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林修先生も語る!小中時代に友達付き合いが苦手でも全く心配いらないワケ

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友達付き合いが苦手なお子さんを心配していませんか?「小学生なんだからもうちょっとうまくやってほしい…」と思っている方、全く心配いりません!林修先生も語る、小中時代の友達付き合いの位置づけについてお伝えします。
 

【目次】

 

1.友達付き合いが苦手なお子さんに悩んでいませんか?

 
 
 この記事では、小学生の友達関係についての考え方をお伝えしたいと思います。
 
 
小学生といえば、「友達100人できるかな♪」なんて歌がありますよね。
 
 
わが子がたくさんのお友達に囲まれて、毎日楽しく学校に通ってほしい。
 
 
こんな風に思っているお母さんはたくさんいらっしゃると思います。
 
 
ところが、発達障害・グレーゾーンのお子さんは簡単にいきません。
 
 
・ちょっかいを出しすぎてしまう
・調子に乗って一言多くなる
・みんなのテンションが落ち着いてもまだまだ一人で盛り上がっている
 
 
という、すぐに仲良くなれるけど、「空気が読めない」タイプ。
 
 
反対に、
 
・なかなか友達の輪に入っていけない
・友達との会話がうまく続かない
 
という、友達作りの段階から苦手な子など、友達付き合いはとーっても難しいですよね。
 
 
学校は3学期に入りました。今年はコロナの影響で一斉休校や分散登校を経験しましたが、さすがに今の時期になるとクラス全体がまとまってきたり、仲良しグループができたりするもの。
 
 
そんななかで、先生から
 
「お友達とのトラブルが多いので、おうちでもよく言い聞かせてもらえますか?」
 
なんて言われてしまうと、お母さんのショックも大きいですよね。
 
 
 
 
今日は何とかトラブルなしで過ごしてほしい!と切実に願っているお母さん、本当にトラブルがなければそれでいいんでしょうか?
 
 
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2.トラブルゼロで成長しているとは限らない

 
 
子どもが友だちとケンカせず、トラブルなく遊べたら合格でしょうか?
 
 
もちろん、お子さんが学校でトラブルなく過ごせたら、お母さんはほっとするかもしれません。
 
 
でも、考えていただきたいんです!
 
 
何の争いもなく穏やかに過ごせることで、子どもが何かを得ていたり、成長したりしているのでしょうか?
 
 
友達とトラブルがなかった!と言っても、
 
 
・遊びたい場面で距離を取る
・発言したくても我慢する
・ひとまずニコニコうなずいておく
 
 
というものであったとしたら…それでいいわけないですよね!
 
 
小さな争いを何度も繰り返して、お互いの妥協点を探って、お互いを知って仲良くなるものではないでしょうか。
 
 
 
 
注意欠陥多動性障害(ADHD)タイプの場合、お子さんのテンションにみんながついていけず、遠巻きにされているという可能性だって否定できません。
 
 
自閉症スペクトラムタイプのお子さんの場合は、元々1人遊びが大好き!トラブルがないということは仲よく遊べたわけではなく、同じ空間にいただけという可能性だってありますよね。
 
 
トラブルなく過ごせているからといって、成長しているわけでも、何かを得ているわけでもない場合があります。
 
 
むしろ、こうして友達との時間をやり過ごすことで、友達との付き合い方がいつまでたっても学習できない可能性もあるんです。
 
 
まず、お母さんにはこの視点をもってほしいんです。
 
 
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3.林修先生流!「小中時代」の友だち付き合いの位置づけとは

 
 
トラブルなく過ごせているからといって、友達付き合いがうまく行っているわけでもないし、友達付き合いの方法を学んでいるわけでもない。その一方で、大きなトラブルがあるとお母さんの心配は一気に大きくなりますよね。
 
 
どうしてうちの子は仲よく遊べないんだろう…
今日は手が出てしまった…
相手のお友だちに申し訳ない…
謝りにいかないと…
 
 
お母さんのお気持ちは痛いほど分かります。
 
 
でも、お母さんが不安定になると、お子さんまで不安になってしまいます。ですからお母さんにはできるだけどーんと構えておいてほしいのです。
 
 
ですから、お母さんが「どーん!」と構えられるように考え方を変えること。 これが大事なんです!
 
 
トラブルが起こったときに申し訳なく思う気持ちは、人としてあたりまえのものです。
 
 
でもけがをさせたわけではなく、暴言を吐いたわけでもないのなら、過度に申し訳なく思う必要はないと思います。
 
 
相手のお子さんやご家族に過度に申し訳なく思うのは、「こんなことがあったけれど、これからもうちの子のいい友達でいてほしい…」という期待があるからではないでしょうか。
 
 
考え方を変えてほしいのはこの部分です!今度もしトラブルが起こったら、こんな風に考えてみませんか?
 
 
「これは人付き合いの練習だ!トラブルになった子とうちの子が一生お付き合いするわけじゃない!今だけのお付き合いだ!」
 
 
「いつやるの?今でしょ!」で有名な林修先生が「初耳学」というテレビ番組でおっしゃっていたことをご存知の方もいらっしゃるかもしれません。
 
 
林先生は「小中の友だちなんてクソみたいなもの」とおっしゃっていました(2017年11月19日放送)。
 
 
実際に、そのときの番組ゲストの方も、小中の同級生とは年に1回会うかどうかという方がほとんどでした。
 
 
この林先生の言葉、私は「その通り!」と思いながら聞きました。
 
 
私は田舎育ちで、100年単位でご近所さんが変わっていないような場所で育ちました。もちろん、近所の人は父の幼馴染です。そういう状況だと「ずっと仲良しでいてほしい」という考えはある意味正解です。
 
 
でも、実家を出た私は、小中の同級生で今も付き合いのあるのはたった1人しかいません(笑)しかもその1人は遠い親戚でもあるので、厳密な「友達」とも言い切れません。
 
 
もちろん、たくさんのトラブルを経て一生の親友になれることもあると思います。でも一般的には「今だけ」のお付き合いになる可能性の方が高い。そう思ったら、気持ちが楽になりませんか?
 
 
そのうえで、「友達付き合いが苦手だから、今しっかり練習させてもらおう!」という風に考えてみると、子どもが友達付き合いでトラブルがあったとしても、必要以上に申し訳なく思ったり、悩んだりすることはなくなるはずです。
 
 
むしろ、喧嘩してくれてありがとう!と思えるかも?だって、「練習中」ですから!
 
 
もちろん大きな失敗になってしまうと「もう遊びたくない!」とネガティブな気持ちが大きくなってしまいます。そうならないように、最低限のルールを作って、「友達とうまくやれた!」という成功体験を作ってあげてください。
 
 
それが自信になっていきます。
 
 
練習中の小さな失敗は、叱らずに話を聞いてフォローしてあげてください。この辺りはスポーツや勉強と同じです!
 
 
これからお子さんに友達トラブルが起こって、「どうしてうちの子は…」と思いそうになったら、「練習中だった!」と思い出してほしいと思います。
 
 
 
 
林先生のこの発言は、「クソ」という言葉が持つインパクトもあって、当時ネットニュースでかなり騒がれました。
 
 
私なりの解釈ではありますが、林先生は
 
友達関係はもっとメリハリをつけていい
 
とおっしゃりたかったのかなと思っています。
 
 
結局のところ、本当に大事にしたい「人生の親友」は数人。しかも、いつ出会えるのか分かりません。
 
 
小中時代に人生の親友に出会えた方は、もちろんその出会いを大切にすればいい。
 
 
でも、小中時代に人生の親友に出会えず、友達とうまくいかなかったからと言って、「この子は友達ができない」「一生友達付き合いが苦手なまま」ではないのです。
 
 
「友達100人できるかな♪」と言われますが、大人になると
 
「大事にしたい人を大事にする」
「それ以外の人とはそれなりに付き合っていく」
 
が普通になりますよね。みなさん、みんなが仲良しなんて幻想なことは、十分ご存じのはずです。
 
 
私は、小学1年生の息子に常々「嫌な子とは無理に話さなくていい、遊ばなくていい」と伝えています。息子も、「今日○○くんにこんなことされて嫌だったから遊ぶのやめといた」と伝えてくれます。
 
 
まだ1年生なので、その子自体が嫌い、という感じではなく、場面場面でいじわるされて嫌だ、という段階だと思います。
 
 
でも、嫌な人の顔色を窺って、それでも仲良くなれるように頑張るのって、大人でも相当しんどいこと。ただでさえ友達付き合いが苦手な子どもがうまくやれるとは思えません。それで人と付き合うのがイヤになるなんて、本末転倒です。
 
 
今はインターネットで世界とつながっている時代です。それだけ多くの人に出会えるチャンスがあります。付き合う人は選べます!
 
 
だから、大事な人に出会えたときに、大事に付き合っていけるだけの経験をそれまでに積み重ねておく。それだけなんです。
 
 
こういう考え方をすれば、小学生のわが子が友達とうまくいかないことも、おおらかにとらえられるのではないでしょうか?
 
 
友達付き合いが苦手なお子さんにお悩みのお母さん、ぜひ違った視点からも考えてみてくださいね!
 
 
 
 
 
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執筆者:丸山香緒里
 (発達科学コミュニケーションリサーチャー)
 

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