【東京都 発達支援情報】年中から始める発達障害・グレーゾーンの子どもの小学校準備〜東京都西東京市〜

年長から始めることが多い小学校への就学準備。しかし発達障害・グレーゾーンの子どもにとっては準備期間に余裕を持つことで親子共に安心できる場合が多くあります。今回は東京都西東京市でのことをお伝えしながら年中からできる就学準備をご紹介します。
 

【目次】

 

1.どうして早めに小学校に向けての就学準備が必要なの?

 
 
現在、幼稚園や保育園に通うお子さんのいるお母さんが、気になることの一つ、小学校への就学準備!発達障害やグレーゾーンの子どもを育てていると特に気になりますよね。
 
 
幼稚園や保育園を卒園するといよいよ始まる小学校生活において、我が子には支援が必要か否か。支援を必要とする場合には、どのような支援が必要なのか?それは普通級で担任の先生にお願いして解決していくことか?
 
 
一般的には幼稚園でも、小学校への見学やお話しをしてくれたりするのは年長から。ご家庭でも意識し始めるのは子どもが年長になってからですよね。
 
 
しかし、発達障害やグレーゾーンの子どもの就学準備は早めに意識して行うことで余裕を持った準備ができ親子共に安心できる場合が多いのです。
 
 
 
 
もちろん入学してからでしか、わからないことも多くあります。
 
 
子どもの支援の必要状況に合わせて、選択肢がいくつかある中で後悔しない選択を少しでもできるよう、今回は東京都西東京市での就学準備で知ってほしいことをお伝えしながら年中からできる就学準備をご紹介します。
 
 
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2.年中からの準備が発達障害・グレーゾーンの子どもにもたらすメリット

 
 
小学校への就学準備を年中から行うメリットについて説明します。
 
 
早めの準備は子どもの支援の必要状況をしっかり見極めることができ、さらに多方面からの意見をゆっくり聞くことが可能となります。
 
 
また、たくさん集まった意見の中からお子さんにとって一番良い方法をご家庭で話し合い、選択する上で意見をすり合わせる時間を十分に取ることができます。
 
 
西東京市では実際に、支援を受けたいと希望する場合には年長の6月ごろに就学相談というものがあります。
 
 
この就学相談とは西東京市の教育委員会が行うものであり、発達検査や行動観察、親御さんからのヒアリング等が行われ小学校入学後のお子さんの支援が決定します。
 
 
就学相談を西東京市では『相談』という言葉を使用していますが、実際には審査に必要な子の行動観察などを1日で行います。
 
 
そのときにお子さんの持つ力が最大限に発揮できるのであれば問題ありませんが、発達障害・グレーゾーンの子どもの中には不安が強かったり、普段と違う様子に思うように行動できなかったりと不利になってしまうことも。
 
 
審査を受ける際には、もちろん家庭からの希望を出すことは可能。例えば、困りごとは週に1日の通級で十分に対応できるものであるので、通級を希望します!など。
 
 
しかし、西東京市では教育委員会の審査結果で週に5日の支援学級という結果がでた場合には通級に通うことはできません。この場合には支援を受けたければ支援学級、希望に添わないから支援はやめるとなれば普通級に通学してくださいというものです。
 
 
西東京市においては支援学級を断り普通級に通学を選択した場合、万が一入学後に困りごとが出てきて一部支援を受けたいと思っても、週に1日通学する通級への希望は絶対に通らない!ということです。
 
 
支援学級への通学が妥当という結果が一度出ると、支援学級か普通級かの選択肢しかなくなるということになります。
 
 
そして支援の必要性がある場合には必ず教育委員会の審査を受けなければなりません。
 
 
実際に現在の西東京市の審査は件数も多くなっており、支援を受けられる学級の人数も年々増えてきています。そのため、結果が出て支援を受けられるまでに時間がかかることもあります。
 
 
 
 
入学後に少しでも右往左往することがないようにゆっくり時間をとって準備をしたいものですね。
 
 
年中から余裕を持って準備を始めることで、発達障害やグレーゾーンのお子さんが適切な支援を受けられるメリットがたくさんあります。
 
 
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3.就学準備にやっておきたいこと4つ

 
 
ではどのような就学準備があるかみていきます。
 
 

◆幼稚園や保育園の先生との情報共有

 
 
年中になると年少のときとは違い、幼稚園や保育園にもだいぶ慣れ困りごとが明確になってくることもあります。
 
 
担任の先生には苦手や得意なことをお母さんが理解している部分を伝え、先生や園からはお母さんが普段見えない部分での困りごとや得意なことなどを教えてもらう。先生との情報共有でお子さんの情報が倍になりますね。
 
 

◆親の見立て

 
 
我が子は何が苦手なのか?その苦手に代替案は可能か?何が得意なのか?どんな支援があればスムーズに生活ができるのか?これはお子さんを観察することに尽きます。普段の様子を観察して見極めてあげてくださいね。
 
 
もし我が子のことがわからないという方は発達科学コミュニケーションの個別相談にお気軽に申し込んでくださいね。
 
 

◆東京都西東京市の教育相談の利用

 
 
西東京市では自治体で教育相談を行なっています。就学相談と直接は関係ありませんが、お子さんの家庭での状況をヒアリングしてくれたり、一緒に必要な支援を考えてくれたりします。
 
 
周囲がどのような対応をしてあげればお子さんがスムーズに生活を送ることができるのか?を一緒に考えてくれる機関ですので、上手に利用すれば必要な支援の見通しも立てやすくなりますね。
 
 
幼稚園や保育園に子どもの様子を見学しに行ってくれることもあります。実際、こちらで得た子どもの状況を就学相談の機関の方へ情報共有してくれることも可能になります。
 
 

◆病院の発達外来の利用

 
 
就学相談を申し込む際に出す書類の中に、医師の見解というのを記入することがあります。
 
 
その際に、発達外来を利用していれば担当の医師が〇〇の支援が妥当であるという記述をしてくれます。また本当に支援が必要かどうかを一緒に考え、服薬が必要となった際には処方してくれます。
 
 
幼少期にかかわらず長期的なフォローを受けられるメリットもありますね。
 
 
いかがでしょうか?
 
 
多方面から子どもに必要な支援が見えてくると思います。一度の就学相談の審査にプラスして、他の機関の意見も盛り込まれるので、よりお子さんにとって良い支援の方法を決めることができます。
 
 
発達障害やグレーゾーンの子どもは不安が強い特性を持っている場合もあり、就学相談の一回にお子さんが持っている最大限の力を発揮することが難しいこともあります。
 
 
 
 
不利を少しでも有利に進められるよう小学校への就学準備に少し余裕を持つことでお母さんもお子さんの理解に繋がり家庭でも小学校での支援もやりやすくなりますね。
 
 
お子さんの大切な6年間の準備、お子さんに本当に必要な支援を考えてあげられるのはお母さんだけです!
 
 
ぜひ多くの機関を利用し、意見の情報収集をしてくださいね。お子さんにとって一番良い方法で小学校生活を送れることを心より応援しています!
 
 
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執筆者:みずおち梨絵
(発達科学コミュニケーションリサーチャー)
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