不安が強くて動けない子に「何と声をかければいいのか」と悩んでいませんか。実は、声かけの前に整えるべき視点があります。高学年の娘の登校しぶりを経験した私の視点と、脳発達科学の考え方を基に子どもの脳が動きやすくなる“最初の整理”をお伝えします。
【目次】
1.登校しぶりのある子に「何かさせたほうがいい」と思う気持ち
2.声かけが効かない理由は、脳が「整理できていない」から
3.不安が強い子どもと、私が立ち止まった経験
4.ママが今日からできる、たった一つの関わり
1.登校しぶりのある子に「何かさせたほうがいい」と思う気持ち
登校しぶりが続いていると、 無理に学校へ行かせることはできないけれど 「このままずっと家にいていいのかな」 そんな不安がよぎることはありませんか。
外の空気を吸えば気分転換になるかもしれない。体を動かせば、少し前向きになれるかもしれない。
私たち大人も、外に出て気持ちが切り替わった経験があります。
だからこそ、 「少し外に出てみない?」 「何かできることをさせたほうがいいのでは」と考えるのは、とても自然な親心です。
登校しぶりも、不安が強くて動けなくなっている状態が、朝の場面に表れている一つのサインかもしれません。
その「何かさせたい」という思いは、今の子どもにとって本当に安心につながる関わりかどうかは、一度立ち止まって考えてみたいところです。
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2.声かけが効かない理由は、脳が「整理できていない」から
不安が強い子どもに対して、「落ち着いて」 「大丈夫だよ」 と声をかけても動けないことがあります。
それは、言葉が足りないからではありません。 脳の中が整理できていない状態だからです。
・選択肢が多い
・先の見通しが立たない
・失敗のイメージが消えない
こうした情報が同時に立ち上がると、脳は行動よりも“停止”を選びます。

だからこの段階で必要なのは、 正しい声かけでも気合でもなく、 整理です。
・情報量を減らす
・選択肢を絞る
「今は止まってもいい」と感じられる空気をつくる、声をかける前に脳が動ける状態かどうかを見る。
それが最初の視点になります。
3.不安が強い子どもと、私が立ち止まった経験
わが家でも娘が高学年の頃、 外に出たがらない時期がありました。
「このままでいいのだろうか」と不安になり外に連れ出そうとすると、返事はいつもNO。
それでもしばらく様子を見ていると、少しずつ表情が落ち着き、好きなことの話をする余裕が戻ってきました。
そんなとき、娘が興味を示していた新作アニメ映画の話をしてみました。「○○、観に行かない?」少し考えてから「それなら観たい」と答えたのです。

無理に動かしたのではありません。 動ける状態になったときに、選べる行動をそっと置いた。それだけでした。
帰りに、そのアニメのジグソーパズルを買い一緒に作り始めました。途中で手が止まっても、 続けさせることはしませんでした。
完成したのは、2年後。
今もベッドの横にかけられているその1000ピースのパズルを見ると、 当時の時間を思い出します。
止まっているように感じたあの時間も、実は前に進む力を育てていた時間だったのだと思います。
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4.ママが今日からできる、たった一つの関わり
今回、私が選んだ関わりは一つだけでした。
それは「今、動かそうとするのをやめること」です。具体的には、こんなことをやめました。
・何かさせようと考え続けること
・前向きになってほしくて声をかけ続けること
・「外に出たほうがいいかも」と提案すること
その代わりに選んだのは 動ける状態が戻るまで待つことでした。
ここで大切なのは、 「何もしないで放っておく」ことではありません。
私が意識して守ったのは、この3つです。
・やらなくても責められない
・途中でやめても大丈夫
・また戻ってきてもいい
この条件を保ったまま、 行動を足さずに待つ。それだけです。

すると、不安が少し下がったタイミングで、 子どものほうから 「やってみようかな」というサインが出てきます。
わが家では、それが 映画への興味だったり、 再びパズルに手を伸ばす姿でした。
ゆっくりでも、 それは止まっている時間ではありません。 行動に向かう準備が、確実に進んでいる時間です。
だから、ママが今日できることは一つだけ。
「今は動かさなくていい、と決めること。」
それが、不安が強い子の脳を、次の一歩へつなげる方法です。
今は動かなくていい。 そう決めることも、子どもの成長を支える立派な関わりです。
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執筆者:瑞上 ようこ
(発達科学コミュニケーショントレーナー)
(発達科学コミュニケーショントレーナー)



