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寝ない子にはこれ!発達障害・ADHDの子どもを上手に寝かして親子の睡眠不足を解消するテクニック

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「何度言っても寝ない」「どうしたら寝てくれるの」発達障害・ADHDの子どもは睡眠障害に陥っている場合が多く、夜の寝かしつけに苦労されているお母さんも多いはず。 そんなお子さんに快適に眠ってもらうテクニックを本日はお伝えします!
 

【目次】

 

1.発達障害・ADHDのうちの子は寝るのが下手なんです

 
 
発達障害・注意欠陥多動性障害(ADHD)のお子さんの半数が何かしらの睡眠障害を発症しているといわれています。
 
 
寝つきが悪い、夜中に起きる、一度起きると眠れないなど、症状はさまざまです。
 
 
我が家には今年5歳になる発達障害・ADHDグレーゾーンタイプの息子がいます。息子も1歳頃から睡眠障害の症状が出始めました。
 
 
最初は、遊んでいる途中やごはん中にうとうとしたり、多少夜眠るのが遅かったりすることが気になり始めました。とはいえ、当時はお昼寝をしてくれていたのでまだ何とかなりました。
 
 
ただ、次第に体力がついてきたこと、発達障害・ADHDの特徴でもある感情のコントロールが苦手なことが重なり
 
 
お昼寝しない(しようとしても時間がかかる)  
  ↓
夕方ぐずる
  ↓
夕食前に疲れて寝てしまう
  ↓  
夜、無意識に泣き叫ぶ
  ↓
疲れが取れず朝から不機嫌
 
 
等、どんどん悪循環になっていきました。
 
 
 
 
夜、無意識に泣き叫ぶのは「夜驚症」と言い、まるでパニックを起こしたかのように泣き叫び暴れることです。
 
 
病気ではなく、その日の興奮状態や疲労具合によって特に幼児期に現れる症状で、年齢とともに治まってくると言われています。
 
 
本人が無意識の状態で起こるため電気をつけても声をかけても効果はなく、ただ見守ることしかできません。
 
 
息子の場合はものすごい量の汗をかき、「やだー!!」と叫びながらのたうち回っていて、抱きかかえるとかえって危険なため、周りに危険なものがないかだけを確認し様子を見ていました。
 
 
ただ、年齢が上がるに従い落ち着くことを知ってからは、できる限りお昼寝をさせたり、夜は落ち着く環境作りを心掛けていました。
 
 
けれど、感情のコントロールが下手な発達障害・ADHDっ子の睡眠不足はそんなことでは解消しなかったのです…
 
 

2. 気付いたら夜中…親子で睡眠不足な毎日

 
 
3歳になり、ますます体力のついた息子。週末はお昼寝することがほとんどなくなりましたが、疲労による突然意識を失うような寝方が減ったことで、夜驚症も次第に回数が減っていきました。
 
 
そう。つまりお昼寝なしになったことで一時期は早寝早起きという規則正しい生活になっていったのです!
 
 
「お昼寝しなくても早めにきちんと寝られるなら問題ないよね。むしろ規則正しい生活になっているわけだし、私も夜のフリータイムができるからいいんじゃない?」
 
 
そんな風に軽く考えていた私。
 
 
しかし問題は平日に現れるようになっていきました。
 
 
平日は保育園に通っていて周りのお友達に影響されてか、きちんとお昼寝をしていました。それも2~3時間という長時間で。
 
 
つまり、体力を温存して帰ってくるんです…!
 
 
当時の私はフルタイム勤務をしていて、お迎えは19時頃。帰宅して急いで夕食とお風呂を済ませても落ち着くのは21時前でした。
 
 
やっとお迎えに来たママと一緒に遊びたいのに、家事に追われて遊んでくれない
 
 
落ち着いたと思ったら寝る時間と言われる
 
 
今思えばこの状況は息子にしてみたら不満足な状態だったと思います。
 
 
 
 
体力も遊びたい気持ちもまだ十分にあったら、我慢できないですよね。いくら照明を落としたり、絵本を読んで落ち着かせようとしても効果なし
 
 
こっちは寝かせようと必死!
 
あっちも遊び足らなくてイライラ!
 
 
電気が暗いまま、「寝ようよ」「いやだよ、遊ぶ」を繰り返し、気付いたら24時近くに…
 
 
さすがに私もイライラしてきて「もういい加減に寝てよ!」と怒鳴り、息子は泣きながら眠りにつくことがしょっちゅうでした。
 
 
そうです。規則正しくなっていたのは一時的で、結局は親子で睡眠不足に陥っていったのです。
 
 
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3. 逆効果になりかねない?!やってしまいがちなNG行動

 
 
怒鳴ると一時的に静かになります。
 
 
私も当初はほかに方法が見つからず、その場で静かになっていればいいと思っていました。
 
 
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とにかくなんでもいいから寝て…!
 
 
子どもの気持ちを置き去りにして、イライラしながら押さえつけるように寝かせていました。
 
 
実は、これこそがNG行動なんです。
 
 
子どもは怒られたというネガティブな記憶が残った状態、つまりストレスを抱えたまま寝ることになってしまいます。
 
 
大人でもホラー映画を見たり思いっきり身体を動かした時、夢見が悪かったりすることはありますよね。
 
 
私自身も気になることがあると目がさえて一晩眠れないなんて経験もあります。
 
 
それと同様に𠮟りつけて寝かす行為は、ただでさえ睡眠障害で寝つきの悪い子に追い打ちをかけるように脳に刺激(負荷)をかけることになってしまうんです。
 
 
そうすると夜泣きをしたり、朝もぐずぐずしてご機嫌斜めだったり…結局はお母さんのストレスも疲れも溜まり、負のループに陥ってしまう
 
 
もし夜中に目を覚ませば却って睡眠不足なり、生活の乱れや感情のコントロール不安、問題行動を起こしやすくなる等、次の日にも影響がでるのは明白です。
 
 
逆効果ですよね。
 
 
ではそもそも夜泣きとはなぜ起こるのか。
 
 
夜驚症については先に記載しましたが、夜泣きについても原因がはっきり解明されているわけではありません。
 
 
ただ一般的には以下のようなことが原因の一部ではないかと考えられています。
 
 
・短い睡眠サイクル
・日中の運動不足
・昼間の強い刺激
・睡眠環境の問題
 
 
どれにしても寝る前の状態がリラックスしていないことは、大きな要因の1つになっていそうです。
 
 
特に夏はただでさえ眠りにくく体力も消耗しやすい季節なので、やはりリラックスしてしっかり眠れる状態を確保する必要がありますね。
 
 
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4. 夜泣きせずぐっすり眠れるとっておきのテクニック!

 
 
では一体どうするのか。
 
 
添い寝しても、絵本を読み聞かせても、電気を暗くしても、どうしてもダメなとき。
 
 
そんな時は“一度寝るのをあきらめる”ことをしてみてください。
 
 
え?寝かさなきゃいけないのにどうして?と思われる方もいらっしゃると思います。
 
 
ただご自身が子どものころ、眠れなかった時どうしていましたか?
 
 
きっと「早く寝なさい!」と言われながらも暗い部屋でこっそり何かをしていた…なんて経験をお持ちではないでしょうか。
 
 
子どもにとって「寝なさい」と言われても、寝られないものは寝られないんです。
 
 
むしろ怒られた、否定されたという負の記憶が残ってしまい、夜泣きをしたり、朝もすっきり起きられなかったりしてしまいます。
 
 
ですから、お勧めしたいのは
 
 
①「眠れないんだね?じゃあ後15分遊んで、その後寝ようか」と眠れない気持ちを肯定してあげること。
 
②短時間でいいので時間をお約束したのちに思いっきり遊んであげること。
 
③もう一度入眠儀式(絵本やハグなど短時間なもの)を行うこと。
 
 
この3つです。
 
 
こうすることで、気持ちに寄り添ってもらえたという満足感が生まれ、結果すーっと眠りに入ることができます。
 
 
 
 
ただし、この時間にテレビや携帯等刺激の強いものは逆効果なのでやめましょう。本人が落ち着いて好きなものを選択してあげると良いと思います。
 
 
我が家はこの方法でリラックスして眠れるようになり朝も元気に起きてきてくれるようになりました。
 
 
どうしても寝かしつけにお困りでしたら一度試してみてくださいね!
 
 
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執筆者:仲田なぎさ
(発達科学コミュニケーショントレーナー)
 
 

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