発達障害の子どもの得意が伸びて自信が大きく育つオトクな声かけ

発達障害の子どもの得意を伸ばしたい!1つでも多く好きなことを授けたい!というお母さん。子どもがぐんぐん伸びる秘密は自信です!お母さんの声かけで、子どもの得意を伸ばして自信を大きく育てる方法についてお伝えします。
 

【目次】

 

 

1 発達障害の子どもがぐんぐん伸びる秘密は自信にアリ!

 
 
ゴールデンウィーク真っただ中、いかがお過ごしでしょうか?例年よりも長いお休み、ご家族で旅行したり、キャンプしたり、新しい経験をしていらっしゃるおうちも多いと思います。
 
 
発達障害の子どもに、ひとつでも多く好きなことや得意なものを授けたい!そう思っていろいろなことにチャレンジされているお母さん。これ、実はとても大切なことなんです
 
 
人間の脳が発達していくのは、新しい経験が不可欠です。未経験のものにチャレンジしてできるようになっていく…これ、脳が発達している証拠です。でも、発達障害の子どもたちは興味のあることとないことの差が激しいですよね。
 
 
どうしたらいろいろなことにチャレンジしてくれるでしょうか。
 
 
それは、「できた!」という達成感、成功体験です。できた!というときの嬉しい気持ちお母さんがたくさんほめてくれたポジティブな記憶で、「挑戦したら楽しい」とインプットすることが大切です
 
 
小さな成功体験を繰り返すことで、たくさんの経験が積み重なり、発達が加速していきます。ですから、成功体験をたくさん味わうにはその分たくさんのチャレンジをする必要があります。
 
 
そのチャレンジに必要なもの、それは「自信」です。
 
 
「無理!絶対にできない!」と思うものにチャレンジしたいと思えますか?思えませんよね。誰でも失敗は避けたいですからね。
 
 
子どもが自分に自信があれば「無理!」「できない!」という考えではなく、「どうやったらできるかな?」「どんな方法があるかな?」という前向きな考えを持つことができます。
 
 
発達障害の子どもをぐんぐん伸ばすために、自信を大きく育てることはとても重要なのです!
 
 
 
 

 

2 お母さんの声かけで子どもの自信を育てる

 
 
子どもの自信を大きく育てるためにはどうしたらいいでしょうか?発達障害の子どもたちは苦手なことがとことん苦手。苦手の原因が脳の特性にあることもあり、努力してもなかなか思うようにいかないこともあります。
 
 
「こんなに頑張っているのにできない…」と自信を失ってしまう場面がたくさんあるんです。だからこそ、お母さんが意識して自信を育ててあげたいですよね!人はどんな場面で自信がつくか、振り返ってみましょう
 
 
これまでお伝えしてきた、「成功体験」。何かができるようになったときはもちろんですが、誰かに褒められたとき誰かの役に立てたときも自信になりましたよね。
 
 
お母さんからの肯定的な声かけは自信を大きく育てるために不可欠です。成功体験も、自分だけで「できた!」と味わうよりも、お母さんから
 
 
「できたね!」
「やったね!」
「すごいね!」
「頑張ったね!」
 
 
と声をかけてもらった方が嬉しくて記憶に残り、自信につながります。子どもの行動を観察してしっかり声をかけてあげましょう。
 
 
 
 

 

3 子どもの得意も伸ばせて自信も育つ、オトクな一言

 
 
できなかったことができるようになったとき、子どもに「できた!」と認識させて自信を育てることはとてもカンタンです。
 
 
「○○できたんだね!」と子どもの行動をしっかり言語化することで、子どもの理解も進みます。幼児や発達障害で言葉の発達がゆっくりなタイプだと、子どもの行動を言語化することは言葉の支援にもつながるのでおすすめです!
 
 
一方で、子どもが好きなこと、得意なことに関しては、既にできていることも多く、「成功体験」は一通り経験し終えているかもしれません。お母さんも、「これはできるから大丈夫よね!」とスルーしてしまいがちではありませんか?
 
 
しかし、子どもは好きなことや得意なことならどんどん追求していくことができます。特に発達障害の子どもにとって、新しいチャレンジはとても負担が大きいもの。好きなことや得意なことならそのハードルはぐっと低くなります。
 
 
子どもの好きなこと、得意なことこそ自信の源。どんどん追求できるように積極的に声をかけていきましょう。
 
 
そんなときに便利なのは
 
 
「へぇ~そうなんだ!」
「お母さん、知らなかったよ!」
「お母さん、やったことないよ!」
という声かけです。
 
 
子どもが好きなこと、得意なことをお母さんに話したり、やってみせたりしたとき、こんな風に言ってもらえたらどうでしょうか?
 
 
子どもの世界でお母さんは絶対的な存在です。そんなお母さんも知らない、したことがないことを知っていた!できた!ということは子どもにとって大きな自信になりますよね。
 
 
そしてもっと知りたい、やってみたい!お母さんに教えてあげたい、見せてあげたい!と思うようになります。
 
 
こうして好きなこと、得意なことをどんどん伸ばし、自信をつけていくことができます。子どもの得意を伸ばして、自信も大きく育つとてもオトクな表現です。ぜひお試しくださいね!
 
 
 
 
執筆者:丸山香織里
(発達科学コミュニケーションリサーチャー)
 
 
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