年長の冬からはじめる!発達障害・グレーゾーンの新一年生就学準備 思いをキャッチするママの対応編②

あなたのお子さんは嫌なことがあったとき、素直にお話ししてくれますか?それともイライラして、八つ当たりしてきますか?そのとき、あなたはどんな対応をしているでしょうか?発達障害・グレーゾーンの子どもの思いをキャッチするママの対応とは?
 

【目次】

 

1.発達障害があってもなくても!嫌なことがあったとき、お子さんはどんな様子ですか?

 
 
こんにちは!前回『年長の冬からはじめる!発達障害・グレーゾーンの新一年生就学準備 思いをキャッチするママの対応編①』では、お子さんの癇癪に対するNG対応についてお話しました。
 
 
今回は、お子さんの思いにどんなふうに寄り添えばいいのか、具体的にお話ししていきたいと思います。
 
 
さて、お子さんが幼稚園や保育園で嫌なことがあったとき、どんな様子でしょうか?園であったことをお母さんにお話ししてくれますか?
 
 
小学校に入学するときには色々な生活上の変化が起こります。
 
 
覚えておいて欲しいのは、この環境の変化によって、どんな子どもでも心が不安定になる、ということ。
 
 
特に発達障害・グレーゾーンの子どもは、変化を嫌います。ですから就学による環境の変化で、お子さんのストレスも大きくなります。
 
 
このときに、お母さんがしっかりケアできるか、できないかで、入学後の生活に大きな違いが出てきます。
 
 
ですから就学前の今から、しっかりおうちで関わってあげることを習慣づけていきましょう。
 
 
ではなぜ今やるのでしょうか?それは「やってください」と言われて「はい、やります」とすぐに行動にうつせる人は、なかなかいないから。
 
 
そして入学後は、お母さん自身も心配や不安が多くなります。そうすると余裕をもった対応ができなくなるかもしれません。
 
 
だからこそ、今から意識してお子さんの癇癪や怒りに対する対応を変えていけるといいですね。
 
 
 
 
しかし、一言で「対応する」といっても、お子さんの状態によってお母さんの対応も違ってきます。
 
 
そこで今回は、比較的わかりやすいパターンをふたつ、お話しますね。
 
 
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2.思いをキャッチするママの対応とは?~タイプ①自分の気持ちを言葉にできる子~

 
 
お母さんとお子さんとの信頼関係がしっかり築けている。そしてお子さんが自分の気持ちを言葉にできる場合、園での悲しい出来事、つらかったことなどを自ら話してくれる可能性が高いです。
 
 
「○○ちゃんに、おもちゃ取られたの」
「○○くんと、ケンカしちゃった」
 
 
こんなふうに、お子さんが話してきたら、
 
 
「そうかそうか、それはつらかったね」
「そのときどんな気持ちだった?」
 
 
など、とことん話を聞くことが大切です。
 
 
え?これだけ?とお思いの方もいらっしゃるかもしれません。でも思い出してみてください。あなたが子どもだったとき、お母さんに話を聞いてもらっただけで気持ちがラクになったことって、たくさんありませんか?
 
 
私は子どもの頃、病気やけがをしたとき、どんなにつらくても「お母さんが何とかしてくれる」ってずっと思っていました。
 
 
やっぱり子どもにとってお母さんはヒーロー的存在なんです♪
 
 
 
 
そしてくれぐれも言ってほしくないNGワードも、もちろんあります。それは
 
 
「そんなこと言ったらダメでしょ」
「謝れば済むんじゃない?」
「あなたも悪かったんじゃない?」
 
 
という言葉。このように一方的に結論を出してしまわないことがポイントです。正直、子どもの悩みは大人からみれば大したことないかもしれません。しかし、子どもにしたら超重大なことなんです。
 
 
ですからこんなときこそお子さんの気持ちに寄り添った声かけをしてあげてくださいね。そうすれば心が晴れて、また頑張ろうと思えるはずです!
 
 
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3.思いをキャッチするママの対応とは?~タイプ②自分の気持ちを言葉にできない子~

 
 
自分の気持ちを上手に言葉にできないお子さんの場合、怒り・癇癪で思いを表現する場合が多いです。しかし、この状態はワガママに見られたり、周りから迷惑がられたりすることが多いのも事実。
 
 
このときに一番つらいのは、お子さん本人です。
 
 
だから、お母さんは、お子さんの一番の「理解者」であり、「見方」であってほしいのです。でも…
 
 
「大っ嫌い!」
「あっちに行って!」
 
 
など、八つ当たりしてきたり、乱暴な言葉を使ってくる子も多いですよね。
 
 
たとえば、園から帰ってきた子どもが、なぜかものすごく不機嫌…ちょっと注意しただけで
 
 
「うるさいな!わかってるよ!」
 
 
と大声で反発してきたとします。普通であれば、イラッとしてしまうようなシーンですが、ちょっと待って!
 
 
ここで原因をさぐって欲しいんです。実はこの暴言の裏にお子さんのSOSが隠されているとしたらどうでしょうか?
 
 
まず、注目してほしいのは、帰宅の際、いつもであれば笑顔なのに、この日はものすごく不機嫌だったということ。このとき、「園で何かあったな」と推測できますよね!
 
 
イラ立っているところに、お母さんから注意をうけた。となると、暴言が出てしまったのも納得だと思います。
 
 
ですからお子さんの言葉をそのまま受け取るのではなく、裏の意味を探ってほしいんです。
 
 
本当にお子さんがお母さんに伝えたいのは、「うるさいな!」ではなく「イヤなことがあって、モヤモヤしてるんだ」という気持ちなはず。
 
 
ですからお母さんが、お子さんの本心を察して対応してあげることがとっても大事です。
 
 
 
 
こんなときは「今日、何かあったの?」とそっと聞いてみてください。
 
 
このときにお子さんが話してくれなくても大丈夫です。無理に聞き出す必要もありません。いつものようにスキンシップしたり、遊びに誘ったりするなど、普段通り寄り添ってあげるだけで、お子さんの気持ちは落ち着きます。
 
 
もし、原因がわかったらお子さんの気持ちを代弁してあげましょう。
 
 
「くやしかったね」
「イヤだったのね」
 
 
そうすると、だんだんと自分の気持ちを表現できるようになってきます。
 
 
このようにお子さんからのSOSを見逃さないためにも、普段からお子さんの様子を観察するように意識していきましょう。すると、ちょっとした変化に気づくことができます。
 
 
いかがでしたか?お母さんが寄り添ってくれた時間は、お子さんにとって宝物です。
 
 
おうちが、そしてお母さんが、お子さんにとっては一番のパワースポット!ぜひ実践してみてくださいね。
 
 
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執筆者:須藤ゆかり
(発達科学コミュニケーショントレーナー)
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