはこう思うけど、○○君はどう思った?」と言って、一緒に考えてみる機会にしてください。
 
 
この対話が、子どもの思考力を伸ばしていきます
 
 

◆② ネット・AIを活用する

 
 
分からないことは「一緒に調べてみよう!」一緒に調べる姿勢を見せると、こうやって調べていけばいいんだと学んでいきます。
 
 
一緒に取り組むことで、調べる→学ぶ→伝えるという流れが自然とできてきます。
 
 
最近は、ChatGPTなどのAIを活用するのもオススメです。
 
 
AIに 「5歳にわかるように説明して」と聞けば、その子の年齢に合った説明をしてくれますよ。
 
 
 
 

◆③「教えてくれる?」と頼んでみる

 
 
子どもが覚えたことを誰かに教えることで、自分の言葉でまとめる力が育っていきます。
 
 
答えられなくてもOK、プレッシャーにならない程度で 「ママにも教えてくれる?」と声をかけてみてくださいね。
 
 
繰り返すことで定着していきます。
 
 
この3つの関わりを意識するだけで、「なんで期」はただの質問攻めではなく、 言葉の力を育てるチャンスに変わっていきます。
 
 
息子は、なんで?と思ったことをしつこく聞くことは収まり、自分で調べるようになりました。
 
 
正しい答えを用意するよりも、「一緒に考える時間」を取ることの方が大切ですよね。
 
 
子どもの「なんで?」は、成長したいサインです。
 
 
しんどい時期かもしれませんが、この質問期を通して、伝える力・考える力・自信がぐんと育ちます。
 
 
「分からないけど、一緒に考えようね」という関わりが、わが子の心を安心させ、未来を広げていく第一歩になりますよ!
 
 
 
 
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執筆者:みやび 楓
(発達科学コミュニケーショントレーナー)
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