グレーゾーン 対応

音読が苦手な子どもがスムーズに読めるようにする工夫

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小学校の宿題で毎日出る音読。お子さんは、上手に読むことができますか?音読が苦手な子どもは、本人のやる気不足や努力不足ではないんです!大人の工夫で読み間違い・読み飛ばしを減らしていくことができますよ!
 

【目次】

 

1.たどたどしく読む“音読が苦手なお子さん”に困っていませんか。

 
 
小学校の宿題で毎日、音読の宿題がありますよね。
 
 
日々、繰り返しやることで上達していく子どもたちが多い中、繰り返し練習してもなかなか上達しない、苦手なお子さんがいます。
 
 
例えば、
 
読み方がたどたどしい
 
・文字の読み間違いが多い
 
文字や行を読み飛ばす
 
同じところを読む
 
読んでいる場所がわからなくなる
 
 
このようなことが、ずっと続くと「もっと、頑張って!」と言いたくなってしまうかもしれません。
 
 
一生懸命やっているのに、音読が苦手な子どもは、本人のやる気不足や努力不足ではありません
 
 
周りの大人が、「怠けている」「頑張っていない」などと誤解してしまうと、子どもはますます音読の苦手意識が強くなり、音読が嫌いになってしまいます
 
 
しかし、2年生、3年生になっても、音読がスムーズにできないと、お母さんは、どうしたらいいのかわからず心配になってしまいますよね。
 
 
 
 
 
我が家の発達凸凹の息子も、3年生くらいまでは音読が苦手でした。じっくり見ないでパッと見て読むので、読み間違えたり読み飛ばしたりしていました
 
 
私も、どうやって改善させてあげるべきか、3年間悩みました。
 
 
頑張っているのに音読が上達しない子どもは、原因があります苦手なことの背景を今回は考えてみましょう。
 
 
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2.毎日宿題で音読しているのに、どうしてスラスラ読めないの?

 
 
毎日、音読をしているのにスラスラ読めないのはどうしてなのでしょうか。
 
 
それは、脳の発達が未熟な部分があり、脳の発達がアンバランスなことが原因です。発達障害や学習障害だったり、視覚機能の問題があったりするのです。
 
 
つまり、私たちが、文字や文章を見るときと違った見え方をしているのです。わかりやすい例でいうと、文字が2重なって見える子もいます。
 
 
見え方というと、視力のことと考えてしまうかもしれませんが、見え方(視覚機能)は視力とは異なります
 
 
ですので、見え方に問題がある子どもの中には、視力が良い子もいれば視力も弱くメガネをかけている子もいます。
 
 
人間は、視覚や聴覚、触覚、嗅覚、味覚の五感を使って、外部から情報を得ています。外部からの情報のうち、8割は視覚機能で情報をキャッチしています
 
 
視覚機能に問題を抱えていればそれだけ生活や学習・運動で不利になってしまいます
 
 
例えば
 
 
・音読では、読み飛ばし・読み間違いがある
 
・板書が苦手
 
・文字が読めないほど汚い、マスからはみ出す字を書く
 
・手先が不器用
 
・運動が苦手
 
・ものや人によくぶつかる、つまずく
 
 
など、様々なことに影響します。視覚機能は、最初に伸ばしたい大切な機能なのです。
 
 
 
 
発達障害や学習障害の子どもは、視覚機能の問題を抱えているケースが多くあるのです。
 
 
見え方に課題があるので、大人が読む工夫をして読みやすくし、また視覚機能を伸ばしていくと、音読の苦手さが減っていきます。
 
 
 
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3.お母さんがフォローできる!音読が苦手な子にオススメな工夫

 
 
音読で読み飛ばし・読み間違いがある子どもにオススメな工夫をご紹介します。
 
 

◆①読むところだけ見える“読書用ガイド”

 
 
音読が苦手な子は、読んでいる場所を目でスムーズに追う眼球運動が苦手なことが多いです。
 
 
たくさんの文字から、今読んでいる文字を読みながら目で追っていくことに課題があります。
 
 
ですので、読む行だけが見えるように左右の文章の上に紙を置き隠します。1行読み終えたら、紙を左側にずらして読み進めていきます。
 
 
余計な情報はなく読むところだけが見えるので、焦点が合わせやすく集中して読むことができます。じっくり見て読むことを練習してください。
 
 
読むときには、指で追っていきながら読んでいくと、より読みやすくなります。
 
 
このように、読みたい場所を1行ずつ見る事ができる“読書用のガイド”が市販されています。
 
 
また、クリアファイルを使って、オリジナルの読書用のガイドを作ることができます。中央1行は空け、左右のファイルの中に紙を入れます。中央の読む1行を窓のようにして作ります。
 
 
お子さんによって、文字が見やすい、読みやすい背景の色が異なります。背景に色がある方がぐんと読みやすくなるお子さんがいます。お子さんが見やすい色のファイルを見つけて、作ってあげことがおすすめです。
 
 
カラーファイルがなくても、透明なファイルの内側に蛍光ペンで色を塗って色をつけることができますよ。
 
 

◆②文節で区切る

 
 
また、低学年の場合、習っている漢字が少なく平仮名ばかりなので読みにくいことがあります
 
 
大人でも平仮名ばかりだと読みにくいですよね。そこで文章を「/」を書き足して文節で区切ります。
 
 
わかりやすく言うと、「〜ね」と「ね」で区切れるところで区切ります。例えば、
 
 
「はれていたらえんそくへいきます。」
      ↓
「はれて(ね)いたら(ね)えんそくへ(ね)いきます。」
        
 
 
こうすると言葉のまとまりが分かり、読みやすくなります。読むときには、指で追っていきながら読んでいくと、より読みやすくなりますよ。
 
 
もっとも大切なことは、お母さんの声かけです。
 
 
上手に読めているときはもちろん、違えて読んでしまっても、できているところを見つけて褒めてあげてください。
 
 
例えば、「大きな声で読めたね!」「聞きやすい声だったよ!」などです。お母さんの褒め言葉が何よりの自信になります。
 
 
さて、我が家の息子は、今ではほぼ間違えないで読むことができています。スラスラ読めるようになったので、以前に比べて音読の宿題を嫌がらずにやるようになりました。
 
 
 
 
いかがでしたか。音読が苦手な子は、苦手な理由があります。褒めるポイントを見つけて意識して褒めながら、大人が工夫をしてフォローしていきましょう。少しずつ音読の苦手さが軽減されていくといいですね。
 
 
また、学習のつまずきで多い板書の苦手への対応は、こちらで解説しています。こちらもぜひお読みください。
 
 
 
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執筆者:高嶋ともこ
(発達科学コミュニケーショントレーナー)

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