声に出すのを嫌がる繊細な子の音読嫌いを解消する意外な秘訣

 

絵本は好きなのに、声に出して読むのを嫌がる繊細な子はいませんか?音読を嫌がるのにも、繊細な子ならではのきちんとした理由があるんです。無理なく音読に挑戦できるようになる意外で簡単な工夫をご紹介します。
 

【目次】

1.絵本は好きでも声に出せない繊細な子の悩み
2.繊細な子が音読を嫌がる心理的な理由
3.繊細な子が声に出して読めるようになる工夫

 
 

1.絵本は好きでも声に出せない繊細な子の悩み

 
 
「絵本読んでみる?」と声をかけても、「やだ」「ママが読んで」と断固拒否する・・・
 
 
そんな姿に、「小学生になったら音読の宿題があるのに大丈夫かな」と心配になるママは少なくないのではないでしょうか?
 
 
わが家の息子の場合もまさにそうでした。
 
 
私が読む絵本を楽しそうに聞いてはいるのですが、いざ「自分で読んでみよう」と促すと、表情が固まり「読まない!」と断固拒否
 
 
何度チャレンジしてもすぐにイヤイヤされてしまい、「やっぱり無理なのかな」と落ち込むこともありました。
 
 
 
 
「読む力がないのかな?」「国語が苦手になってしまうのでは・・・」と不安になる日々。
 
 
「やらせなきゃ」と焦りつつ、子どもの反応に戸惑うこともありました。
 
 
そんな息子の様子から見えてきたのは、単純に「読むのが嫌い」というわけではなく、繊細な子ならではの理由があることがわかりました。
 
 
 
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2.繊細な子が音読を嫌がる心理的な理由

 
 
繊細な子が声に出して読むのを嫌がる理由のひとつは、完璧主義です。
 
 
繊細な子は「失敗したくない」という気持ちがとても強い子が多いです。
 
 
「間違えたらどうしよう」「うまく読めなかったら恥ずかしい」という不安が先に立ち、「読む」ことそのものを避けてしまうのです。
 
 
さらに、繊細な子は他人の目を気にする気持ちが強い傾向があります。
 
 
「うまく読めなかったらママに失望されるかも」「みんなに変だと思われるかも」と考えて、声に出す前から緊張や不安を感じてしまうんです。
 
 
声に出して読む音読は、間違えたらみんなに聞かれる・・・そんな状況が、繊細な子にとっては心理的ハードルを高くしています
 
 
 
 
しかも、子どもの脳は感情をコントロールする力が未熟なため、緊張や不安をうまく押さえられず、「読まない」という行動になりやすいのです。
 
 
大人から見れば「ちょっと読むだけ」「練習だと思えばいい」と思うかもしれません。
 
 
けれど、繊細な子にとっては大きなハードルなのです。心の安全が守られていないと「挑戦すること」すら難しいのです。
 
 
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3.繊細な子が声に出して読めるようになる工夫

 
 
嫌がる子に無理やりやらせようとするのは逆効果です。
 
 
そこで私が気づいたのは、「絵本にこだわらなくてもいい」ということでした。
 
 
大事なのは「声に出す」経験そのもの
 
 
絵本や学習の文章に限定せず、子どもが自然に声を出したくなる工夫をしてあげるのです。
 
 
わが家で活用したのは、息子が夢中になっていたゲームでした。
 
 
ゲームのセリフや説明を私が全て読んでいたのですが、「ママはこの子のセリフを読むから、こっちの子のセリフを読んでくれる?」と誘ってみました。
 
 
すると、今まで「ママが全部読んで!」と言っていた息子が、たどたどしくも声を出して読んでくれるようになったのです。
 
 
初めは途中で面倒になってやめてしまったり、「やっぱり1行ずつにして」と言われたり、ママに読んでもらおうと戻ることもありました。
 
 
間違いはあまり指摘せず、読めないところをそっと補ってあげたりしながら続けていると、少しずつスムーズに読めるようになっていきました。
 
 
「読めた!」の成功体験を積み重ねるうちに、絵本でも声に出せるようになりました。
 
 
ポイントは、「いいね」「上手に読めたね」とこまめに褒めることです。
 
 
 
 
繊細な子は、「できた!」という安心感が自信につながります。
 
 
はじめは短いセリフだけでも十分です。
 
 
「できた!」という小さな成功体験を積み重ねていくうちに、少しずつ自分から声に出して読めるようになっていきますよ。
 
 
 
 
 
 
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執筆者:くぼ あかり
(発達科学コミュニケーショントレーナー)
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