一斉休校の時間がチャンスです!発達障害でADHDの子どもを勉強好きにする〜昆虫図鑑を100倍楽しむ方法〜

発達障害でADHDの子どもは、なかなか落ち着いて机に向かってくれません。昆虫図鑑が大好きな子どもが図鑑を見るときに〇〇を持っているだけで、「勉強嫌い」を「◆◆に夢中」にさせてしまうものがあるのです。小学2年生以降の算数が楽になります。
 
 

【目次】

 

1.発達障害でADHDの子どもはめんどうなことが嫌い

 
 
新型コロナウィルス感染拡大予防のために、多くの学校が休校になりました。お母さんや子どもたちは、学校にも行けないし、外出することもできず、普段とちがう生活に戸惑ってしまいますね。
 
 
でも、「お母さんと子どもが一緒におうちの中で過ごせる時間が増えた」と前向きにとらえてみるのも得策です。
 
 
大好きな図鑑を見るなど楽しく過ごしながら、「勉強嫌い」を「あれ?勉強おもしろいかも!」に変身させてみませんか?
 
 
元気いっぱいの注意欠陥多動性障害(ADHD)の子どもは、めんどうなことが嫌いです。
 
 
落ち着きがない集中力も長くは続かないので、勉強が嫌いになりがちです。先生の話を聞いているうちに、話が長くなると前に聞いたことを忘れてしまいます。
 
 
目の前にないものをイメージすることも苦手です。そのために、本当はおもしろいことでも、理解しないうちに話が進んでしまいます。
 
 
だから、おもしろさに気づくことができないということもたくさんありのです。
 
 
手先が不器用であれば、ノートに文字や線を書くにも時間がかかり、てこずっているうちに授業が進んでしまうのです。
 
 
そうなってくると、授業以外のことが気になり出して、まったく別のことを考えたり、ふらふら席を立ってしまったりすることもしばしば。
 
 
このようなことを繰り返しているうちに、発達障害・ADHDの子どもは「勉強嫌い」になってしまうのです。
 
 
一斉休校となり、外出も思うようにできないいつもとちがう時間、お母さんも子どももどのように過ごせばよいのか戸惑っていることでしょう。
 
 
この時間を利用して、「勉強嫌い」を「あれ?勉強って楽しい!」に変える挑戦、してみませんか。
 
 
 
 

2.小学2年生からの算数は、「めんどうなこと」になってきます

 
 
小学校1年生の算数は、数字の書き方、数の概念であったり時計の見方であったり、おはじきなどを使って目に見える形で勉強していきます。
 
 
「みかんを3つ持ってきて」
「今、何時?」
 
 
など、生活の中で応用したり、お母さんとの日常のコミュニケーションで復習したりできる勉強が中心です。
 
 
2年生になると、九九を勉強します。
 
 
長さの単位、cm(センチメートル)、mm(ミリメートル)を勉強します。
 
 
1cm=10mm 暗記や換算をしなければなりません。
 
 
ものの長さを測る学習では、
 
 
① 測る対象物を決める
② 長さを予想する
③ 実際に計測
 
 
このような実習をします。ものをイメージすることが苦手な子どもにとっては、かなり大変です。
 
 
発達障害でADHDでめんどうなことが嫌いな子どもにとっては、小学2年生の算数は、突然ハードルが高くなります
 
 
 
 

3.○○を持って図鑑を楽しむと「単位の勉強」が楽チンになります

 
 
 小さいころから図鑑が大好きな子どもがたくさんいますね。
 
 
とくに、昆虫図鑑を見るときに、ぜひ手元に持っておくとおもしろいものがあります。
 
 
それは定規です。
 
 
たとえば、
 
 
【ショウリョウバッタ】
 
バッタ科。顔の長いバッタ。
 
体長 オス約45ミリ   メス約75ミリ
 
からだに白いスジがあるのがオス スジがないのがメス
 
 
などと書いてあります。
 
 
図鑑を見るときに、お母さんと定規を使いながら、
 
 
「45ミリってどのくらいかな」
 
「1ミリってこんなに小さいんだね」
 
「1センチってこんな感じなんだね」
 
「45ミリって4センチ5ミリのことなんだね」
 
 
このようなおしゃべりをして、楽しんでみてください。
 
 
 
 
定規を持って図鑑を見るだけで、図鑑の中の虫がどのくらいの大きさなのかイメージできるようになります。
 
 
なんと!定規を持っていると、図鑑を見ることが100倍くらい楽しくなってしまうのです。
 
 
そして、知らず知らずのうちに楽しみながら、長さの単位の理解が進みます。長さの単位の理解ができると、重さの単位の換算の仕組みも同じなので、楽になります
 
 
そうすると、暗記や換算、めんどうなことが嫌いな発達障害・ADHDの子どもも、小学2年生からの算数が楽になります。ぜひ、やってみてくださいね。
 
 
ADHDタイプの子どもを勉強好きにさせるコツを多数お伝えしています!

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執筆者: ここのひなた
(発達科学コミュニケーションリサーチャー)
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