仕事や子育てに追われていると、どっと疲れが襲ってくるときってありませんか?発達障害・グレーゾーンキッズの子育てなら、なおさらです。今日は「もう限界!」の前にできる「自分メンテナンス」の大切さについてお伝えします。 |
【目次】
1.いつもパワフルな彼女は疲れる前に何をしているのか?
こんにちは!日々、仕事や子育てに追われていると、疲れが襲ってくるときってありませんか?発達障害・グレーゾーンキッズの子育てなら、なおさらです。
そしてどんなに好きな仕事でも、どんなにかわいい子ども達の子育てでも、疲れはでます。
よく、雑誌や本で「好きなことをしていれば疲れない」なんて書いてありますけど、「ウソじゃん…」なんて思うあまのじゃくな私。
しかしながら、あなたの周りにいつも元気な女性っていますよね?私の前のお勤め先にはいました、すごい先輩が。彼女は産休前に、社長に直談判。
「育休明けは、週3日勤務にさせてください。その代わり、家で仕事をやります。結果も出します。」
もちろん、この先輩は仕事のできる方でした。会社は優秀な人材を逃したくありませんから、あっさり交渉成立です。当時20代半ばだった私はその勢いに圧倒されました。
現在も私の周りには自分の軸をもった素敵な女性達がたくさんいます。でもこういった女性たちすべてが「強靱的な肉体」や「鋼の精神」を持っているか?といえばそう訳でもないのです。
賢い彼女たちはストレスや疲れがたまる前に何をしていると思いますか?
彼女たちに共通していること、それは疲れる前にきちんとメンテナンスしているということ。すなわち、「自分メンテナンス」のエキスパートなんです。
2.発達障害・グレーゾーンキッズの子育て「もう限界!」になる前に
いやいや、自分メンテナンス?私は普通の主婦だし。自分の時間をとるためにどこかに預けたりするなんて…ていうか、私がいないと子どもが泣いちゃう!
こんなお声が聞こえてきそうですが、私も最初はそう思っていました。でも今は「自分メンテナンス」=「1人時間」をあえて楽しむようにしています。それはなぜだと思いますか?
それは自分にも子どもにも優しくなれるから。
発達障害・グレーゾーンキッズの子育ては正直、疲れます。子どもの困った行動は、怒ったからと言ってなおるものではありません。そして周りからは「しつけがなっていない」など批判をうけることもあるでしょう。
そうすると、だんだん心の余裕がなくなってきます。イライラが抑えきれなくなり怒鳴ってしまったり、手を上あげそうになったり…。これはお母さんに限界がきている証拠です。
そして、ここからがポイント!自分がイライラしているときって子どもまでイライラしてくることってありませんか?
なぜこんな状況になってしまうのかというと、イライラは人に移りやすいからなんです。特に子どもは、常に親を見て育っていきますから、親の言葉や態度に影響を受けやすいんですね。
今から半年くらい前の私は子どもの要求に応えてあげる余裕がなく
「ちょっと待ってて!今忙しいから!」
「忙しいから、あっちで遊んでて!」
と、きっつ~い言葉を発していました。そうすると子どももヒートアップし、さらに強く要求してきます。
こうなるとイライラのぶつけ合いになります。そして自分の気分が少し落ち着くと「またあんなに怒ってしまった」と落ち込み、反省を繰り返していました。
これって、すごく悪循環ですよね。ではどうすればいいのかというと…
3.自分のごきげんは自分でとってみませんか?
そこで私からのお願いです。心と身体が悲鳴を上げる前に、どうか思い切って休んでください。
1日が無理なら半日でも1時間でもいい。
信頼できる誰かにお子さんを預けて1人で過す時間を強引にでもとってください。そして、その時間を自分へのご褒美にして欲しいのです。
ちなみに、私の最高のストレス解消法はカフェめぐりです。このとき、子どもはどうしているかというと、旦那さんや、祖父母に預かってもらいます。
でも、最初からうまくいったわけではないんです。
まず、子どもが泣く(笑)まあ、泣かれるくらいはいいんですが、それより「やっぱりお母さんじゃないと」と言われると本当に後ろめたい気持ちでいっぱいでした。
しかし、これもはじめだけです。はじめての挑戦は、誰でも勇気がいります。慣れてくると、子どもも「今日はママのリフレッシュの日だね」と笑顔で送りだしてくれ、帰宅すると今日あったことを楽しそうに話してくれます。
そんな時間が、幸せだな~と感じるのも、離れている時間があるからこそ。
このリフレッシュで、お母さんのイライラが軽減され、発達凸凹の子どもの発達をサポートしていけたら、子どもはぐんぐん伸びていきますし、お母さんも楽しく子育てができるようになります。
自分と向き合う時間は、家族の中心にいるお母さんこそ必要です。
自分はこれをすると、イライラが解消される、リフレッシュできる、というものを見つけておくと、気持ちの整理をする上でも役立ちます。
自分を大切にする1人時間で、自分のごきげんは自分でとる!ぜひお試しくださいね。
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執筆者:須藤ゆかり
(発達科学コミュニケーションリサーチャー)
(発達科学コミュニケーションリサーチャー)