発達障害・グレーゾーンの子どもが、本人も楽しみにしていたおでかけのはずなのに、いきなり「行かない!」とかたくなに拒否することありませんか?とっても困りますよね。今日は、そんなときの対応法をお話しします。 |
【目次】
1.発達障害・グレーゾーンの子ども いきなりおでかけ拒否の理由
発達障害・グレーゾーンの子どもをお持ちのお母さん!
お出かけしようと『よーし!行くぞ〜!』と家族みんなが行く気マンマンなとき、いきなり『僕、行きたくな〜〜い!』というお子さんいませんか?
はい!我が子です(笑)本人も楽しみにしていたはずなのに、いきなり『行かない宣言!』これ、困りませんか!?
私はたくさんのお母さんの話やたくさんの研究から、こんなことが言えるのではないかと思っています。
インドア派、家にいるのが落ち着くタイプのお子さんは、何か行動を起こすのが 億劫なんです。そういう脳の反応なんです。決して怠けてるわけではないんです。
『どうして?!さっきまで、楽しみだったでしょ?』と言いたくなる気持ち、と〜〜っても分かります!
でも、それを言っても解決策にはなりません。
特に、運動することより、言語・話をする分野が得意なお子さんなら、こういったことがありうるんです。いわゆる、「口達者」といわれるお子さんです。
原因を知るのもいいのですが、大事なのは対応策です。対応策を知ることで、お母さんと子どもが楽に過ごせますよ!
2.行動を起こすことが億劫になってしまう発達障害・グレーゾーンの子どもへの対応
言語・話をするのが得意なお子さんは、記憶力がいいのです。しかし、外での楽しいことなどを、イメージするのが苦手です。
このタイプのお子さんは、「お出かけしたら楽しいよ。」と誘っても、なかなかうまく行きません。では、どうすればいいのでしょうか?
オススメは、得意なことに注目してアプローチしていくこと!それはズバリ記憶力です!
過去がんばったことなどを記憶から引っ張り出してきて、伝えてあげるのです。
・子「やっぱり、公園行きたくない!だって、いっぱい人がいて遊べないもん」
・母「そっか、でもこの前は、知らない遊びを覚えて遊んでいる〇〇(お子さんの名前)はとってもたのしそうだったよ!」
と、子どもに響きそうなキーワードを入れてみます!この場合は、『知らなかった遊びを、知ることができた!』という点です。
そうすると、脳が反応して『知らないこと、もっと知りたいな…』となってくるのです。
会話の中で発達科学コミュニケーションのテクニックを使うと、子どもの気持ちが動いたり、行動を起こすのが億劫だったハードルを下げることができるのです。ぜひ、お試しくださいね♪
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執筆者:今村裕香
(発達科学コミュニケーションリサーチャー)
(発達科学コミュニケーションリサーチャー)