発達障害の子どもへのイライラを書き出して子育てのイライラから卒業しよう!

 

新入学・進級から半月。子どもの学校での様子が心配なあまり、家でもできていないことが目についてイライラしてませんか?発達障害の子育てのイライラから卒業するための方法についてお伝えします。
 

【目次】

 

 

1 発達障害の子育て、親子でイライラしていませんか?

 
 
新学年がスタートして半月ほど経ちました。お子さんの様子はいかがですか?新しい先生、新しい教室、新しい友だち。新しい時間割に新しい教科書!この時期は何もかもが「新しい」ですよね。
 
 
この「新しい」という変化を、お子さんはどう受け止めているでしょうか。
 
 
自閉症スペクトラムタイプの発達障害やグレーゾーンの子どもで「いつもと同じ」が安心する、というタイプなら、新学年という大きな環境の変化になかなかついていけず、不安定になってしまう子もいるのではないでしょうか。
 
 
一方、ADHDタイプの発達障害やグレーゾーンの子どもで、新しいもの大好き!ウェルカム!という子どもだと、ワクワクが大きくなるあまり落ち着きがなくなる…常に騒いでいる…という場合もあります。
 
 
いずれにしても、新学年スタートから半月。お子さんの学校での様子も少しずつ把握し始めた時期ではないでしょうか。
 
 
お母さんの心配や不安が大きくなっていませんか?心配や不安が大きくなるあまり、家での子どもの様子をチェックして、できていない部分ばかりに目がいっていませんか?
 
 
・宿題しない
・片づけしない
・兄弟とケンカばかり!
 
 
「どうしてやってくれないの?」と子どもにイライラしてしまうことはありませんか?
 
 
 
 
4月は学校だけでなく、社会も大きく変化する時期です。お仕事されているお母さんなら、異動もあったかもしれません。普段は「ハイハイ」とスルーできることでも、4月はご両親も気持ちに余裕がなくなりがちです。
 
 
お母さんがイライラするにつれて、子どももイライラ。おうち全体の雰囲気も悪くなることがありますよね。
 
 
「今日は子どもにイライラしっぱなしだった!」「今日は子どもをたくさん怒ってしまった!」「怒りすぎちゃってごめんね…」と子どもの寝顔を見て反省していませんか?
 
 
でも、「しっぱなし」や「たくさん」というのは違うと思います!
 
 
お母さんも人間ですから、24時間365日ニコニコ笑顔で優しくいられるわけではありません。と同時に、24時間365日イライラしっぱなし!というわけではないはずです。
 
 
発達障害の子育ては、一般的な子育て本やお母さんの常識が通用しないこともよくあります。発達障害の子どもが不安定になっても、お母さん自身に気持ちの余裕がなくても、イライラせずに過ごせる方法を知っていれば、おだやかに子育てができると思いませんか?
 
 

 

2 子どもの「行動」に対するイライラをリストアップ

 
 
「今日はイライラしっぱなしだった!」と一口に言っても、
 
 
・1日に何回イライラしたか
・どんな場面で、子どものどんなところにイライラしたのか
 
 
を正確に答えられるお母さんは、ごくわずかだと思います。イライラは感情です。感情は自然に湧き上がっていつの間にか消えていくもの。すべて覚えておくなんて無理ですよね!
 
 
でも、お母さんがどんな場面で、子どものどんなところにイライラするのかが分かったらどうでしょうか。お母さん自身がそういう場面に、ならないように意図的にコントロールすることもできますよね。
 
 
イライラの原因を知っておけば、イライラする前に対策を取ることができるんです!
 
 
子どもの「どんなところ」にイライラするのか振り返ってみることで、イライラを減らしていきましょう!イライラを振り返るために、大切な2つのポイントがあります。
 
 
1つ目のポイントは、子どもの「行動」に対するイライラを書き出していくことです。ノートに書いてもいいし、スマホのメモ機能を使ってもかまいません。「文字に残す」ことが大切です。
 
 
そして、「小さい子に優しくできない」のではなく、「小さい子が“貸して”とお願いしているのに、おもちゃを貸してあげられない」
 
 
「野菜を食べない」のではなく、「ピーマンとトマトを食べない」という風に、具体的に書き出していきましょう。
 
 
 
 
発達障害の子育ては、お母さんの常識が通用しないこともある、とお伝えしました。お母さんの「ええ!?どうしてそうなっちゃうの!?」という気持ちがイライラの原因になる場合もあります。
 
 
この場面に関しては、お母さんの想定外だった、ということが後からでも分かるようにしておけば、発達障害の子どもの行動パターンを把握するのに役立ちます。
 
 
いつも同じ場面で同じ行動をしているのなら、脳の特性からきている行動なのかもしれません。
 
 
そうと分かれば、お母さんがイライラして注意しても、効果的ではないと納得できますよね。
 
 

 

3.イライラに点数をつけて優先順位を考える

 
 
次に2つ目のポイントです。
書き出したイライラにそれぞれ1~10の点数をつけていきましょう。
 
 
一口に「イライラする」と言ってもお母さんのイライラ度は異なるはず!
 
 
それぞれのイライラに点数をつけることで、対策を立てる際に優先順位をつけることもできます。点数が低いイライラは「まあいいか!」という方向に考えることはできないでしょうか?
 
 
こんな風に点数でイライラ度を可視化することで、イライラする場面を減らすこともできます。
 
 
点数が高いイライラは、「この場面ではすごくイライラしてしまう」とお母さんが自分を知ることができます。
 
 
点数が高いイライラについては、意図的にそうなる状況を避けたり、事前に対策を練っておくことが大切です。
 
 
 
 
さきほどの例を考えてみましょう。
 
 
小さい子にお願いされても、おもちゃを貸せない場面についての対策です。まずここで考えなければならないのは、本当に貸さなければならないのか?という点です。
 
 
心のどこかで、「貸して」と言われたら、「いいよ」と譲らなければならないと思っていませんか?譲れる気持ちはとても大切です。でも、譲れないぐらい大切なものがある、という気持ちも守ってあげたいですよね。
 
 
「貸して」というお願いを無視しているなら、まずは「ダメ」と返事ができるようになること、次に「ダメ」の理由が言えるようになることが必要です。
 
 
場合によってはお母さんが「貸してって言ってるよ、どうする?」「これすごく大事なものだからごめんね」と間に入ってあげることも必要かもしれません。
 
 
このように具体的な場面を想定すれば、対策も具体的に考えることができます。こんな風に具体的な対策が決まると、実際その場面になってもイライラすることなく落ち着いて、行動することができるようになります。
 
 
ぜひ、子どものどんな行動にイライラするのかを知って、余計なイライラを手放したり、事前に対策を立ててイライラをコントロールしていきましょう!
 
 
執筆者:丸山香緒里
(発達科学コミュニケーションリサーチャー)
 
 
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