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「ツンデレ」に手を焼くお母さんへ。発達障害の思春期・反抗期の子どもの対応法

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発達障害があってもなくてもやってくる小学校高学年ごろからの思春期・反抗期。この時期は反抗的な態度をとったかと思うと、自分の都合で甘えてきたりします。思春期の子どもの「ツンデレ」にどうのように対応したら良いのかをご紹介します。
 

【目次】

 

1.発達障害の子どもの思春期・反抗期の不安とは?

 
 
家族円満の秘訣はなんでしょう?それは、良好なコミュニケーションができていること。
 
 
小さな頃は楽しく会話していた子どもも、思春期・反抗期になると良好な親子のコミュケーションが取れなくなるものです。
 
 
・話しかけても全く返事をしない
・学校のことは何も話してくれない
・買い物に誘っても来なくなった
 
など成長の証と分かっていても、親がイラッとするような反応ばかりが返ってくると、どう付き合っていけばいいのか、分からなくなってしまいますね。
 
 
思春期・反抗期は、親との距離を取りたがる時期です。この時期は発達の凸凹があろうがなかろうが、
 
・急激な体の変化
・環境の変化(小学校から中学校への進学)
・友人関係の複雑化
・自分の気持ちをうまく表現できない 
 
などの色々なストレスを抱えています。
 
 
特に、中学生になると集団に合わせることや協調性が求められます。文化祭、体育祭、部活動といった集団活動が多くなり、みんなで協力して何かを成し遂げるといった活動が多くなるからです。
 
 
発達障害・グレーゾーンの子の場合、特性ゆえに周りの人に合わせることが苦手だったりします。
 
 
 
 
本人もそのことを分かっていて、周りに合わせようと一生懸命にやっていているのです。それでもなかなかうまくいかないことがあります。
 
 
学校生活でのストレスが今まで以上に増えるため、発達障害・グレーゾーンの子はお母さんへ反抗的な態度が強くなってしまうかもしれません。
 
 
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2.思春期の子どもは「ツンデレ」?

 
 
発達障害・グレーゾーンの思春期の子どもは、「普段はできる限りほっといて欲しい」と思っているので、暴言を吐いたり無視したりとツンツンした態度をとってしまいます。
 
 
とはいえ、思春期・反抗期の子も、年柄年中お母さんと話したくないわけではありません
 
 
 
 
苦しいとき不安なときには、「そばにいて話を聞いて欲しい、優しくして欲しい」と思っています。
 
 
そんなときは、なんとなく話したそうにしてくることもありますね。これが「デレデレ」です。
 
 
思春期・反抗期の子どもは「ツンツン」と「デレデレ」の両方持っているのです。「ツンツン」が圧倒的に多くて、お母さん自身がとても悲しくて傷つくこともあると思います。
 
 
でも、発達障害・グレーゾーンの子も本心では、お母さんに理解し認めて欲しいと思っているのです。
 
 
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3.「ツンツン」には「スルー」で

 
 
発達障害・グレーゾーンの思春期・反抗期の子は親を無視したり、返事をしなかったりします。
 
 
何かを聞いても「別に」「うん」としか言わず、会話が続きません。色々聞かれるとめんどうくさくて、親との会話が減っていきます。
 
 
この「ツンツンした態度」には「スルー対応」が効果的です。
 
 
中3の息子も、朝はとても弱くテンションがメチャクチャ低いです。こちらが「おはよう」と言っても、モゾモゾした声で「う〜」とあいさつを返してきます。
 
 
「もう少しちゃんとあいさつしなさい!」と言いたくなりますが、あいさつくらいでイチイチ注意されたくないというのが子どもの言い分でしょう。
 
 
発達科学コミュニケーションを知る前、一度だけ、朝の忙しいときになかなか支度のはかどらない息子に、
 
「早くしなさい」
「いつもギリギリなんだから」
「なんで昨日のうちに用意しておかないの?」
 
などなど、いろいろお説教してしまいました。そのとき、初めて息子に「死ね〜」と言われたのです。
 
 
普段はとても穏やかな息子に「死ね〜」と言われので、ものすごくショックでした。(帰宅したときには「ごめん」と謝ってくれました。)
 
 
その後、思春期はホルモンの影響もあり、ただでさえ夜型になりがちで朝が弱い子が多い、ということを知りました。
 
 
穏やかな息子の「死ね〜」事件以来、朝は気持ちよく子どもを送り出してあげることを第一に考えるようになりました。
 
 
発達障害・グレーゾーンの思春期・反抗期の子どもには、たとえ返事がなくても今まで通り、
 
・おはよう
・いってらっしゃい
・おかえり
・おやすみ
 
「あいさつ」をし続けることが大切です。
 
 
ここで重要なのは、返事がなくても「あいさつは?」「返事は?」などと決して言わないことです。子どもの「ツンツン態度」にはあくまでも「スルー対応」です。
 
 
ちゃんとしたあいさつが返ってこなくても、「う〜」しか言わなくても、何か返してくれただけ、反応があるだけでラッキー!
 
 
親は、今まで通りあいさつをし続けましょう。とにかく、今まで通りに接することを心がけてくださいね!
 
 
 
 

4.「デレ」には「共感」を

 
 
思春期・反抗期の子どもは、学校から帰ってきても自分の部屋に直行してしまい、話すことがなくなってしまったというお母さんも多いのではないでしょうか?
 
 
いつもつれない態度の発達障害・グレーゾーンのお子さんも、自分の興味のあることや好きなことについては、よく話してくれるということはありませんか?
 
 
ゲーム、マンガ、アニメ、スポーツ、タレント、ファッション…親は、そんなことよりも勉強や学校の方が大事と思ってしまいますね。
 
 
けれど、子どもは自分の興味のあることや好きなことについてこそ話したいのです。
 
 
野球少年の息子は、野球の話をするととてもイキイキと話してくれます。小学生までは野球一筋という感じでしたが、中学生になって好きなタレントができたようです。
 
 
私も、そのタレントさんがTVに出てくるときには録画して、「録画してあるよ」と声をかけ一緒に見ることがあります。
 
 
そのときに大事なことは、発達障害・グレーゾーンの子の興味や好きなことは否定しないこと!誰でも、自分の好きなものを否定されるととても嫌な気持ちになりますね。
 
 
女の子の場合には、お母さんと一緒に二人きりでお出かけし、ショッピングしたり映画を観たりするのもいいかもしれません。
 
 
お母さんと二人きりで、オシャレなカフェや人気のスウィーツ店でお茶をするだけでも楽しいですね。
 
 
新型コロナウィルスの影響でお子さんとの外出が無理なときには、お子さんの大好きなものを買ってきて「お家カフェ」を開くのもオススメです。
 
 
 
 
 
お子さんの好きを受け止め共感することが大切です。
 
 
発達障害・グレーゾーンの子の思春期・反抗期の「ツンデレ」には、毎日のあいさつと子どもへの共感を心がけてみてくださいね。
 
 
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執筆者:深井淳子
(発達科学コミュニケーションリサーチャー)

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