新事実発見!発達障害に超オススメの習い事はあのオリンピック競技だった!

苦手なことが多く自信を失いやすい発達障害の子どもたち。実は習い事を上手に活用すれば、子どもの自己肯定感を高めたり、発達を促すことができるんです!今回は意外と知られていないけれど実はオススメ!なゴルフについて紹介します。
 

【目次】

1.発達障害の子どもの習い事選びで悩んでいませんか?
2.オススメはゴルフ!そのワケは?
◆立ち止まって考える力が身につく
◆注意力を高め、不器用を改善する
◆マナーが身につく
3.習い事を始めるときの注意点
◆子どもの「楽しい!」を第一に
◆必ず体験レッスンに行く
4.現役ママ・アスリート、小林可奈子選手の講演会を開催します!

 

1.発達障害の子どもの習い事選びで悩んでいませんか?

 
 
様々な特性を持ち、苦手なことが多い発達障害の子どもたち。
 
 
「発達障害の子どもに効果的な習い事は何だろう?」と思っていろいろ調べているけれど、どれがいいのか分からない…こんな風に悩んでいるお母さんはいませんか?
 
 
子どもに合った習い事を選んであげることは、
 
 
・苦手なことではなく、得意なことをとことんやらせてあげられる
・学校以外で自分を認めてもらえる場所を作ることで、自信をつけてあげられる
 
 
など子どもの発達に大きなメリットがあります。つまり習い事を上手に活用すれば、発達障害の子どもの能力をぐんと伸ばしてあげることができるんです!
 
 
 
 
そこで今回紹介したいのが、ゴルフです。「え?ゴルフって大人がやるものでしょ?」なんて思われるお母さんもいるかもしれませんね。
 
 
あまり知られていませんが、実はゴルフは子どもを発達させる要素が満載なんです!
 
 
さらにゴルフは今年開催される東京オリンピックの競技種目でもあります。今のうちから始めれば、思わぬ才能を発揮して将来はオリンピックを目指せるかも!?
 
 
ということで、今回はゴルフが発達障害の子どもの習い事にオススメな理由と、始めるときの注意点についてお話ししていきます。
 
 
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2.オススメはゴルフ!そのワケは?

 
 
子どもの習い事で人気のスポーツと言うと、サッカーや野球などの集団競技が多いですよね。確かに集団競技はコミュニケーション能力を伸ばすのに役立ち、子どもの発達にも効果的です。
 
 
しかし、発達障害の子どもはコミュニケーションが苦手な傾向があります。個人差もありますが、個人のスキルチームワークを同時に求められる集団競技は、発達障害の子どもには負担が大きい場合もあるのです。
 
 
それに対してゴルフは個人競技です。発達障害の子どもは自分のペースで習得していく方が得意なため、成功体験を積みやすく、自信をつけてあげやすいのです。
 
 
ここでは、ゴルフが発達障害の子どもにオススメな習い事である理由を3つお話しします。
 
 

◆立ち止まって考える力が身につく

 
 
発達障害の子どもは
 
 
・衝動性を持っている
・見通しを持つことが苦手
 
 
などの特性があることから、立ち止まって考えることが苦手な傾向があります。
 
 
それに対してゴルフは臨機応変さ見通しを持つ能力が求められるスポーツです。
 
 
ゴルフは自然や環境の変化に影響を受けやすく、
 
 
「今日は風向きがいつもと違うから打ち方を変えよう」
「ここの場所は傾斜が急だから、こうやって打とう」
「この距離だったら、このクラブを使うのが最適だな」
 
 
などと、場面に応じて適切な判断をすることが必要になってくるのです。
 
 
発達障害の子どもはハマるとものすごい集中力を発揮することが多くあります。ゴルフを通じて試行錯誤させることで、子どもが自分で考えて行動する力を伸ばしてあげることができるんですよ。
 
 
 
 

◆注意力を高め、不器用を改善する

 
 
発達障害の子どもは「見る力」が弱い傾向があります。
 
 
「見る力」とは視力のことではなく、目で見たものを正確に捉えて体を動かす能力のことです。「見る力」が弱いと不注意な行動が多かったり、字がきれいに書けないなどの不器用さが目立ちます。
 
 
実はゴルフは子どもの「見る力」を鍛えるのに最適なスポーツです。
 
 
ゴルフボールは小さく、クラブのどの位置に当てるかで飛び方が大きく変わってきます。そのため、ボールとクラブをよく見て、正しく体を動かすことが必要になるのです。
 
 
こんな風にゴルフは、発達障害の子どもの注意力を高め、不器用を改善する効果があるんですよ。
 
 

◆マナーが身につく

 
 
これはコースに出たときの話になりますが、ゴルフは他のスポーツに比べてマナーが多いスポーツです。例えば服装に決まりがある、芝を傷つけないために色々なルールが存在する、などです。
 
 
空気が読めない、衝動的に行動してしまうなどの特性を持つ発達障害の子どもは、マナーが苦手な傾向があります。
 
 
ゴルフを通じて、子どもの社会性を高めることができるんですよ。
 
 
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3.習い事を始めるときの注意点

 
 
ゴルフと言うと敷居が高いイメージがあるかもしれませんが、レッスン料は月4回で10000円〜15000円くらいが相場です。ただし、教室や地域によって料金には差があるので、近くでレッスンをやっている施設を調べてみてくださいね。
 
 
また、定員は6名くらいの少人数のクラスが一般的です。
 
 
では、ここでは発達障害の子どもがゴルフの習い事を始めるときに気をつけてほしいことをお話しします。
 
 

◆子どもの「楽しい!」を第一に

 
 
ゴルフの教室には基本的に方針が2種類あります。1つは、子どもが楽しめることを重視しているタイプ、もう1つは競技ゴルファーの育成を目的にしているタイプです。
 
 
子どもに習い事をさせる理由はいろいろあると思いますが、やはり発達障害の子どもの習い事で重視してほしいのは「自信をつけてあげる」ことです。
 
 
発達障害の子どもは普段から自信を失う機会が多くあります。まずは子どもが楽しめることを大事にして、「自信を持てる場所作り」として習い事を考えてあげましょう。
 
 

◆必ず体験レッスンに行く

 
 
発達障害の子どもは初めての場所が苦手だったり、感覚過敏が原因で苦手な環境があったりします。
 
 
ゴルフに限りませんが、ほとんどの習い事は体験レッスンが用意されていますよね。
 
 
・子どもにとってレッスンの時間は長すぎないか? 
・集中して取り組める環境か? 
・先生の指導の仕方は子どもの特性に合っているか? 
 
 
などのポイントを押さえて、「子どもが楽しく取り組める環境か?」を事前にしっかり確認することが大切です。
 
 
また、ゴルフの場合は教室によってクラブの貸し出しの有無が異なるので、しっかり確認しておきましょう。
 
 
いかがでしたか?ゴルフと言うとあまり子どもの習い事のイメージがないかもしれませんが、実は子どもを発達させる要素が満載なんです!
 
 
今年はオリンピックイヤーです。普段よりもスポーツの話題に触れる機会が多い今だからこそ、子どもの新しい興味を見つけてあげられるといいですね!
 
 

 
 

4.現役ママ・アスリート、小林可奈子選手の講演会を開催します!

 
 
1人でも多くのお母さんに、発達障害の子どもの才能を伸ばすヒントを手に入れて欲しい!
 
 
という思いから、パステル総研では1月26日にマウンテンバイクの小林可奈子選手の講演会を開催します。
 
 
小林選手はアトランタ五輪出場経験をお持ちの、現役ママ・アスリートです。母親・選手・コーチの3つの顔を持つ、とってもパワフルな女性です。
 
 
第一線で活躍するママ・アスリートに会える貴重なチャンスです!ぜひ参加してくださいね!
 
 
『東京オリンピックにかけるママアスリートの軌跡
〜母として、選手として、コーチとして挑戦を諦めない理由~』
 
 
▶︎日時:2020年1月26日(日)
    13:00~15:00
   (受付:12:30~13:00)
 
▶︎場所場所:コートヤード バイ マリオット
     東京ステーション 
     トラストシティカンファレンス京橋
 
▶︎住所:〒104-0031東京都中央区京橋
   2ー1-3 京橋トラストタワー4階
 
 
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執筆者:森 あや
(発達科学コミュニケーショントレーナー)
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