自閉症タイプの子には人一倍不安が強いお子さんもいます。ママから離れることが心配な子への対応を誤ってしまうと、終わりの無い道を迷走してしまうことにも。根本から解決できるコミュニケーション法で、ママにべったりから開放される実践法をお伝えします! |
【目次】
1.プライベートの時間なんてない!自閉症タイプのママにべったりな子ども
2.民間資格で学んでもコミュニケーションが苦手な娘は母子分離不安障害に
3.来年度の我が子にワクワクできますか?
4.子どもの視点メガネをかけるほどママが自由になれる実践法!
◆STEP1:ママの当たり前を捨てちゃおう!
◆STEP2:子どもはママと一心同体
1.プライベートの時間なんてない!自閉症タイプのママにべったりな子ども
自閉症タイプのグレーゾーンの不安が強く、ママから離れられないお子さんに困っているお母さん!疲れていませんか?
・泣きながら抵抗する子どもを送り出している
・ママが居ないと幼稚園に行けないので、付き添いしている
・子どもが常にママにべったりで、プライベートの時間もない
こんな風に、子どもに振り回されて苦しんでいらっしゃるかもしれません。
学校にどうにか行っていれば、安心してそのうち一人で登校できるようになるのかもしれない。
他の子どもと一緒に過ごしていれば、ママから離れられるようになるはず!と思われているかもしれません。
しかし、その答えはNO!
どんなに頑張って家から送り出すことに成功したとしても、根本から子どもに安心感を与えてあげなければ繰り返してしまいます。
そして、子どももママも気持ちが不安定な状態だとしたら、ママから離れることへの不安をさらに強めてしまいます。
今までと違う対応へすぐに切り替えることをオススメします!
2.民間資格で学んでもコミュニケーションが苦手な娘は母子分離不安障害に
そのうちママから離れられるようになるはず。なんて甘い考えでは解決できない!
と、自信をもって断言できる理由は私の失敗談と娘が変化した証明があるからです!
娘が小学2年生の頃のことです。自宅に遊びに来てくれたお友達から「今度は公園で遊ぼう!」と誘われた時、娘はいつも「お母さんと一緒なら…」と返事をしていました。
私は、小学2年生にもなって、子どもの輪の中に母親が一緒に入るのはちょっとおかしいよね…と、そばに居ることを求める娘に違和感を感じていました。
そして、 「お母さんも一緒に学校に来れるの?」と、ビックリする言葉を投げかけてきた時のことは、今でも忘れません。
みんなと同じように1人で学校へ行くことは当たり前!だと思っていたからです。
しかし、発達障害・自閉症傾向グレーゾーンの人一倍不安が強い娘にとっては、毎日の学校生活が必死でした。
元々、コミュニケーションが苦手な娘は、弱音を吐くこともなく日々の我慢を内に溜め込んでいたのです。
なぜなら、当時の私は娘が私と離れて学校で過ごすことに対して日々、葛藤していたことにも気づけなかったのです。
娘は、次第に笑顔が少なくなっていきました。
そこで、わたしは娘の元気を取り戻したい!!
「そうだ!問題が解決できるような資格をとればいいんだ!」
と、娘が2年生の時から、自宅で学べる民間のカウンセラー資格を習得して娘へ実践していきました。
時には、資格から得た知識で救われたこともあり、資格を取って良かった!と思えた時期もありましたが、人一倍不安が強くコミュニケーションが苦手な娘は年齢が上がると共に新たな苦痛に次々とぶつかります。
小学3年生の時、私が一緒でないと学校へ行くことができなくなりました。
そして、
母子分離不安障害と告げられ、
小学4年生になっても、私が家を留守にしてスーパーへ買い物に行くことすら強い抵抗がありました。
そして、5年生になった娘は同じ屋根の下に居てもわたしの姿が見えないと不安で、おどおどした状態になっていました。
気づけば自己流の判断をしていった結果、5つも民間のカウンセラー資格に手を付けていたのに状況は改善しなかったのです。
3.来年度の我が子にワクワクできますか?
来年度は1人で通うことができるようになっているのだろうか?
そんな期待をよぎらせながらも、先が見えないママにべったりの状態は日が経つにつれてママの不安も大きくなる一方ではないでしょうか。
そこで、今年こそは子どもの為にママがしっかり学ばなきゃ!!と、知識と肩書を得ることができる、資格へ手を付ける方も多いのではないでしょうか?
・手軽な金額なら都合がいい
・子どもの悩みが解決できて、自分の肩書を持てたら一石二鳥!
・子どもの側でも学べるから、都合がいい
こんな好都合で手っ取り早く手軽にとれる資格があれば、子どもの為に手をつけちゃいますよね!?
しかし、手軽な資格をいくら学んでも、我が子にピタッと当てはめようとすること自体が現実的ではないことなのです。
ところが、脳科学、教育学、心理学のメソッドを合わせた発達科学コミュニケーション(発コミュ)は、脳が成長していくしくみをメソッド化にしてあります。
なので、子どもの発達が加速される発達科学の技術を用いているので、実践すれば脳が成長し、発達を加速させてあげることが可能!
今からの対応で、変身している来年度の子どもの姿をワクワク想像もできちゃいます。
一時でも私から離れることが不安になっていた自閉症タイプの娘は、発コミュを実践し始めて2週間で激変していきました。
私が実践した方法についてこれからお伝えしていきます!
4.子どもの視点メガネをかけるほどママが自由になれる実践法!
では、自閉症タイプの娘のママにべったりという悩みごとを根本から解決できた実践法を2つのSTEPでお伝えします!
◆STEP1:ママの当たり前を捨てちゃおう!
周りの子ができる事は我が子もできて当たり前!という見方は、子どもにとっては苦しい場合もあります。
子どもがママから離れることへの不安を少しでも感じる場面では、思い切ってママの当たり前を捨てちゃいましょう!
そして、我が子の視点に立ってできていることを認めてあげることが大切です。
「1時間もお留守番できてたね!!すごいことだね!」
「ママが側にいなくても、隣のお部屋でお友達と遊べたね!」
このように、我が子だけの視点で褒めてあげるだけです。
◆STEP2:子どもはママと一心同体
ママにべったりで、すんなり離れることができない子はママがどこで何をするのかを知ることができるだけで、安心がグッと高まります。
STEP1でお伝えした、ママから離れることへの不安を少しでも感じる場面でママの当たり前を捨てる!ことを踏まえた上で、
次は、ママがどうして、いつ、どこで、誰と、どのように、どの位の時間、何をするのかをお子さんへ分かり易く伝えます。
「○○君の好きなハンバーグの材料を買うために、△△のスーパーへ自転車で行ってくるね!○時には戻るからお留守番できるかな?」
という感じで、お子さんが少しでも不安になる状況であれば、たとえ部屋の中でも度々、ママの行動を伝えます。
「洗濯物をベランダに干すから、10分位テレビ見ててね!」
何度も伝えていくうちに慣れてくると、ママがどうして、いつ、どこで、誰と、どのように、どの位の時間、何をするのか。子どもは記憶していきます。
もし、いつもと同じパターンの場合は短く省略しても大丈夫です!
ママが何をするのか伝えて、子どもが実践できた後の褒めも欠かさずしてみてくださいね!
お子さんの視点に立ってできていることを認めてあげる、子どもにママの行動を予測させてあげる
この2STEPの声かけを継続して伝えるだけで子どもの発達はグングン成長していきます!
手軽な資格を例え10個、20個取ったとしても、また同じことの繰り返し。確実に変化できたからこそ、私はこう思います。
ですが、この事実に気づくまでに3年の年月と5つの民間資格へお金を費やしました。
発達科学コミュニケーションに出会った私は半信半疑で実践した結果、数分でも私の姿が見えないと不安になっていた娘は大変身!
たった2週間で私が側に居なくても、友達と2人で近所を10分程度お散歩できるようになりました!
それから更に3週間後には 、いとこと近所のスーパーへ40分かけて、お菓子を買いに行くことができました!
正直、ここまで手ごたえがあるとは思っていませんでしたが、娘の変化という証明がここにあります。
我が子の視点で褒めれば褒めるほど、ママ自身が楽になることができるなんて一石二鳥です。
さっそく、お子さんの視点メガネをかけて子どもとのコミュニケーションでママの自由を広げていただけたら幸いです。
ママの代わりになる頼りになるアイテムもオススメです♪
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執筆者:おおむらさえ
(発達科学コミュニケーションリサーチャー)
(発達科学コミュニケーションリサーチャー)