発達障害の子の不安を軽減してスムーズな引っ越しを!引っ越し前にお母さんができる3つの対策

引っ越し前は荷造りや手続きなど親はバタバタと忙しくなりがちですよね。家が段ボール箱でいっぱいになっていつもと違う環境に、発達障害の子どもは不安を抱きがち。それならば、不安にさせない方法を知って、スムーズに引っ越しを済ませましょう!
 

【目次】

1.発達障害の子は引っ越し前に不安がいっぱい!
2.どうして引っ越し前は不安を抱きやすいの?
3.不安を軽減してスムーズな引っ越しを!お母さんができる対策
①子どもの不安はあって当然と心得よう!
②家の中が段ボール箱だらけになるのを防ぐ
③引っ越し作業中の子どものスペースを作ろう!

 

 

1.発達障害の子は引っ越し前に不安がいっぱい!

 
 
日に日に暖かさが増して、少しずつ春を感じる季節となってきました。
 
 
春は引っ越しをするご家族が一番多い季節です。
 
 
引っ越し作業真っ最中のお母さんもいると思いますが、引っ越し前は想像以上にやらなくてはいけないことがありますよね。
 
 
新居探し、引っ越し業者探し、転校手続き、段ボールへの荷造り、各種手続きなど・・・お母さんは思った以上に引っ越し作業に時間を取られます
 
 
これだけやらないといけないことがあれば、お母さん自身も時間や心の余裕がないことも多いですよね。
 
 
引っ越しは人生のうちでいつ訪れるか分かりません。
 
 
家を建てて引っ越しをする場合など前もって引っ越しが決まっている場合は時間の余裕がありますが、転勤など急に引っ越しをする場合もありますよね。
 
 
私自身もこの春、夫の転勤のため引っ越しをします。
 
 
私は子どもの頃から父が転勤族、結婚して夫が転勤族で、今回で引っ越しが13回目です!何度も引っ越しを経験していますが、やはり引っ越し前は気分がせわしなくなります。
 
 
我が家は小学校1年生の子どもがいますが、私が忙しくて時間と心の余裕がないと、不安になったり、「お母さん!」とぐずってきたりします。
 
 
また、慣れない環境とても不安になりやすいタイプです。
 
 
発達障害のお子さんはいつもと同じを好み、環境が変わることが苦手な子が多いので、どうしても不安を抱きがち。
 
 
それならば、お母さんが少し気をつけてお子さんを不安にさせない方法を知って対策をして、スムーズな引っ越しができたらうれしいですよね。
 
 
 
 

2.どうして引っ越し作業中は不安を抱きやすいの?

 
 
発達障害のお子さんは、脳の特性から、目で見て状況を把握するのがまだ未熟で、初めてのことや場所が苦手な場合があります。
 
 
普段通りを好むことが多い発達障害の子どもたち。段ボールが増えたりして、普段の家の中とは違ってくるので、慣れた日常生活の行動が取りにくくなり、不安になりやすいです。
 
 
実際に体験したことがないことを想像することが苦手なので、見通しを持つことも苦手
 
 
引っ越しを経験したことのない子も多いですから、引っ越し自体がどのようなものか想像がつきにくく、不安になりやすいです。
 
 
お母さんがお子さんとじっくり関わりたい気持ちはあっても、引っ越し作業に時間を取られることで、いつもよりお子さんに向き合う時間が減りがちなのも原因のひとつかもしれません。
 
 
 
 

3.不安を軽減してスムーズな引っ越しを!お母さんができる対策

 
 

①子どもの不安はあって当然と心得よう!

 
 
どんな子も環境の変化の大きい引っ越しを不安に思う気持ちは、大なり小なりあります
 
 
そんなときは不安を軽減する声かけをオススメします。
「お母さんに話をしたいことがあったら、いつでも聞くからね!」
 
 
もし元気がなさそうなら「元気がなさそうだけど、どうしたかな?」
 
 
もし、不安を訴えてきたら、「そうだよね!不安だよね。」と聞いてあげましょう。
 
 
一番身近なお母さんに不安なことを聞いてもらえるのはとても安心します。
 
 
そして、意識してスキンシップを取り入れてみましょう!
 
 
忙しい時間の中ですが、朝の登校前に親子で「行ってらっしゃい」とタッチするだけでも効果的です。もっとできそうなら、寝る前に長めにぎゅっとしたり、手をつなぐのもいいです。
 
 
また、いつも使っている食器や日用品、お気に入りのおもちゃは引っ越し直前まで使えると安心ですね。
 
 

②家の中が段ボール箱だらけになるのを防ぐ

 
 
梱包した段ボールは、普段あまり使わない部屋にまとめて置いておきましょう。
 
 
普段使わないものをクローゼットから出して段ボールに詰めると、部屋の中に段ボールが増えていきます。その箱が家の中のそこら中にあると、家の中がごちゃごちゃしてきます。
 
 
段ボールだらけの部屋は、いつもと違いすぎて発達障害の子どもには不安やストレスになりやすいです。
 
 
また、普段通りの行動をしたくても、難しくなりとても不便にもなります。
 
 
できるだけ、普段通りの生活ができるように段ボールの置き場に工夫してみましょう。
 
 

③引っ越し作業中の子どものスペースを作ろう!

 
 
荷造りなどの作業中は色々なものが広がりやすく、子どもの居場所を失いがちです。
 
 
どこで何をしてよいのか戸惑ったり、普段の遊びができないことは子どもにとってストレスです。お母さんの引っ越し作業もはかどりませんので、子どものスペースを確保しましょう。
 
 
普段通りの遊びができるスペースが確保されていれば、お子さんも安心ですね。
 
 
また引っ越し作業中のいつもと違う部屋の中は、思わぬ危険が潜んでいることもあります。そのため、けがや事故防止のためにも、子どもが遊べるスペースは確保してあげたいですね。
 
 

 
 
お母さんも引っ越し作業で忙しく大変な時期だと思いますので、無理せず好きな飲み物を飲んで一息ついてくださいね。
 
 
そして、ちょっとした心がけで、発達障害の子どもが引っ越し作業中に不安にならない対策をしていきたいですね。
 
 
少しでも、不安やストレスを軽減して、スムーズな引っ越しになることを祈っています!
 
 
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執筆者:小出さとみ
(発達科学コミュニケーショントレーナー)
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