アスペルガー 不登校

発達障害の子の不登校は絶好のチャンス!ポジティブに過ごせる体と心の整え法を公開

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新学期が始まった地域では、発達障害の子は新しい環境になって不安が多く、不登校になりやすい時期ですね。発達障害アスペルガー・グレーゾーンの子が学校を休むことをポジティブに受け止められるようになる、体と心を整える方法をお伝えします。
 

【目次】

1.発達障害で不登校を経験している子が朝起きられない理由と対策
2.発達障害アスペルガー・グレーゾーンの子が「学校行かない」と決めた日は
3.ルーチン大好き発達障害アスペルガー・グレーゾーンの子にピッタリな新習慣

 

1.発達障害で不登校を経験している子が朝起きられない理由と対策

 
 
新学期は、発達障害の子どもにとっては新しい環境で不安が多く、学校に行くのがおっくうになりやすい時期ですね。
 
 
中には「うちの子、朝なかなか起きて来なくて…」というお子さんもいるかもしれません。
 
 
「朝起きられない」は、不登校を経験している発達障害のお子さんのほとんどにみられる現象です。
 
 
なぜ、朝起きられなくなるのでしょうか?
 
 
地球は24時間で回っていますが、実は、人の体内時計は厳密には24時間で回っていません
 
 
これが、人間の体と心のバランスを崩す大きな原因です。放っておくと人によっては12日間で12時間も狂ってしまいます。
 
 
ということは、比較的短い春休みでも2週間はあるので、気をつけていなければ自然に昼夜逆転を起こしてしまうのです。
 
 
では、崩れたバランスを整えるにはどうすればいいでしょうか?
 
 
それには「光と運動」が必須です。
 
・カーテンを開けて太陽の光を目から脳へ送る
 
・手や足を大きく伸ばして体を動かす
 
こうすることで、体と心が24時間で動くようにリセットすることができます。
 
 
こうお話するとよく聞かれるのが、
「それができるならやっています。朝やるんでしょ?だって起きたら昼だから(できません)。」
という声。
 
 
いえいえ、いつ起きてもその人にしたらそのときが朝なんです。起きた時間が朝じゃなくても、昼であっても、目覚めたら「光を入れて、体を動かす」のです。
 
 
例えば、深夜に働いている人は、昼でも寝るために部屋を暗くしますが、起きたら電気をつけて刺激を入れますよね。そうすることで、深夜でも安定して働くことができます。
 
 
発達障害アスペルガー・グレーゾーンのお子さんが昼夜逆転になっていても、なりそうになっていても、必ず起きたら「光を入れて、体を動かす」
 
 
こうすることで徐々に体をリセットさせ、目標である「朝」起きることができるようになっていきます。
 
 
これは、人の体に、光を受けて体を動かすことで眠りから活動へ動かすホルモンが働き、正常な時間で生活するようリセットする力(恒常性)があるからなんです。
 
 
 
 

2.発達障害アスペルガー・グレーゾーンの子が「登校しない」と決めた日は

 
 
体のメカニズムがわかっていても、いざ「学校へ行かない」となると、親としては不安になってしまいますね。
 
 
「今日学校はどうする?休むの?」と聞いたとき、発達障害アスペルガー・グレーゾーンの子が不安そうな顔をしたら、自分の感情を言葉にする自信がない場合が多いです。
 
 
そんな状態のときは、親御さんが代弁して言葉にしてあげてもいいと思います。「休んでもいいよ。でも、着替えだけはしてね。」と声をかけてあげてください。
 
 
実はこの着替え、崩れたバランスを整える「光と運動」の両方を一度に取り入れることができるのです。
 
 
着替えは、真っ暗な部屋では難しいですよね。体を動かさずに行うことも不可能です。ですから着替えることで体のリセットを促し、活動の切り替えになるのです。
 
 
着替えが終わったら、休むか登校するかを本人の意思で決めさせましょう
 
 
そして、発達障害アスペルガー・グレーゾーンのお子さんが学校をお休みするときのポイントは、有意義に過ごすこと
 
 
いつまでも学校のことを考えずに、学校以外でできることを探してみるようにしましょう。例えば、
 
・クッキングなど、好きなものづくり
 
・読書やDVD視聴
 
・インターネットなどで調べものをする
 
・YouTubeで興味がある分野の勉強をする
 
(今は新型コロナウイルスの影響で自粛の時期なので難しいですが)外での活動を楽しむ
 
など、不登校の時間は興味を深める、新しいことに取り組める絶好のチャンスです。
 
 
なかなか朝起きられない、学校を休みがちな発達障害のお子さんで、学校へ行かないことを全く悩んでいない子はいないと思います。
 
 
朝は一見ぼーっとして、悩んでいないように見えてしまいますが、それはまだ脳が起きていないから。脳を一生懸命起こそうとしても時間がかかってしまのです。仕方がありません。
 
 
体のリズムが整ってくると自然に心のリズムも整ってきて、不登校も親子でポジティブに受け止められるようになってきます。
 
 
そうなったら不登校への悩みもずいぶん整理されて、すんなり次のステージを選ぶことができるようになっていると思います。
 
 
 
 

3.ルーチン大好き発達障害アスペルガー・グレーゾーンの子にピッタリな新習慣

 
 
もう一つ、目覚めた後の心身のリズムを整える工夫をお伝えします。
 
 
私が通っていた学校は私学だったので、毎朝「建学の精神」をみんなで唱和、ということをしていました。
 
 
この唱和が、ルーチンが大好きな発達障害アスペルガー・グレーゾーンの子にぴったり。
 
 
毎日決まったルーティンの行動をとることは、発達障害アスペルガー・グレーゾーンの子どもにとって安心材料になるからです。
 
 
思っていなくても、実行できなくても、毎日、ポジティブな目標を声に出して唱和する。一人でも、お母さんと一緒でも、いつでも唱和する。
 
 
声に出すことで、心がリセットされやすくなります。また、朝行えば、スタートリセットの強化にもなります。
 
 
もし、お子さんが恥ずかしがるようであれば、お母さんが率先してトライしてみてください。新年の目標でもいいと思います。
 
 
我が家では、目標を色紙に書いてリビングに貼っています。それを、毎朝個人で唱和しています。
 
 
声に出せない日もありますが、やっぱり声に出す方がやる気になりますし、実践できていることの確認にもなっているように思います。
 
 
 
 
もし体と心のバランスが崩れてしまっても、その時点から「光と運動」やルーティンの活動で整えていけばいいのです。
 
 
そして、不登校はポジティブに受け止めましょう。無理にリセットしない。無理になかったことにしない。ということです。
 
 
どんな人も、必ず連続性の中で生きています。「変化は連続した毎日の積み重ねから起きる」ことを知ると、明るく楽しく次のステージにステップアップできると思います。
 
 
発達障害アスペルガー・グレーゾーンのお子さんの体と心のリズムを整え、不登校をチャンスにして、その子らしく輝く力を育んであげてくださいね。
 
 
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執筆者:中村愛
(発達科学コミュニケーションリサーチャー)

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