対応 自閉症スペクトラム

先生の話を聞き逃してしまう発達障害・自閉症スペクトラムタイプは家庭で聞く力を育てよう!

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発達障害・自閉症スペクトラムタイプで、小学校の先生の話を聞き逃して苦労しているお子さん。聞く力の脳の発達がゆっくりなのかもしれません。聞く力は家庭でお母さんが会話をするときに、ちょっとした工夫をするだけで、ぐーんと伸びてくるんです。
 

【目次】

 

1.先生の話を聞き逃してしまう発達障害・自閉症スペクトラムタイプのお子さん

 
 
長い休校期間が終えて、新学期が始まりましたね。 お子さんは楽しみに通学していますか?
 
 
先生の話を聞き逃してしまって、学校生活で分からないことがあり、困って帰ってきたりしていませんか?
 
 
発達障害・自閉症スペクトラムタイプのお子さんは環境変化が苦手、人との会話が苦手なことがあります。
 
 
1学期は新しい先生・クラスメイトに慣れるだけで精一杯の時期ですね。
 
 
さらに、先生の話を聞き逃してしまうお子さんなら、学校生活は大変な場になっているかもしれません。
 
 
小学校は30人近い生徒に先生が一人。 先生はしゃべって生徒に一斉の指示を出すことがほとんどです。
 
 
それをしっかり聞き取らないと次の行動ができなかったり、授業中についていくのが大変になることがありますね。
 
 
それによって、学校がつまらない場所だと思うこともあるかもしれません。
 
 
お母さんは、お子さんが先生の話が分からなくて、学校がつまらないと言っていたら、心配してしまいますよね。
 
 
学校はお母さんが一緒に行けるわけではないですから、直接フォローはできません。 どうサポートしてあげたらいいのか悩んでしまいますよね。
 
 
では、どうしたらしっかり聞いてこれるようになるのでしょうか?
 
 
実は先生の話を「聞く力」は、お母さんとの日々のコミュニケーションで授けてあげることができるのです!
 
 
 
 
私には小学校2年生の息子がいます。 環境変化が苦手で、初めて会う先生やクラスメイトに慣れるのに時間がかかるタイプでした。そのため、人との会話も少なめ。
 
 
息子も「聞く力」が強い方ではなかったため、特に小学校入学時は、必死に先生の話を聞き取り、周りのクラスメイトの行動を見て、何とか一日過ごしてきていました。
 
 
私は息子が小学校1年生の6月から、発達科学コミュニケーションを習得し、親子のコミュニケーションを見直しました。
 
 
その結果、息子は学校で先生に言われたことをしっかり覚えてきたり、先生からもしっかり話を聞いて、集団行動ができていますと言われるようになりました。
 
 
しっかり聞いて来れて、学校生活でチャレンジできることが増えたことがうれしかったです。
 
 
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2.なぜ、先生の話を聞くのは大変なの?

 
 
先生の話を聞くと言うことは、
 
・耳に言葉の情報が入る
・脳でその聞いた情報が何なのかを理解する
・記憶して必要なときに思い出す
・指示通りに動いたり、発言をする 
 
ということになります。
 
 
何度も脳の中で、これが繰り返されることにより、子どもの脳の発達を促します。
 
 
もしこの中で、まだ発達がゆっくりな脳のエリアがある場合、先生の一斉指示を聞き取るのが苦手になる場合があります。
 
 
 
 
また、自閉症スペクトラムタイプは人と話すことが苦手なお子さんがいます。 それだと、どうしてもクラスの中での会話が少なくなりますね。
 
 
すると耳から情報をキャッチする機会が減りやすく、聞く力を発達させるチャンスを逃してしまうことになります。
 
 
でも、家庭でお母さんとのコミュニケーションで聞く力をつけたら、脳はどんどん発達して、先生の話もしっかり聞けるようになるのです!
 
 
学校でしっかり聞いて来れて、学校でもチャレンジできることが増えたらお母さんもうれしいですよね。
 
 
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3. お母さんとの会話で脳の「聞く力」はぐーんと発達します!

 
 
息子とのコミュニケーションで、意識したことが2つあります。
 
 

◆「ゆっくり会話をする!」

 
 
息子は行動がゆっくりなタイプだったので、私はあれもこれも指示を出してあげないと、ついて行けないんじゃないかと心配していました。
 
 
そのため、気づくと家ではマシンガントークで「ほら次はご飯だよ!」「ご飯食べちゃって!」「お風呂だよ!」「早くしてね!」とまくし立てていました。
 
 
それが、息子の聞けない耳をつくっているとは知らずに…。
 
 
子どもの脳では、聞いた情報を理解のエリア、記憶のエリアと伝えていくのですが、この処理の速度は大人よりゆっくりなのです。
 
 
だから、次々とお母さんが話しかけてしまうと、お子さんの脳は処理が終わる前に、次のお母さんの声が入ってきてしまい、うまく処理できないのです。
 
 
うまく処理できないので、せっかくの聞く力の発達のチャンスを奪ってしまっていたのです。
 
 
だから、話す速度を今より2倍ゆっくりにする。
 
 
次に話しかけるのも、子どもがしっかり「はい!」など反応してから。反応がない場合、全くお母さんの声が耳に届いていないことが多いです。
 
 
息子から話しかけてきたときも、最後まで話を聞いてから、返答することに気を付けました。 しっかり最後まで聞いてもらえたら、次はお母さんの話も聞こうと思えますし、また話そうという好循環になりますね。
 
 
私はせっかちで早口だったので、聞く力を育てるぞ!と心の中に決めて、学校から帰宅後から就寝まで意識して過ごしました。
 
 

◆「肯定的な声かけ」を増やしてお母さんの話を聞きたいと思わせる!

 
 
ガミガミ注意ばかりしてくる人の話は聞きたくないですよね。 逆に褒めてくれる人の話はよく聞こうと思いますし、やる気も上がりませんか?
 
 
だから、私はどんどん肯定的な声かけをしました。
 
 
発達科学コミュニケーションでは肯定的な声かけには種類がありますが、その中でも私のオススメは「実況中継」! お子さんの行動を見たまま伝えることです。
 
 
「学校行って来れたね!」
「プリント持って帰って来れたね!」
「鉛筆削れたね!」
「明日の準備ができたね!」
 
 
まだ、小学校生活に慣れていなくて、自分で完璧に明日の準備ができないお子さんも多いと思います。
 
 
「鉛筆削ろうか?」と声をかけて、お母さんからの声かけでやっと削れたとしても、「削れたね!」と事実を伝えてあげてください。
 
 
学校のことで、お母さんから肯定的な声をかけてもらうことは、小学校への適応も早めると思います。
 
 
 
 
そうして、自分を褒めてくれるお母さんの話を聞こうと思えると、お子さんはどんどん聞く力をつけていきますよ。お母さんのちょっとした心がけで、聞ける脳になっていくと、先生の声も届くお子さんに変身します。
 
 
お子さんが学校生活をスムーズに送れるように、お母さんが一肌脱いじゃいましょう!
 
 
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執筆者:小出さとみ
(発達科学コミュニケーショントレーナー)

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