子どもがなんで泣いているのか分からない。理由が分からないから何もしてあげられなくてもどかしい。そんな気持ちになることはありませんか。発達障害の子どもが心を開かないときのお母さんの関わり方を紹介します。
【目次】
1.帰宅した子どもが急に泣き出すと、学校で何かあったのかと心配になりませんか?
2.子どもが理由を話してくれないのは脳が原因
3.子どもの心の変化をサポートするお母さんの関わり方
1.帰宅した子どもが急に泣き出すと、学校で何かあったのかと心配になりませんか?
学校はたくさんの学びの場である一方で、とってもストレスを感じる場所でもあります。
笑顔で「行ってきます!」と出発して、笑顔で「ただいま!」と帰ってくると親もほっとした気持ちになりますよね。
反対に笑顔で出ていった子どもが、落ち込んだ様子で帰ってくるととっても心配です。
特にネガティブな体験を記憶しやすいという特性のある発達障害の子にとって、些細なことで落ち込んでしまい、帰宅後泣き出すということもめずらしくありません。

実は私も笑顔で登校した息子が、帰宅後シクシク泣き出してどうしていいのか分からないことがありました。
最初は心配しているものの、泣き続ける息子にイライラ。
ついには、「泣いていたら分からないよ!何があったの?」と叱りつけてしまっていました。
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2.子どもが理由を話してくれないのは脳が原因
私がイライラした理由は2つです。
1つはなぜ泣いているのか分からないから。
・理由を聞き出そうと、先生が嫌だったの?
・お友達が嫌だったの?
・何か言われた?
・何があったの?
など、どう尋ねても答えてくれません。

なぜ子どもは気持ちを話してくれないのでしょうか?
それは自分の気持ちを上手く言葉にできないからです。
大人でも自分の気持ちをはっきりと理解し、言葉にして伝えるのはとても難しいこと。
特に、感情の脳が動いている状態(不安・恐怖・悲しみ)では、考える脳(言語を司る脳)が動きにくいのです。
発達障害の子どもの場合、ネガティブな感情にとらわれやすく、感情の脳が暴走していることが多くあります。
そして2つ目はどうにかしてあげたいと思うから。
自分の子どもが困っている、どうにかしてあげたい、これは親として当然の感情です。
今度はお母さんの感情の脳が動き、考える脳がいつもより動きにくくなっています。
そしてどうにかしたいのに理由が分からないと不安を募らせていくことになるのです。
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3、子どもの心の変化をサポートするお母さんの関わり
子どもにいろいろ聞きたい気持ちは分かります。でも今子どもは感情の脳が動いている状態。言葉にすることはできません。
そこでお母さんができることは、聞きたい気持ちはいったん保留して、子どもを観察することです。
泣いていたら分からないよ!とつい言葉から理由を発見しようと思いがちですが、子どもを観察すると少なからず分かることがあります。
「悲しいことがあったのかな」
「泣きたい気分なんだな」
「怪我はしてないようだね」
「上手く言葉にできないのかな」
それをそっと言葉に出してみましょう。
子どもはお母さんが受け入れてくれていると安心を感じることにつながります。すると、感情の脳も落ち着き、自分の気持ちを言葉にする余裕が生まれます。
そして大切なのは、子どもが発した言葉をジャッジせず、理解しようと努めることです。
問題解決はあとまわしでいいんです。大人だってただ愚痴をいいたいときに、それはあなたも悪いよね、〇〇してみたらどう?とアドバイスされると、分かってないなと感じることはありませんか?
特に発達障害の子の場合、本人が悲しく感じた出来事に特性が関わっていることがあります。
その出来事の裏側にある「こだわり」や「コミュニケーションの難しさ」などの特性を理解するように努めると、子どもは自然と自分の現実を見つめ、立ち向かう準備ができるのです。
私自身子どもに質問することをやめ、子どもの様子を観察するようにしたところ、子どもがつぶやいた一言から、学校で同じことを何度も繰り返して言い、「何回同じことを言うんだ!」と怒られたことが原因だと発見することができました。
息子は特性上、気になることはずっと繰り返して言い続けます。特性を理解している人であっても、つい怒ってしまうこともあるでしょう。
「そうか、同じことを何度も言って怒られたんだね。びっくりしたね。その人は嫌だったのかもしれないね。」とだけ伝えました。
大人でも愚痴を言ったあと、相手が何もしなくても、自分で切り替えられることってありますよね。
実際私が、子どもの気持ちを代弁したことで、いまでは自分で気持ちを切り替え、笑顔で学校に行けるようになっています。

お母さんが何とかしてあげなきゃという気持ちを手放し、子ども自身が自分で気持ちを切り替えられるようになるという視点をもつと、お母さんの対応も変わってきます。
ネガティブな感情を記憶しやすい発達障害のお子さんは、何度も頭の中でネガティブな記憶を繰り返してしまうので、ぜひお母さんが早いうちに消化させてあげてくださいね。
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執筆者:山本じゅん子
(発達科学コミュニケーションリサーチャー)
(発達科学コミュニケーションリサーチャー)



