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感想が思いつかない!発達障害の子どもに多い「文章が書けない問題」にできる支援のコツ

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小学生になると、日記や作文など長い文章を書くことを求められます。発達障害の子どもは文章が書けない、感想が思いつかない…というお子さんも多く、お母さんも悩んでしまいますよね。2つのコツで長い文章をスラスラ書けるようになりますよ!
 

【目次】

 

1.発達障害の子どもが「文章が書けない、感想が思いつかない」と困っていませんか?

 
 
小学生になると、国語の宿題で長い文章を書く機会が増えますよね。
 
 
日記、読書感想文にその他もろもろ…
 
 
長い文章を書くのが苦手!という発達障害のお子さんは、たくさんいらっしゃると思います。
 
 
私が小学生の頃は、毎日必ず音読と日記が宿題に出されていました。これが毎日となると文章を書くのが苦手な子はつらいですよね。
 
 
学年末が近づくと、1年のまとめとして授業の中で作文を書く機会もあるのではないでしょうか?
 
 
お子さんは日記や作文と聞いただけで嫌がったり、辛そうな顔、面倒くさいと言ったりしませんか?
 
 
文章を書くのが苦手な子にとってはまさに苦行です!
 
 
長期休みには日記や読書感想文が出る場合があります。毎回、後回しにして最後に残ってしまう場合もあるかもしれませんね。
 
 
お母さん方のなかにも、「文章を書くことが苦手」「どうサポートすればいいのか分からない」という方がいるかもしれません。
 
 
実はあなただけではないんです!
 
 
去年の夏休み前に<パステル総研>が実施したアンケート調査によると、『夏休みの困りごと』として宿題が第2位にランクインしました。
 
 
そのなかでも宿題のサポート方法についてお悩みの声が多数寄せられたんです。
 
 
国語の勉強はそこまで苦手ではなさそうなのに、文章を書くとなるとまったく鉛筆が動かない、というタイプの子どももいます。
 
 
どうして文章が書けないのでしょうか?
 
 
お子さんは「何を書いたらいいのか分からない」「感想が思いつかない」と言っていませんか?
 
 
お母さんとしては「何でも好きなことを、好きなように書いたらいいのよ」と思うかもしれません。
 
 
でも、発達障害の子どもたちにとっては、テーマを1つに絞ること自体が難しいのです。
 
 
しかも発達障害の子どもは過去を振り返らず、未来を考えず、「今」を生きているタイプ。
 
 
過去を振り返らなくては書けない日記や作文は、そもそも合っていないのかもしれません。
 
 
また、日記や作文は、頭で思い出したり考えたりしたことを、文字でアウトプットしなければなりません。
 
 
2つの作業を、同時に行わなくてはいけないのです。
 
 
発達障害の子どもで、この同時の作業を苦手とする子どもはたくさんいます。
 
 
どうしたらいいのかわからなくなってパニックを起こしたり、癇癪を起したりするお子さんもいるかもしれません。
 
 
特に読み書き障害(ディスレクシア)の子どもは文字を書くことが困難ですのでかなりハードルの高い作業となります。
 
 
 
 
ただ、この先社会に出るときには、エントリーシートや履歴書、経歴書、企画書など、長い文章で表現することを求められることは多くなります。
 
 
苦手意識を植え付けないようにしていきたいですよね。
 
 
発達障害の子どもが長い文章を書くとき、お母さんがどんな風にサポートしていけばいいのか、お伝えしていきます。
 
 
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2.文章が書けないときの支援①テーマを決めるお母さんの声かけ

 
 
まずお母さんたちに知っていただきたいのは、「何を書いたらいいのか分からない」という、文章が書けない子どもに対して、「何でも好きなことでいいのよ!」という答えでは解決しないということです。
 
 
かといって、お母さんが「○○について書いたらいいじゃない!」と子どもの代わりに決めてあげるのも違いますよね。
 
 
日記なら、その日1日のこと。
 
読書感想文なら、その本のすべて。
 
作文なら、1つのテーマに沿ったことだったら、何を書いても間違いではありません。
 
 
正解はないからこそ迷いますよね。
 
 
ですが、○○して××して△△して…と起こったことを羅列するのは違います。
 
 
発達障害の子どもは特に、どんなことならしっかり書けそうか、見極める必要があります。
 
 
お母さんは、子どもにこんな風に聞いてみましょう。
 
 
「今日、何が一番楽しかった?」
 
「この本で、どのシーンが一番好き?」
 
「○○して、どう思った?」
 
 
この質問をすることで、子どもが一番鮮明に記憶していることを明確にします。
 
 
子どもがしっかり覚えていることでなければ、内容のある文章が書けないからです。
 
 
そして、子どもがしっかり覚えているということは、子どもにとってそれが嬉しかった、楽しかった、驚いたなどの発見があり、心が動いたことなのです。
 
 
つまり、それこそ「書くべき内容」なのです!
 
 
 
 
子どもの嬉しい楽しい記憶を引き出すには、お母さんが楽しそうに質問することです。
 
 
お母さんの表情や声のトーンを敏感に感じ取る子は特に、その雰囲気でやる気も左右されます。
 
 
お母さんの質問に子どもが答えたら、「へーそうなんだー」「いいね!」などのいいリアクションが効果的ですよ。
 
 
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3.文章が書けないときの支援②書く前にメモリーツリーを作る

 
 
「今日、何が一番楽しかった?」
「この本で、どのシーンが一番好き?」
「○○して、どう思った?」
 
こう質問して子どもが答えてくれたら、その内容を紙に書いていきましょう。
 
 
どんなことを書くか、まずはメモリーツリーの形式で書き起こすのが大きなポイントです。
 
 
メモリーツリーとは、キーワードを中心に、それと関係するキーワードを連想ゲームのように、ツリー状に書いていくものです。
 
 
発達障害やグレーゾーンで、ワーキングメモリに課題があるタイプの子どもは、記憶することが苦手!
 
 
お母さんと今話したことでも、話題が変われば忘れてしまいます。忘れても後から見直せるように、紙に書き残すことはとても大切です。
 
 
作文を書く際のメモリーツリーのキーワード、それがさきほどの「今日、何が一番楽しかった?」「この本で、どのシーンが一番好き?」「○○して、どう思った?」という質問に対する子どもの答えです。
 
 
「それはどうして?」
 
「その後に何があった?」
 
「そのときどう思った?」
 
 
など、質問を重ねて、メモリーツリーを広げていきます。
 
 
この段階では、できるだけ大きなメモリーツリーを作ることを意識しましょう。
 
 
作文をスラスラ書いたり、内容のある文章を書くには、ネタは多ければ多いほどいいのです。
 
 
「感想が思いつかない」という問題も解決に向かっていきそうではありませんか?
 
 
メモリーツリーが完成したら、実際に書く内容を選びます。
 
 
あとはそれをつなげて書くだけです!
 
 
発達障害の子どもが、作文や日記など長い文章を書くことが苦手な理由は、そもそも何を書いたらいいのか分からない、というテーマ設定の問題が大きいからです。
 
 
そして、文章を書きながら、次にどんなことを書いたらいいのか、イメージするのが難しかったりします。
 
 
そして次にどんなことが起こったか、自分がそのときどう思ったかを、思い出しながら書くのが苦手だからです。
 
 
お母さんが質問することで、まずは口頭で文章を組み立て、お母さんが作ったメモリーツリーを見ながら、作文として書き起こすという2段階で取り組めば、長い文章もサクサク書き進めることができます!
 
 
もちろん、この方法はお母さんの質問力!聞く力が問われます。
 
 
 
 
作文のネタになりそうな内容を、子どもから引き出さなくてはならないからです。
 
 
でも、プレッシャーに感じることはありません!
 
 
メモリーツリーを書きながら、ネタが足りなければ質問を重ねればいいのです。お母さんがメモリーツリーを見直して、文章が書けそうかどうかをチェックしてみてください。
 
 
苦戦していることや、得意ではないことは、大好きなお母さんの存在と協力が後に子どもが苦労しない結果に繋がってきます!
 
 
毎日の日記、長期休みの読書感想文、各種作文。すべてこの方法で解決できます!
 
 
ぜひ試してみてくださいね。
 
 
作文についてはこちらをチェックしてください!
 
 
 
アスペルガータイプのお子さんへのサポートはこちらで解説しています。
 
 
 
ぜひ併せてお読みくださいね!
 
 
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執筆者:丸山香緒里
(発達科学コミュニケーションリサーチャー)

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