臨時休校で時間はたっぷり!〜発達障害の子どもとの会話がはずむ!食べて美味しい・作って楽しい○○○集!〜

言葉で説明することが苦手、段取りを考えて行動するのが得意ではない発達障害の子どもと楽しく会話をしながら、料理をしませんか。料理は、子どもの脳を発達させるために大切なことを楽しく練習できるチャンス。レシピ集を作り、素敵な思い出も残しませんか。
 

【目次】

 

1.発達障害の子どもは、苦手なことがたくさんあるけれど

 
 
発達障害の子どもは、たくさんの苦手を持っています。
 
 
あっちこっちと動き回り、落ち着きがありません。人の話をしっかり聞くことも苦手です。そのために、話が頭に入らず、お母さんの言うことが聞けないことがあります。
 
 
注意力が散漫で、忘れ物をしてしまうことがたくさんあります。興味のないことや好きではないことになかなか取り組めません。
 
 
無理やりやらされるとすねてしまいます。
 
 
物事を順序立てて考えることも得意ではありません。言葉を思い出すこと、言葉を上手に使うことも上手でない子がいます。言葉を上手に使えないので、自分の気持ちや出来事を正しく説明するのが苦手です。
 
 
手先が不器用で、何かを作ることに苦手意識を持っている子もたくさんいます。触覚過敏で食べ物の好き嫌いがある子だってたくさんいます。
 
 
けれど、得意なことならがんばれますゆっくりだったらできることがあります。
 
 
お母さんと楽しく会話をしながらだったら、挑戦できることがたくさんあるのです。
 
 
 
 

2.「料理」のプロセスは、子どもの脳を発達させる!

 
 
私たちは、毎日、食事をします。お母さんが家族のために用意しますね。お母さんが用意する食事で、子どもたちの体は大きく成長します。
 
 
お母さんが用意したあたたかいごはんの並ぶ食卓で、家族が楽しく会話をすることで、子どもの心は育ちます
 
 
お母さんは、家族の様子を見ながら、献立を考えます。
 
 
家事と子育て、仕事の時間をやりくりしながら、献立に合わせて買い物をしたり、宅配業者に注文したりして、食材を調達します。
 
 
それから、限られた時間の中で、食事時間に合わせて料理をします。料理は、段取りよく進めなければ食事時間に間に合いません。
 
 
お母さんは、料理のレシピ本やインターネットサイトを調べて、子どもが好きなメニューや家族の体調に合わせた料理を作ります。
 
 
調理には、野菜などを洗う、いろいろな形に丁寧に切るこねる丸めるかき混ぜる焼く煮る味見をする、ひっくり返す、美味しそうにお皿に盛りつけるなど、様々な手作業があります。
 
 
こうしてみると、「料理をする」ということは、発達障害の子どもがお母さんと会話をしながら楽しめば、苦手を克服できる練習になる要素がたくさん含まれているのです。
 
 
 
 

3.楽しく会話をしながら、素敵なレシピ集作り!

 
 
 発達障害の子どもの苦手を少しでも克服できるように、お母さんとお子さんとで楽しく会話をしながら料理をしてみませんか。
 
 
そして、お子さんオリジナルの「レシピ集」を作ってみませんか。
 
 

◆①お子さんと相談して料理を決める

 
お子さんが大好きなもので、作りやすいものがよいですね。
 
 
レシピ本やインターネットの料理サイトを見ながらおしゃべりをしてください。出来上がりをイメージしやすくなりますね。
 
 

◆②材料を書き出す

 
 
どんな食材が必要なのか、お母さんとお子さんでおしゃべりしながら、書き出してください。文字が書けないお子さんは、イメージでも充分です。
 
 
食材の名前や分量(数字)も書いてみると、本物のレシピみたいでおもしろいですね。
 
 
無造作に書き出すのではなく、見やすいように、お母さんがを揃えたりを書いてあげたりすると、お子さんは書きやすくなります
 
 
このような経験があると、学校でノートを見やすく書くことができるようになります。
 
 

◆③段取りを確認しながらレシピ作り

 
 
お母さんとお子さんで、作り方を確認して、どんどん書き出しましょう段取りを確認しておくことで、この後の調理もスムーズに進みます。何回も楽しく繰り返すことで、先を見通す力が養われます。
 
 
また、作り方を書くことで、言葉で説明する練習にもなります。
 
 

◆④材料や道具を揃える

 
 
もし、おうちにないものがあれば、お母さんとお子さんとでお買い物に行くと、さらに楽しくなりますね。
 
 

◆⑤いよいよ、お料理!

 
 
お子さんもエプロンをしたら、わくわくします。お母さんとお揃いのエプロンだったら、さらにルンルンするかもしれませんね。
 
 
石鹸できれいに手を洗います。
 
 
野菜や果物を洗ったり、材料をちぎったり。可能であれば、お母さんと一緒に包丁やキッチンバサミで丁寧に切ってみましょう。
 
 
よ〜く見てごらん。ここをこんなふうに切ってみるよ。」
 
 
こんなふうに声をかけて、お子さんの注意をしっかりと手元に向けてくださいね。注意力のトレーニングになります。
 
 
こねたり丸めたり煮たり焼いたりかき混ぜたりべとべとした感じや粉っぽい感じなど、いろいろな感触をお子さんが手のひらでしっかり感じられるようにしてあげてください。
 
 
お子さんの様子をよく見て、お母さんがサポートしてあげてくださいね。
 
 

◆⑥きれいに盛りつけ、写真撮影!

 
 
出来上がったお料理とお子さんの写真を撮ってあげましょう。写真をレシピに貼ったり壁に飾ったりすると、お子さんも嬉しい気持ちになりますね。
 
 
さぁ、みんなで「美味しいね!」「上手にできたね!」と言いながら、美味しくいただきましょう。
 
 
レシピは、小さめのスケッチブックやマス目の入っているノートなど、ばらばらにならずにしっかり保管できるものがおすすめです。お子さんが大きくなったとき、素敵な「記念のレシピ集」になりますね
 
 
 
 
何回も何回も楽しめます。やればやれほど子どもの発達します!もしかすると、嫌いなものも食べられるようになるかもしれませんね。
 
 
臨時休校でできたぽかぽかの春の時間、有効に使いましょう!
 
 
子どもの脳がぐんぐん発達するお手伝いは他にもたくさんあります!

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執筆者: ここのひなた
(発達科学コミュニケーションリサーチャー)
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