不登校で自信をなくした発達障害グレーゾーンASD傾向の繊細な思春期の子どもに、「好きなこと」を活かして自信や考える力を育てる方法をご紹介します。わが家では、好きな料理をすることで娘が自分から行動できるようになりました。
【目次】
1. なぜ不登校で自信を失った発達障害グレーゾーンASD傾向の思春期の子どもに「好きなこと」が必要なの?
2. なぜ思春期の「今」こそ、「好き」を活かすの?
3. 優等生だった発達障害グレーゾーンASD傾向の娘が不登校になり、「好き」を力に変えた私の体験
4. 子どもの「好き」を自信と行動につなげる関わり方
5. 「好き」を大切にしたら、発達障害グレーゾーンASD傾向の娘が自分で考えて動き始めた
1. なぜ不登校で自信を失った発達障害グレーゾーンASD傾向の思春期の子どもに「好きなこと」が必要なの?
「不登校になってから、自信をなくしてしまった」
「何をやってもやる気が続かない」
そんなお子さんの姿を見て、
「どうしたら自信を取り戻してあげられるんだろう?」
と悩んでいませんか?
特に、発達障害グレーゾーンの自閉スペクトラム症(ASD)傾向があり、繊細で完璧主義な子どもは、苦手なことや失敗に意識が向きやすく、「できない」という経験が続くことで自信を失ってしまうことがあります。

そんなときに大切なのが、できないことを無理に頑張らせることではなく、子どもの「好き」、「やってみたい」という気持ちを活かすことです。
「好き」という気持ちは、子どもが自分から興味を持ち、行動するきっかけになります。
そして、「やってみよう」、「できた!」、「もっとやってみたい!」
という経験を重ねることで、自分にもできるという感覚が育っていきます。
さらに、好きなことに取り組む中には、考える、選ぶ、工夫する、計画するなど、さまざまな脳を使う経験が含まれています。
だからこそ、子どもの自信を取り戻すためには、苦手なことだけを見るのではなく、その子が「好き」と感じることを成長の入り口にすることが大切なのです。
「早くして!」「ちゃんとして!」の代わりに
今日からそのまま使える
肯定の言葉を集めました
↓↓↓
▼無料ダウンロードはこちら▼
https://www.agentmail.jp/lp/r/14667/127057/
2.なぜ思春期の「今」こそ、「好き」を活かすの?
思春期になると、子どもは親から少しずつ自立し、自分で考えて選択する機会が増えていきます。
その一方で、学校生活や友人関係、将来への不安など、子ども自身が考えたり判断したりする場面も増えていきます。
特に発達障害グレーゾーンのASD傾向や繊細さがある子どもは、周囲の変化や人間関係などに負担を感じやすく、頑張り続けた結果、自信を失ってしまうことがあります。
だからこそ、思春期の今、子どもが「自分で選ぶ」、「自分で考える」、「自分でやってみる」という経験を増やしていくことが大切です。
小さい頃なら親が決めてあげられたことも、思春期には少しずつ本人に任せていく必要があります。
そのときの入り口として使いやすいのが、子ども自身の「好き」です。
「何がしたい?」、「どっちがいい?」、「やってみる?」
と、子どもが選べる場面をつくる。

思春期だからこそ、「好き」を入り口にして自分で考え、選び、行動する経験を増やすことが、これからの自立にもつながっていくのです。
3.優等生だった発達障害グレーゾーンASD傾向の娘が不登校になり、「好き」を力に変えた私の体験
ここで、私がなぜ「好き」を活かすことをお伝えしているのか、わが家の体験をお話しします。
私には、この春社会人になった発達障害グレーゾーンASD傾向の娘がいます。
娘は小さい頃から明るく活発で、空気を読むことが得意な子でした。
先生によく褒められ、スポーツも勉強も頑張る優等生。
中学受験にも合格し、希望していた学校へ進学しました。
私は、「この子なら大丈夫」、「将来もきっと困らない」と思っていました。
ところが、中学2年生の終わり頃、
「学校に嫌な友達がいる」
と話すようになり、少しずつ登校を渋るようになりました。
高校1年生での学校行事の英語キャンプをきっかけに不登校になり、通信制高校へ転校。
その後アルバイトを始めても、頑張りすぎて人間関係に疲れ、辞めてしまいました。
娘がどんどん自信をなくしていく姿を見て、
「どうしてあげたらいいんだろう」
と、私は悩みました。

そんなときに出会ったのが、発達科学コミュニケーション(発コミュ)でした。
発コミュを学ぶ中で、私は娘の繊細さやASD傾向、頑張りすぎてしまうところに目を向けるようになりました。
また、発コミュで、好きなことをしている時に子どもの脳は伸びる、ということも学びました。
そして、娘を変えようとするのではなく、娘の中にある「好き」を活かしてみようと思ったのです。
娘が好きだったのが、料理でした。
そこで私は、料理を通して娘の「できた!」を増やし、自分から考えて行動する経験につなげていったのです。
では、実際に私は娘の「好き」をどのように活かしたのでしょうか?
4. 子どもの「好き」を自信と行動につなげる関わり方
では、ここからは、お子さんの「好き」を自信や行動につなげるために、今日からできる関わり方をお伝えします。
①子どもの興味のあることを見つける
最初に、 「この子は何をしているときが楽しそう?」 と、観察してみてください。
料理、絵、ゲーム、音楽、スポーツ、動物、電車、動画など、何でも構いません。
「そんなことが好きなの?」 と思うようなことでも大丈夫です。
大切なのは、親が「役に立つかどうか」で決めるのではなく、子どもが興味を持っていることを入り口にすることです。
②子ども自身が「選ぶ」場面をつくる
好きなことが見つかったら、親が全部決めてしまうのではなく、子ども自身が選べる場面をつくります。
例えば、 「どっちがいい?」、「どうしたい?」、「どれからやってみる?」と聞いてみます。
小さなことでも、自分で選ぶ経験が、 自分で決める →自分でやってみる という行動につながっていきます。

③結果ではなく過程を認める
ここが、とても大切なポイントです。
「すごいね!」 と結果だけを褒めるのではなく、 「自分で考えたんだね」、「工夫したんだね」、「自分で選んだんだね」、「やってみたね」、「最後までやってみたね」と、子どもが実際にした行動を具体的に伝えます。
たとえ完成したものが思い通りにならなかったとしても、「やってみたね」、「どうしたらいいか考えてたね」 と、過程を認めることができます。
すると子どもは、「できたから認めてもらえた」だけではなく、 考えたり、やってみたりしたことも見てもらえている」と感じやすくなります。
④「小さなできた」を積み重ねる
自信がついたら行動できる、というより、 小さく行動する →できた →認めてもらえた →自信になる →また行動するという循環をつくっていくことが大切です。
だから、最初から大きなことを目標にしなくても大丈夫。
「自分で選んだ」、「自分で調べた」、「やってみた」、「工夫した」という小さな経験を一つずつ増やしていきます。
その積み重ねが、 自分で考える →自分で選ぶ →やってみる →できる →自信になる →またやってみるという力につながっていきます。
子どもの「好き」は、ただ楽しむためだけのものではありません。
「好き」 →「やってみたい」 →「自分で考える」 →「できた」 →「自信になる」 →「またやってみる」という経験をつくる入り口になります。
発達障害グレーゾーンASD傾向のある子どもについて、「もう思春期だから遅い」、「不登校になったから、もう無理」と決めつける必要はありません。
まずは今日、お子さんが夢中になっていることを一つ見つけてみてください。
そして、その中で子どもが 考えたこと、選んだこと、工夫したこと、やってみたことを見つけて、言葉にして伝えてみましょう。
小さな「やってみた」の積み重ねが、子どもの自信と、次の行動につながっていきます。
5.「好き」を大切にしたら、発達障害グレーゾーンASD傾向の娘が自分で考えて動き始めた
ちょうどその頃、発達障害グレーゾーンASD傾向のある娘は食事や料理に興味を持ち、料理動画を見ることが好きになっていました。
そこで私は、
「家族の夕食を作ってみない?」
と提案しました。
娘は少し考えて、
「やってみる」
と引き受けてくれました。
最初はレシピを見ながら、一品ずつ慎重に料理していました。
ところが毎日のように続けるうちに、
「今日は何を作ろう?」、「この材料を先に使おう」、「これを作っている間に、こっちを準備しよう」
と、自分で考えて動くようになったのです。
さらに、 買い物をする 、冷蔵庫の食材を確認する 、特売品を見ながら献立を考える 、お肉を小分けにして冷凍する 、家計簿をつける など、料理だけでなく、「考えて行動する」場面が増えていきました。

以前はレシピ通りに作ることにこだわっていた娘が、 「これで代用できるかな?」 と、自分で考えてアレンジすることも増えていきました。
私が意識したのは、料理の完成度を評価することではありません。
娘が、「やってみたこと」、「自分で考えたこと」、「工夫したこと」を見つけて認めることでした。
それに加えて、「今日も作ってくれてありがとう」、「すごく助かったよ」、「今日もおいしいね」と、感謝を言葉にして伝えました。
すると娘の中に、 やってみた → できた→喜んでもらえた →自分にもできる →またやってみる という経験が少しずつ積み重なっていきました。
その結果、料理をするだけではなく、「次はどうしよう?」、「これを使ったらどうかな?」、「こうしたらもっとやりやすいかも」と、自分で考えたり、調べたり、工夫したりすることが増えていったのです。
振り返ってみると、私は娘を無理に変えたわけではありません。
娘がもともと持っていた「料理が好き」という気持ちを大切にしたことで、 好きだからやってみる →やってみたらできた →認めてもらえた →自信になる →またやってみる という経験が生まれました。
そして、その小さな経験の積み重ねが、考えることや行動することにつながっていったのだと思います。
「好き」は、ただ楽しむだけのものではありません。
子どもが自分から動き出し、考え、工夫するための入り口にもなるのだと、娘の姿から感じました。
子どもの「好き」は、まだ見えていない力を引き出す入り口になるかもしれません。
発達障害グレーゾーンASD症状の繊細でこだわりが強い思春期女子の対応に困っているママ!対応策をご紹介しています!
▼ご登録はこちらから
「できない」「無理!」が増えた子に、
もっと頑張らせる前に知ってほしいこと
もっと頑張らせる前に知ってほしいこと
↓↓↓
▼無料ダウンロードはこちらから▼
https://www.agentmail.jp/lp/r/17548/195697/
執筆者:佐藤 絢子
(発達科学コミュニケーションアンバサダー)
(発達科学コミュニケーションアンバサダー)




