ADHD 対応

ADHDタイプの発達障害:子どもの反抗期に有効な3つの対応

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お母さんにだけ非常に反抗的な子どもに手を焼いていませんか?ADHDタイプの発達障害・グレーゾーンの子どもの反抗的な態度には注意が必要です。お母さんにだけ反抗的になる原因や対処法をご紹介します。
 

【目次】

 

1.発達障害・グレーゾーンの子どもの反抗的態度、このまま放置はNG

 
 
Aさんは、小学4年生でADHDタイプの特性のある息子さんのことで悩んでいました。
 
 
・登校しぶり
・お母さんだけに反抗的な態度
・乱暴な言葉・暴言(うるせぇ!黙れ!!)
・無茶な要求
・お父さんの言うことは素直に聞く
 
 
上記のように、お母さんだけ反抗的な態度になるお子さんは少なくありません。
 
 
お友達のお母さんに相談しても、お父さんに相談しても、『反抗期の時期が終われば問題なくなるよ』『一時的なことだよ』と言われてしまったようです。
 
 
では、本当に息子さんのこのような態度は、成長の過程で時間が経てば改善するのでしょうか?
 
 
答えはNOです!何も対策をしないまま、Aさんと息子さんの辛い状況を長引かせると、さらに悪化し改善させるのが困難になります。
 
 
状況の改善のためには、今すぐ対策を講じて実践することが必要なのです!
 
 
 
 

2.よく聞く反抗期とは少し違う!すぐに対処が必要!!

 
 
Aさんの息子さんのような反抗的な態度と、子どもの成長過程での反抗期とは、どこが違うのでしょうか?
 
 
実は、Aさんの息子さんのような反抗的な態度は、放っておくと、ADHDタイプの発達障害の二次障害になってしまう可能性があります。
 
 
反抗的な態度も、子どもによってさまざま。男の子と女の子でも違ってきます。ですから、専門家に相談しないと反抗期との見極めが難しいのが現状です。
 
 
◆ここで、ポイント!◆
 
・子どもの反抗的な態度に対して、お母さんが正しい対応をすれば子どもの態度は改善します。
 
・逆に言えば、間違った対応をすれば子どもの態度は悪化してしまうという事です。
 
 
では、実際にAさんは、どのように対応していたのでしょうか?
 
 
実はAさんは、息子さんの反抗的な態度や暴言に対して、感情的に取り合い、暴言にひるんで無茶な要求を聞き入れていました。
 
 
その結果、息子さんの反抗的な態度や無理な要求が、さらにエスカレートしてしまったのです。
 
 
つまりAさんは「間違った対応をしていた」ということになります。このときのAさんは、息子さんに対する正しい対応を知らなかったのです。
 
 
 
 

3.お母さんにだけ反抗的な子どもに有効な対応3つ

 
 
では、お母さんにだけ反抗的な子どもへの「正しい対応」とはなんでしょうか?有効な対応を3つ紹介します。
 
 

◆①感情的にならず、冷静に対応する

 
 
発達障害・グレーゾーンの子どもは、お母さんの感情的な態度には敏感です。
 
 
お母さんが感情的な態度で接してくると、さらに反抗的な態度で言い返したり、無視したり、お母さんの言うことをシャットアウトします。
 
 
お母さんは、子どものこのような態度にさらに腹を立てて感情的になってしまうため、子どもの態度がさらに悪化していきます。Aさんの対応と同じですね。
 
 
そうならないために、子どもの反抗的・挑発的な態度に対しては、決して感情的にならないことです。お母さんは冷静な態度を保ち、子どもが冷静になるまで待ちましょう。
 
 
一時的に、子どもの反抗的・挑発的な態度がエスカレートすることもありますが、ここでもお母さんは冷静な態度を貫きます。
 
 
その、冷静な態度を続けていると、次第に反抗的・挑戦的な態度で接しても無駄であることを、子どもが自ら学習し、態度も落ち着いてきます。お母さん、お子さんともに冷静になれたら、お子さんの気持ちをたくさん聞いてあげてくださいね。
 
 

◆②お父さんに状況を理解してもらう

 
 
お父さんには、「子どもが母親の言うことをきかない」という状況をぜひ理解してもらいましょう。理解してくれる人がいることで、お母さんも安心できます。
 
 
お父さんに子どもの反抗的な態度について説明するときも、お母さんは冷静な態度で接することが重要です。
 
 
お父さんに説明する時に、お母さんが感情的な態度だと「お母さんが感情的だから、子どもも感情的になるんじゃないの?」と言われる可能性があります。
 
 
子どもが、どのような状況でお母さんに暴言をぶつけ、反抗的な態度を取るのかを具体的に説明して、理解してもらいましょう。
 
 

◆③子どもには約束を守りきらせる

 
 
約束したことをなかなか守れないのが、ADHDタイプの子どもです。これが繰り返されると、大人の方に「仕方がない」とあきらめの気持ちも出てしまいます。
 
 
ただ、こうやってあきらめていくと、子どもはどんどん約束を守れなくなっていきます
 
 
約束は、守りきらせることが大切です。また、約束を守れたらご褒美をあげるなど、ルールを明確に決めておくのも重要です。
 
 
約束を守れなかったときに、大人が子どもの弁解や屁理屈にとりあわないよう心がけます。大人が決めたことを破ったのでは、子どもは約束の大切さを学べません。
 
 
約束に対するツメの甘さが、子どもの反抗的な態度に結びつくのです。
 
 
さて、Aさんはその後、信頼のおける専門家に相談しました。そして、この3つの対応法を含めた「発達科学コミュニケーション」に基づく正しい対応を学び、実践しました。
 
 
すると、息子さんの態度が少しずつ落ち着き、Aさんに対する反抗的な態度は嘘のようになくなったのです!登校しぶりもなく、笑顔いっぱいで元気に登校できるようになったとのことです。
 
 
いかがでしたか? もしお子さんが、お母さんにだけ反抗的な態度をとっていたら、3つの対応を実践し、子どもの感情に巻き込まれないように心がけてくださいね。
 
 
 
 
執筆者:渡辺みゆき
(発達科学コミュニケーショントレーナー)
 
 
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