1日15分!今話題の「あの時間」を減らして自分時間を作りましょう。
発達科学コミュニケーションリサーチャーの渡辺みゆきです。
1日15分!発達障害・アスペルガータイプのお母さん、○○を減らして自分時間を作りましょう
レッスンスクリプト
「夫も子どももだらしなくて、私がいちいち動かないといけなくてイライラするんですー!」というお母さん!多いですよね。
郵便物をチェックしたり ゴミを分別したり、
夫や子どもが世話をするはずだったペットや植物の世話を、お母さんがしたり、
夫や子どもが脱ぎ散らかした服を洗濯カゴに入れたり、
裏返しの服やまるまった靴下を整えたり、
トイレの床に転がってるトイレットペーパーの芯をゴミ箱に捨てたり、
夫や子どもの紛失物を、お母さんが探したり、
夫の会社に提出する書類を妻が書いたり、
挙げるとキリがありませんよね。
家事といえば、「炊事・掃除・洗濯」といったものが挙がりますが、実はそれ以外の家事が大部分を占めています。
それが、今話題の「名もなき家事」です。ただでさえ子育てで忙しいお母さんは、膨大な「名もなき家事」に追われてヘトヘト。
発達障害・アスペルガータイプのお母さんの場合だと、完璧主義だったり「いいお母さんにならなきゃ!」と頑張りすぎることがあります。
そこで「名もなき家事」をたくさん抱え込みながらも、きちんとこなせない状況に「私はダメなお母さんだ」と自分を追い詰める。
そして、メンタルに支障をきたす…。という状況に陥りやすいのです。
さらに、発達障害・グレーゾーンの人は、外出先での活動や人付き合いで脳をフル回転させています。
家で過ごすときは休息の時間も必要ですし、自分1人で過ごせるスペースも確保したいところです。
そこで、ご家庭での「名もなき家事」をぜひ見直してほしいと思います。
まずやっていただきたいのが、お父さんと子どもの好ましい行動に注目して、褒めたり感謝したりすることです。
お父さんや子どもが家事を手伝ってくれたときは、感謝の気持ちを伝えましょう。もし、仕上がりがイマイチでも、そこはスルーします。
それと同時進行で、お母さんが抱えている「名もなき家事」を思いつく限り挙げます。そして、これだけの家事があって、それをほとんどお母さんがやっているという状況を、おうちの人に理解してもらいましょう。
さらに「名もなき家事」の中で、おうちの人でもできることを挙げてもらって、やってもらうようにします。
例えば自分が使ったもの、自分が着ていた服は、自分で後片付けをする。これだけでお母さんの負担が減りますし、おうちの方のライフスキルも上がります。
それでも、丸まった靴下が洗濯機に放り込まれてたときは、丸まったまま洗ってもいいです。
脱ぎっぱなしの服などが床に放置されていたときは、大きめの「なんでもBOX」を用意して、そこに放り込みます。
子どもの学用品は、別の箱にしてもいいでしょう。
おうちの方が紛失物を探すときに「ねぇ、お母さ〜ん!アレどこ〜?」と聞かれたら、「なんでもBOXを確認してね」で終了です。
もう1つ、お母さんだけの時間を作るには「15分間散歩する」のがオススメです。家にいると、いつでもどこでも家族に呼び止められてしまいます。それだけでもストレスになりますよね。
家にいるのがちょっとしんどいなと思ったら、15分間だけ家を出て散歩してみてください。外の空気を吸うこと、体を動かすことでストレスも軽くなりますよ。
お母さんにかかっている負担をできる限り軽くして、自分自身を労って回復させてあげる時間を確保してくださいね。
講師:渡辺みゆき
(発達科学コミュニケーションリサーチャー)
(発達科学コミュニケーションリサーチャー)