こだわりが強い発達障害グレーゾーンの子どもへの対応~子育てがつらいと感じたときの相談先とは?~

こだわりが強い発達障害グレーゾーン・ASDタイプの子どもたち。こだわりが強く育てにくい子どもにどう対応すればいいのか分からず、悩んでいませんか?ここでは、子育てがつらいと感じたときに私が救われた2つの相談先をご紹介します。
 

【目次】

1.こだわりが強い発達障害グレーゾーンの子どもとは?
2.息子のこだわりの強さにどう対応したらいいのかわからない
3.自分から困っていることを訴えれば状況は変わります!
4.発達障害グレーゾーンの子どもの育児に悩んだときの2つの相談先
◆自治体の相談窓口
◆パステル総研

 

1.こだわりが強い発達障害グレーゾーンの子どもとは?

 
 
こだわりが強いというのは、発達障害グレーゾーンの中でも、自閉症スペクトラム(ASD)タイプの子どもによくみられる特性の1つです。
 
 
ASDの子どもは、幼少期から特定のものごとやルールに強いこだわりを示し、好き嫌いが極端になりがちです。自分のやり方やペースを維持することを最優先にしたいという思いが強く、自分のこだわりをお母さんに押しつける子どももいます。
 
 

 
 
また、規則やルールを相手にも守らせたいと、必要以上に執着する子どももいます。忙しい時間帯には、こうしたこだわり行動が日常生活を過ごしにくくするため、お母さんが困ってしまうことも多くあります。
 
 
このように、こだわりが強いということが、発達障害グレーゾーンの子どもの特性の1つであるということを知らなかった私は、育てにくい息子の育児に悩んでいました。
 
 
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2.息子のこだわりの強さにどう対応したらいいのかわからない

 
 
現在4歳になる息子は、赤ちゃんの頃から夜中に何度も目を覚ます子でした。
 
 
「◯ヶ月過ぎると朝まで寝てくれて、楽になるよ!」と言われながら、数時間毎に目を覚ましては寝かしつける生活が3歳過ぎまで続きました。
 
 
発育に関しては問題がなく、健診でも特に発達の遅れや気になる点を指摘されることもなかったので、なんとなく育てにくいのは、母である私のせいだと自分を責め、寝不足で心身ともに崩壊しそうな状態で子育てを続けていました。
 
 
さらに、自分は赤ちゃんとのコミュニケーションが下手な気がする、と常にモヤモヤとした不安を抱え、周りのお母さんがとても上手に穏やかに子育てしているように見え、ひとりで焦りを抱えていました。
 
 
もしかして発達障害…?という考えがよぎることはあっても、本気で疑ったことはありませんでした
 
 
そんな息子をなんとなく他の子と違うと感じるようになったのは、1歳で保育園に通うようになってからでした。
 
 
一番初めに感じた違和感は、「この子はこだわりが強すぎるのでは?」という点でした。 自分の欲しいおもちゃがあると、他の子が使っていても、「貸して」と言いながら相手が手放すまでずっと後をついて行く
 
 
「このこだわりの強さは、普通なの?」 と不安になりましたが、保育園の先生から大きな反応がなかったので、なんとなく引っかかるものの気にしないようにしました。
 
 
他にも、何かお気に入りのおもちゃを握っていないと登園しない。
 
 
登園の移動手段はその日ごとにこだわりが変わり、
 
 
自転車は絶対乗らない
ママ抱っこじゃないと嫌だ
ベビーカーじゃないと嫌だ
車じゃないと嫌だ
この道じゃないと嫌だ!
 
 
とにかく仕事に遅刻しないように!と毎朝パニックになりながら、なんとか保育園に送り届けることを繰り返していました。
 
 

 
 
帰りは、お迎えに行っても素直に帰ってくれない。
 
 
「どうしてこの子はこんなに私の言うことを聞いてくれないのだろう」
「他の子は素直にお母さんの言うことを聞いているのに」
 
 
自分の育て方のせいなのだと、いつも情けなく悲しい気持ちでした。
 
 
その後、息子は、自分の思い通りにならないと「ママいらない」と怒り、引っ掻いたり、髪を引っ張ったりと手が出るようになり、私は疲弊すると共に親としての自信も無くしていきました
 
 
それでも、保育園の先生からは、
 
 
「お母さんを本当に信頼しているのね。何をしても大丈夫って思っているのよ」
 
「〇〇君よりももっとこだわりの強い子がいますよ」
 
 
と言われ、先生たちに悩みを打ち明けることはできませんでした。
 
 
振り返ると、私自身も発達障害グレーゾーンの息子の育児に余裕がなく、周囲とうまくコミュニケーションが取れていなかったと思います。
 
 

3.自分から困っていることを訴えれば状況は変わります!

 
 
私の場合は、結果的に3歳児検診から少しずつ状況が変わっていきました。
 
 
3歳児健診で、問診票の「育児相談を希望する」にチェックを入れ、「こだわりが強すぎる我が子にどう対応したらいいのか知りたい」と記入したのです。
 
 
そこから市役所での心理士さんとの面談につながり、月に1度の発達教室に合計5回通うことになりました。
 
 
でも、ただ教室に通っているだけでは、私の気持ちは晴れませんでした。
 
 
教室に通い始めても息子の状態は変わらず、私もこだわりに対してどう対応したらよいのか誰からもはっきりした答えを得られなかったからです。
 
 

 
 
そんな状態が続いていたとき、教室に参加していた心理士さんに、思い切って自分の気持ちを打ち明けました。
 
 
私の気持ちを静かに聞いてくれた心理士さんは、「お母さんの悩みをすぐには解決はできないけれど、息子さんにとって何が一番いいのか、お母さんの育てにくさを解決するためにどうしたらいいのか、一緒に悩ませて欲しい」とおっしゃいました。
 
 
その後、心理士さんが親身に対応してくださり、私の気持ちも徐々に落ち着いていきました。 息子には、発達教室の後に通える療育施設をいくつか紹介してもらい、息子の特性に一番適切と思われる療育施設への入所が決まりました。
 
 
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4.発達障害グレーゾーンの子どもの育児に悩んだときの2つの相談先

 
 
私のように、発達障害グレーゾーンの子育てに悩んだときには、自分に合う相談先を探すことをおすすめします。ここでは、私が見つけた2つの相談先をご紹介します。
 
 

◆自治体の相談窓口

 
 
「子どもを育てづらいと感じているけれど、周りには分かってもらえない」という悩みを抱えているお母さん、思い切って自治体の相談窓口に相談してください。遠慮をせず、自分の納得がいく答えを得られるまで話をしてみてください。
 
 
私の住んでいる市の担当部署は「子ども家庭相談課」という名称でしたが、それぞれお住いの地域によって呼び名は違うと思います。市のホームページで調べるか、直接電話で問い合わせてみてもよいと思います。
 
 
自治体の相談窓口に直接相談することがためらわれる方は、私のように3歳児検診を利用してみてもいいかもしれませんね。
 
 

 
 

◆パステル総研

 
 
もう1つの相談先は、パステル総研です。
 
 
無料のセミナーや個別相談があるので、子どもの困りごとを講師に相談することができます。
 
 
その後、 希望をすれば、脳科学、教育学、心理学のメソッドを合わせた独自の発達支援プログラム「発達科学コミュニケーション(発コミュ)」を学ぶことができます。
 
 
私は発コミュを学んだことで、息子のこだわりの強さは、自分の育て方の問題ではなく、発達障害の特性によるものだったのだと納得し、具体的な対応方法を習得しました。
 
 
発コミュを学んだお母さんのコミュニティである発達科学ラボには、過去に同じように「発達障害育児に悩んだお母さん」という最強の味方がたくさんいます。また、Nicotto!塾に登録すれば、自分の困りごとをいつでも知恵袋で相談できます。
こちらより会員登録いただけます。初月無料ですのでお気軽にお試しください!
 
 
いかがでしたでしょうか?育てにくい子どもに悩んだら、子どもの状態を自分のせいだと責めるのではなく、相談先を見つけて助けを求めて下さい。お母さんのありのままの気持ちをぶつけて、「辛い、助けて!」と何度も伝えましょう。
 
 
必ず困っていることを受け止めて、お子さんに合った支援を一緒に考えてくれる人が現れますよ!
 
 
 
 
発達障害の子を育てる頑張り屋のママ、遠慮せず助けを求めましょう!

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執筆者:柏柳みちよ
(発達科学コミュニケーションリサーチャー)
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