ADHD・発達障害の子どもに習い事をさせたいけれど、落ち着きがなくて迷惑をかけるかも…そんな不安を抱えていませんか?ADHDの子どもが楽しく通える習い事はたくさんあります!今回はスイミングの事例から、習い事の選び方や対策を紹介します!
【目次】
1.ADHD・発達障害の幼児の習い事、悩んでいませんか?
2.子どもに習い事をさせるメリット
3.ADHDの子どもでも大丈夫!楽しく続けられる習い事選びのコツ
1.ADHD・発達障害の幼児の習い事、悩んでいませんか?
注意欠陥多動症(ADHD)・発達障害の子どもに習い事をさせたいけれど、周りに迷惑をかけないか心配と思っているお母さんはいませんか?
ADHD傾向の息子がスイミングスクールに通うとき、「周りに迷惑をかけたらどうしよう」と不安でいっぱいでした。
実際に習い始めてみると、「環境を整える」ことで息子は楽しく続けられるようになったのです!

幼児期の習い事の代表例としては、スイミングスクール、サッカー、体操教室、リトミック教室、ピアノ、英会話などがあげられます。
初めての習い事は、本人が行きたいという気持ちというよりは、親の意向が大きいですよね。
実際に習い事を選び始めると、
・指示通りに動けず、ルールを守れない
・他の子どもや先生に注意ばかりされる
・そもそも、うちの子は受け入れが可能なのか
こんな心配がでてくると思います。
悩んでいるなら、興味のあるものに体験レッスンに行ってみる!というのも1つの方法です。
まずはチャレンジしてみる!そこからスタートしても良いのではないでしょうか。
子どもはまだ知らない世界がたくさんあるので、様々なことに触れる良い機会になると思いますよ!
息子は体験をしてみて、実際に楽しく続ける習い事を見つけることができました。
2.子どもに習い事をさせるメリット
「迷惑をかけるくらいなら、習い事はやめたほうがいいかもしれない」
そんなふうに考えてるお母さん、そんなことはありません!
ADHDの子どもにとって、習い事はメリットがたくさんあり、子どもの成長を促すことができます。
例えば、
・ルールや順番を学べる
・体を動かすことで衝動性をコントロールできる
・「できた!」の経験が自信につながる
・コミュニケーション力が身につく

衝動性があり落ち着きがない、集中力がない、順番を守れない、迷惑をかけるかも
こんな不安よりも、子どもが成長できる環境を選ぶことで、不安を減らしていきましょう。
3.ADHDの子どもでも大丈夫!楽しく続けられる習い事選びのコツ
「他の子に迷惑をかけたらどうしよう…」と不安なお母さん、大丈夫です。
ADHDの子どもでも楽しく続けられる習い事選びのコツを紹介します!
◆習い事の前に先生と相談する
ADHDの子どもがいることを事前に伝えておくと、先生も対応しやすくなります。
例えば、
「順番を待つのが苦手なので、少し配慮してほしいです」
「急なルール変更に対応しづらいことがあります」
このように伝えておくと、先生もスムーズにサポートできます。
◆少人数クラス・個別指導を選ぶ
大人数のクラスは待ち時間が長く、ADHDの子どもにとってストレスになることもあります。
少人数クラスや個別指導なら、先生の目が行き届きやすく、子どもも安心して取り組めます!
スイミングスクールやピアノなどは個別指導なのでおススメですよ!
◆子どもの得意なことを活かせる環境を選ぶ
苦手を克服するより、得意を伸ばせる習い事のほうが続きやすいですよね!
・「水が好き」ならスイミングスクール
・「音楽が好き」ならピアノや和太鼓
・「体を動かすのが好き」なら体操教室やダンススクール
無理に「周りに合わせる」のではなく、子ども自身が楽しく続けられるものを選ぶことがポイントです!

私の息子がスイミングスクールに体験に行き通い始めたときは、
・先生の指示を聞かずに飛び込んでしまう
・潜ってばかりでほかの子に迷惑になっている
こんな問題がありました。
しかし、先生と事前に相談し、人数の少ないクラスにしてもらい、本人が楽しいと感じられる環境に整えることで、このような行動が減ってきました。
そして、子どもが自信を持って楽しく習い事を続けられるようになりました!
ADHDの子どもにとって、習い事は成長のチャンス です。
大切なのは、「迷惑をかけないこと」ではなく、「楽しく成長できること」
・習い事の前に先生と相談する
・少人数クラス・個別指導を選ぶ
・子どもの得意なことを活かせる環境に整える
この3つを意識すれば、親も安心して習い事をスタートできますよ。
習いごとに行けるか心配なお子さんへの対応法満載です!
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♡小冊子のご感想
癇癪や暴力を起こす息子に、「なんでそんなことするの」と思っていましたが、原因がわかったことで、子どもを見る目が変わりました。これからは冷静に対応できそうです。
\子どもが素直になる朝の声かけ35つき/
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執筆者:石井花保里
(発達科学コミュニケーションリサーチャー)