発達障害の子どもが楽しく続けられる習い事を選ぶための絶対条件とは?

発達障害グレーゾーンの子どもの「習い事って何をやらせたらいいんだろう?」とお悩みではありませんか?お子さんにいろんなことを体験させ楽しく続けさせてあげたいですよね。そこで今回は習い事を選ぶときに気をつけてほしい絶対条件についてお伝えします。
 

【目次】

 

1.発達障害の習い事は何を基準に選ぶ?

 
 
発達障害・グレーゾーンのお子さんの習い事、どういった基準で選びますか?
 
 
お子さんがやりたいもの?
 
親御さんがやらせたいもの?
 
流行りのもの?
 
昔からあるもの?
 
 
どのような基準で選んでも、必ず習い事には「先生」が存在します。
 
 
実は、どんな習い事を選んでやらせたとしても、先生の対応によっては学ぶ意欲や効果が半減してしまいます。
 
 
例えば、
 
 
・聴覚過敏がある子が、声の大きな先生のところに通う
 
・苦手なことも、頑張ればできるようになると思っている先生のところに通う
 
・優劣をはっきりさせ、向上心を図る方法を取り入れている
 
 
などです。
 
 
このような状況で、何かしらの苦手がある発達障害やグレーゾーンのお子さんを頑張らせてしまうと、結果的に先生への信頼関係はもちろん伸ばせる能力も伸ばせなくなってしまう可能性があるのです。
 
 
 
 
同じ習い事でも、先生により教室の雰囲気や進め方は様々ですよね。だからこそ発達障害やグレーゾーンの子どもの習い事選びは、特に慎重にいきたいところなのです。
 
 
今回は、我が家の娘の事例をあげながら、習い事の先生との相性について考えていきたいと思います。
 
 
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2.失敗だと気づいた娘の習い事選び

 
 
ここで、我が家の娘の話しをさせてください。
 
 
娘は発達障害グレーゾーンの自閉症スペクトラム(ASD)傾向で、不安が強いタイプの女の子です。
 
 
今年小学校に入学した娘が、幼稚園の年中さんだったときのことです。1年間、幼稚園内でやっている課外の体操教室に通うことになりました。
 
 
もともと、持病があるため、少しでも体力をつけて欲しいなと思って始めた習い事でした。
 
 
娘は、幼稚園内での課外教室ということもあり、不安よりも安心感の方が大きかったようで、二つ返事で入会することを希望しました。
 
 
私も、幼稚園内の体育館でなら大丈夫だろう、体操の先生も有名な体育教室から来ている先生だから優秀な方に違いないとすっかり安心しきっていました。
 
 
娘は幼稚園が終わると、その足で体操教室に通うお友達と園内の体育館へ移動します。慣れた場所で、見慣れたお友達と一緒に通う体操教室。朝から楽しみに登園して行ってました。
 
 
しかし、数ヶ月が経った頃、娘が、
 
 
「ちゃんと聞いているのに、私ばかり怒られる。なんでだろう?」
 
 
と言い出したのです。
 
 
すっかり安心しきってしまっていた私は、これはいけない!と、早速、体操教室の見学に行くことにしました。
 
 
そこでは、娘が一生懸命にお友達と頑張っている姿が目に入ってきました。 私が安心したのも束の間、娘がみんなの列から外れてしまったのです。
 
 
その瞬間、言われたことができなかった娘へ、先生からの集中攻撃が始まったのでした。
 
 
「なんでわかんないの?」
「できてないの、〇〇ちゃんだけなんですけど〜」
 
 
と体育館中に響き渡る声で、親としては、切なくて胸が苦しくなったのを覚えています。
 
 
幼くても完璧に行うことが大切であるから、できていないところはとことん叱って直す。矢継ぎ早に言われ続け、娘は先生の目をじっと見つめ動かなくなりました。
 
 
 
 
娘は、体を動かすことが大好きで、体操をとても楽しんでやっていました。
 
 
しかし、このやりとりを見てしまった私は、優先すべきことを間違えていたと痛感しました。
 
 
娘が好きなことだから通わせてあげたいけれど、この先生じゃない!と気づいたのです!
 
 
先生も、とても有名な体育教室から来ている、素晴らしい先生であることはわかっています。体操ということもあり、厳しい目で指導してくださっているのもわかります。
 
 
しかし、まずは楽しみながら、能力を伸ばすことが大切なのではないかと感じたのです。
 
 
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3.子どもを伸ばすには先生がカギ

 
 
良い結果を出すためには、厳しい練習や叱咤激励があってこそ!と昔から言われていますよね。 すでに結果を出した経験があり、良い結果を生み出すためには仕方ないんだ、ということがわかっているなら良いんです。
 
 
しかし、叱咤激励を受けて伸びるためには、それまでの経験と自信があってこそ。
 
 
まずは、「褒めて伸ばす!」が鉄則です。
 
 
 
 
うちの子、褒められるとすぐ調子に乗るから〜というお母さん。
 
 
調子に乗って良いんです!調子が乗らないと実力以上の力は出せないですから。
 
 
幼児期の子どもは、まだ経験も自信も不足しています。
 
 
苦手なことをどのように補って、楽しさを教えてくれるのか?
 
できなくても諦めず頑張ることをどのように教えてくれるのか?
 
 
全ては先生の言動と行動にかかっているのではないかと思います。
 
 
できなかったとき、ただ責められたら、その先の行動は止まってしまいます。
 
 
「どうして?」と責めるのではなく、「どうしたら?」できるようになるか?を教えてくれる先生に出会いたいものです。
 
 
せっかく、高い月謝を払って、子どもを伸ばす機会を設けているのに、先生の一言で台無しになってしまってはもったいないですよね。
 
 
特に、発達障害やグレーゾーンのお子さんは、尚のこと慎重に先生との相性を大切にしたいものです。
 
 
娘は、年中の一年間を体操教室で頑張りましたが、年長に上がるのと同時に退会しました。あとから知ったのですが、年長に上がるのと同時に数名の子どもが、先生が原因で退会していたようです。
 
 
それだけ、習い事の中身よりも、教える先生が重要な鍵を握っているかがわかります。
 
 
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4.楽しく続けられる習い事選びの絶対条件

 
 
今、娘は2つの習い事に楽しく通っています。ひとつはバレエ教室、もう一つは公文です。
 
 
ここでは、失敗を経験した私がたどり着いた楽しく続けられる習い事の選び方で大事なポイントを2つお話しします。
 
 

◆①必ず親子で体験をして、先生に特性についてじっくり伝える

 
 
先生に子どもの特性についてしっかりと説明し、何が苦手なのか、どういった伝え方なら伝わりやすいか? など私も何度もお会いし、お話しして、納得した上で入会を決めました。
 
 
バレエ教室ですが、先生は娘へはゆっくりと話しかけてくださって配慮してくれています。
 
 
ですので、わからなくても、周りを見てついていこうと頑張ってやれています。
 
 
急な代行の先生になった際も、「いつもと違うので、不安になっていませんか?」と気遣ってくれる先生です。
 
 
 
 

◆②発達障害の子ども達を受け入れているところを選ぶ

 
 
一人ひとりの個性を認めてくれるかどうか?もポイントです。
 
 
もう一つは、公文ですが、先生から言われた言葉は、
 
 
「うちには色々なお子さんが通っているの。私はただその子に合わせて楽しさを教えていくだけよ!」と。
 
 
娘へも、楽しさを優先してくださり、かける言葉も娘の自信につながる声がけをしてくれています。
 
 
まさに二人とも、発達科学コミュニケーションでもっとも大事にしている「肯定的な声かけ」をマスターしている先生です!
 
 
娘は不安が強いのですが、警戒心も同時に強いので、私が想像するよりも遥かに深く相手をみています。初めて教室に行ったその日に、「ここに通って頑張りたい!」と伝えてきてくれました。
 
 
何を習っても、どんなに有名でも、やはり一番重要なのは教える先生です。
 
 
実際に、私自身も自分の子ども時代を振り返ってみると、先生に恵まれた習い事は思った以上に伸びました。
 
 
今は、選択するのも迷うほど色々な習い事がありますよね。何を選択したとしても、お子さんにとって良い先生に恵まれることが一番なのではないでしょうか。
 
 
良い先生との出会いは、お子さんの力を最大限に引き出します!
 
 
皆さんのお子さんが、良い先生と巡り会えますように、心より祈っています。
 
 
 
 
 
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執筆者:みずおち梨絵
(発達科学コミュニケーションリサーチャー)
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