発達支援と聞くと病院や専門機関に行って特別なトレーニングを受けることだと思っていませんか?発達支援は、発達凸凹キッズだけではなく子どもたち全員に必要です。だからこそ、お母さんができる「最高の発達支援」のカタチとは何かについてお伝えします。 |
【目次】
1.脳科学者が考える「最高の発達支援」とは?
脳科学の専門家は数多くいますが、脳の発達や発達支援の実践に強い脳科学者は多くはいません。
私は、その一人だと思っているのですが、その私が考える最高の発達支援のカタチは、国や行政が考えるものとは少し違っています。
そもそも、発達支援が必要なのはパステルキッズ(発達凸凹)の子どもたちだけではありません。
脳が未完成な状態で人間は生まれてくるので、脳を使いこなす練習は、子どもたち全員に必要です。
脳に良し悪しがある訳でなく、脳を使いこなしているかどうか? 脳を使いこなす練習をするのが本当の発達支援だと考えています。
では、その発達支援の最高のカタチとは何か?と言うと、私が目指すのは、本人が支援されていると気づかない支援です。
病院や専門機関に行って特別なトレーニングを受けるのではなく、パステルの子たちなら、気づかないうちにその能力を伸ばしてしまえばいつの間にか発達の凸凹が気にならなくなるのです。
これって最高だと思いませんか?
2.お母さんの接し方で発達凸凹キッズの未来が変わる!
発達支援を受ける子どもの中には、「僕って、変わってるの?」「私って、劣ってるの?」と聞いてくる子がいます。
そんな風に自信喪失させるのでなく、お母さんが専門的な知識を持てば、専門機関に行かなくても、お母さんと話している間に発達の凸凹が目立たなくなっていく!としたらどうですか?
私はこれが最高だと思っています。
なぜか?と言うと、そもそも脳科学的には、発達が完璧に整っている人なんて存在しません。
みんなが凸凹を持っていて、その程度が大きいか小さいかの違いです。
特に、発達科学ラボに相談のあるグレーゾーン(発達凸凹)の子たちは凸凹が大き過ぎないからこそ、周囲の対応次第で脳の発達はどんどん加速していきます。
発達障害が重かったり、大人の発達障害ならば、本人が気づかない間に支援するのは難しくなっていきます。
だけど、グレーゾーンだからこそ、どちらに転ぶか分からない子ども時代だからこそ、お母さんの接し方次第で未来が変わるんです!
3.お母さんが発達支援をすると発達凸凹キッズの困りごとも解決!
診断がつく子たちよりも、グレーゾーンの子たちが多い時代です。
大人ができることをやっていきましょう!
発達凸凹の子どもを訓練するだけでなく、大人も変わっていこう!
発達の分野が、そういう考え方に変わって行ったらきっと、もっと、素敵な時代になる!
と私やトレーナーは、こんな風に考えて起業しています。
病院の受診待ち、学校の検査待ちをしている間にお母さんにはできることがあるんです。
もしも、まだどこかに相談に行ったり、私へ相談したりする勇気がない…と感じているお母さんは、私が2年前に出版したこの本を読んでみてくださいね。
図書館での貸し出しでは、25人以上の待ちが出ている所もあるそうです。
でも、この本を買って読んで下されば、あるいは、私から発達科学コミュニケーションを習って下されば、本の貸し出しを待っている間に、お子さんの困りごとはほとんど解決すると思いますよ。
Amazonなどで購入できますのでぜひご覧になってみてくださいね!
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執筆者:吉野加容子
(発達科学コミュニケーショントレーナー、学術博士、臨床発達心理士)
(発達科学コミュニケーショントレーナー、学術博士、臨床発達心理士)