発達障害 自閉症スペクトラム

発達障害・自閉症スペクトラムの子の緊張を軽〜くする「ピタふわ」マッサージとは?!

更新日:

発達障害・自閉症スペクトラム(ASD)の子は、不安がいっぱいで常に緊張状態。腹痛や頭痛など身体の症状として出てしまうこともあります。お母さんの「ピタふわ」マッサージで、緊張感を和らげ心も体もふわっと軽くしてあげましょう。

 

【目次】

 

1.発達障害・自閉症スペクトラムの子はこんなに辛い⁈

 
 
発達障害・自閉症スペクトラム(ASD)のお子さんは、その特性から、不安感や緊張が高く、気付けばエネルギー切れでぐったりなんてこともしばしば…
 
 
わが家の、小学3年生の娘もASDタイプの特性があり、このコロナ休校明けの生活は不安定な状態が続いていました。
 
 
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毎日の学校生活のリズムを取り戻すことに必死で、緊張状態が続き頭痛や腹痛などの身体的な症状を訴えるようになってしまいました。
 
 
発達障害・ASDタイプの子では強い不安感を併発している子が多く、常に隣り合わせの辛い症状の1つでもあるのです。
 
 
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2.ASDの子が安心感を感じにくいのはなぜ?

 
 
発達障害・ASDタイプの子が不安な状態に陥りやすく、安心感を感じにくいことには、どんな理由があるのでしょうか。
 
 

◆ネガティブな記憶を優先的に処理する

 
 
私たち大人でも、常に不安感に襲われている状態など、想像しただけでも苦しくなってしまいますよね。
 
 
常に不安感と隣り合わせということは、安心できる時間が圧倒的に少ないとも言い換えられます。
 
 
もともと、脳はポジティブな記憶より、ネガティブな記憶を優先的に処理してしまう性質があるため、良い記憶より悪い記憶を占める割合が多くなってしまいます。
 
 
まだ発達途中で、より悪い記憶を溜め込みやすいASDの子の脳はそれ以上に、悪い記憶でいっぱいになってしまうのです。
 
 
発達障害の子が、悪い記憶を溜め込みやすい理由については、こちらの記事で詳しく解説しています。ぜひ併せてお読みくださいね。
 
 
 
 

 

 
 

◆安心する経験が少ない

 
 
また、発達障害・ASDの子の中には、乳児期に親に抱っこされて安心するといった経験が少ない子がいます。
 
 
これは、触覚に対する感覚過敏が原因だと考えられます。娘も、赤ちゃんの頃から抱っこを嫌がり、スキンシップを喜ばない子どもでした。
 
 
脳は経験したことの積み重ねで徐々にネットワークが広がり、発達していきます。
 
 
触覚過敏などがないお子さんですと、乳児期に母親に抱っこされることで温もりや心地良さを感じ、その感覚が安心感へと繋がることを脳にインプットしていきます。
 
 
ですから、お腹が空いた・眠いなどの不快な感情があると泣いて、抱っこされることで安心するということを繰り返していきます。
 
 
この経験の積み重ねで、脳の中の安心するためのネットワークが太くなっていきます。
 
 
しかし、ASDの子の中には娘のように抱っこ=安心の経験をしてきていない子が多いので、このネットワークが育っていないということが考えられます。
 
 
不快な感情をどうすれば緩和できるのかを知らずにいるので、不安感はどんどん大きくなり、安心感は小さいままといったようにダブルでリラックスできない状態になりやすいのです。
 
 
ですから、ASDタイプの子の緊張状態をケアするには、不安を取り除き、安心を与える経験をたくさん積ませるということに着目していきましょう。
 
 
具体的なケア方法を詳しく解説していきます。
 
 
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3.身体の症状も和らげるマッサージ法をご紹介

 
 
お子さんが、こんなに辛い思いをしていると思うと、お母さんとしては一刻も早く、その苦痛を取り除いてあげたいと思いますよね。
 
 
これからご紹介する方法は「動作法」という、発達障害の子どもにも用いられる支援技法の一つをアレンジしたものです。
 
 
緊張状態の心と体を、意図的に緩めることでリラックス効果が期待できます。
 
 
わが家のASDタイプの娘に実践したところ、とても好評だったのでご紹介しますね。
 
 
必要なものは、お母さんの手と多少の演技力(笑)だけです。
 
 
まずはじめに、お子さんには座るか横になってもらいなるべくリラックスできるよう環境を整えてください。
 
 
お母さんは「ピタ〜」と言いながら、手のひらをお子さんのおでこやお腹に4〜5秒ほどかけてゆっくり密着させていきます。
 
 
ゆっくり圧を加えながら、今度は「ふわ〜」という言葉とともに、ゆっくり力を緩めていきお子さんの体から手を離し、手を上まで高く伸ばし切ります。
 
 
このとき「ピタ〜」は低めの声、「ふわ〜」は高めの声など使う分けると、より力が抜ける感覚をイメージしやすいのでオススメです。
 
 
お母さんの、イメージ力・演技力も大事です!手を当てる場所は、肩・背中・足の裏などでも構いません。
 
 
お子さんが、頭痛を訴えているなら頭、腹痛を訴えているならお腹といったように、お子さんがやっていて気持ちいい・スッキリすると感じる場所を探してみるのもいいと思います。
 
 
特に身体の症状や、ココといったポイントがない場合は、心をイメージしやすい胸や思考をイメージしやすいおでこがオススメです。
 
 
初めて娘に実践したときは、「何これ⁈なんか気持ちいい〜」と、初めての感覚に目からウロコと言った様子でした。
 
 
それから、寝る前などのリラックスタイムの定番になり、今ではそれ以外でも「ママ、ピタふわやって〜」と、リクエストしてくる程お気に入りのスキンシップになりました。
 
 

 
 
感情に関わる脳のエリアにはスキンシップがとても効果的なので、ASDのお子さんには特に、親子で触れ合う時間をどんどん増やしてほしいと思います。
 
 
他の誰でもない、お母さんだからこそのプラス効果があること間違いなしです。
 
 
おウチですぐできる「ピタふわ」マッサージ、ぜひ試してみてくださいね。
 
 
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執筆者:永作瑛里
(発達科学コミュニケーショントレーナー)

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