【お悩み相談室】発達障害傾向のある子の宿題対応に困っています。マイペースな性格の特徴を良い方向へと向かう方法はありませんか?

娘は現在、小学校1年生です。発達障害傾向があります。とてもマイペースで宿題のたびに親子バトルが絶えません。娘の特徴をうまく活用し良い方向に向かわせる方法はありませんか?

7歳・女の子のママ

小学生になると避けて通れないのが「宿題問題」ですよね。親子バトルが絶えなかった我が家が、スムーズに宿題に取り掛かれるようになった対応をお伝えします。

発達科学コミュニケーションリサーチャー 

みずおち梨絵

 

【目次】

 

1.発達障害傾向がある子にとって宿題は苦痛

 
 
夏休みも残りが少なくなってきましたね。みなさんのお子さんは宿題が終わりましたか?
 
 
周りの発達障害傾向のあるお友達のママからの困りごとを聞いても、ひんぱんに話題に上がるのが「宿題対応」です。お子さんがなかなか宿題に取りかからず、お母さんは毎回やらせるのに苦労しているのです。
 
 
特にマイペースな子は、状況に合わせて動くことが苦手なことも多いので、その特徴をうまく活用できるようになるまでは親子バトルが絶えないことも多くあります。
 
 
発達障害傾向のあるお子さんが宿題を嫌がる理由として考えられるのが、
 
 
・疲れていてやりたくない
・読み書きに時間がかかるから苦痛
・集中力が続かないから終わらない
・宿題しなさい!といつも怒られていてやる気が起こらない
 
 
など。
 
 
 
 
基本的に子どもにとっての宿題は、苦痛で面白くないんですよね。さまざまな理由が重なり、やる気が出なくなってしまうのです。
 
 
今回は、我が家で経験した娘との宿題をめぐる親子バトルが終息した対応をお伝えします。
 
 
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2.子どものやる気は親の対応次第

 
 
ここで我が家の話をさせていただきます。私にも小学生の娘がいます。超がつくほどのマイペースさんです。
 
 
小学校に入り、1学期中盤から宿題が始まりました。娘からすれば、毎日5時間授業を受けて帰宅し、やっと好きなことが自由にできる時間。そのやっと訪れた自由時間に、宿題をやらなくてはならないんですよね。
 
 
娘は、宿題を全力で拒否するようになりました。発達障害の傾向があるため、集団生活にも疲れやすい傾向もあります。娘が宿題をやりたがらない理由も理解できます。
 
 
しかし、宿題をやらずに学校に行けば、翌日に娘自身が嫌な思いをすることになる…と、私自身が心配になっていました。だから、正直言って宿題をやらせたい!
 
 
そんな私の思いとは裏腹に、娘は毎日の宿題を拒否していました。宿題をやらないで怒られてしまう状況だけは避けたいと考えていた私も口調が強くなってしまう日も増えていきました。
 
 
 
 
しかし、今考えたら、私の心配をただ娘に押し付けていただけなんですよね。そして、宿題は自分でやっていくのが当たり前という状況で育った私にとっては、娘が自分で進んでやるのが当然だよね!と頭のどこかで思っていたんです。
 
 
そうは思わない娘と、そう思う私がぶつかるのは当たり前ですよね。そこで自分の言動や行動を見直すことにしました。
 
 
寄り添う気持ちを第一に考えたところ、娘に劇的な変化が見えてきたのです!次項でお話ししていきますね。
 
 
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3.親子バトルは3つの対応で解消

 
 
宿題をやる・やらない問題のバトルで疲れたお母さんには、これから紹介する3つの対応を試していただけたらと思います。
 
 

◆①自分の子ども時代を思い出して共感

 
 
ぜひ、ご自分の子ども時代のことを思い出してみてください。
 
 
宿題って、どんな風に思っていたかな?
すぐに終わらせる子だったかな?など。
 
 
そこで、素直に子どもに話をしてあげてほしいと思います。
 
 
「お母さん、宿題は夏休みの最後に泣きながらやっていたくらい嫌だったから、気持ちわかるよ」というように共感の言葉をかけてあげます。しかも、これ私が実際に娘に伝えた言葉です。
 
 
やるか、やらないかは別として、お母さんに気持ちを共感してもらえると子どもは安心するものです。発達障害傾向のお子さんは、自信がない子も多いので、大好きなお母さんからの共感はとても響くものがあります。
 
 

◆②お母さんも一緒に勉強タイム

 
 
お子さんの宿題の時間に、ぜひ家事をするのを少し我慢して一緒に勉強するのもおすすめです。
 
 
勉強というと、とてもハードルが高いかもしれませんが、好きな本を読むとかでも良いと思います。
 
 
「〇〇が勉強しているから、お母さんも自分の勉強しよー!」などと伝え、同じ時間を共有します。別々のことをしていても、お母さんが一緒に勉強しているというのは、お子さんにとって、とても心強いものですよ!
 
 
 
 
 

◆③マイペースな子の特徴の一つ!自分で決めたい!

 
 
そして、マイペースなお子さんの特徴でもある、人に左右されたくない!という想い。自分で決めて、自分から動きたいという想いが強い子が多いように見受けられます。
 
 
しかし、この一見扱いづらそうな特徴ですが、これから生きていく上でとても大切な力なんですよ!自分で道を選択し、人生を歩んでいくために必要な想いです。
 
 
その特徴を活かして、宿題をやる時間を自分で決めてもらうようにします。そこは絶対にお母さんが決めるのではなく、時計などをみながらお子さんに決めてもらってください。
 
 
時計がまだ読めないお子さんは、お風呂の前や、夕飯のあとなど、何かの前後に設定して選択肢を与えてあげても良いと思います。
 
 
ここでは、自分で決めさせる!というのがポイントです。自分で決めて、その時間に行動を起こしたときにお母さんはすかさずその行動を認めてあげる。
 
 
これを繰り返すことによって、自分で選択ができる自信もついてきます。
 
 
いかがでしょうか?我が家はこの3つの対応を娘に繰り返しおこなっています。バトルは1週間もしないうちに終息しました。
 
 
前項でもお話しした通り、娘はスーパーマイペースなのでなかなか行動に移さないときもありますが、それでも宿題に取り掛かるのにとてもスムーズになりました。
 
 
そして、集中力も続かずなかなか終えられなかった宿題も、あっという間に終わらせることができるようになり、私も小言をいう機会がなくなりラクになりました。
 
 
宿題に関しては賛否両論ありますが、どうせやるなら楽しく、親子のバトルなく良好なコミュニケーションのもとでやらせてあげたいですよね。
 
 
良かったら試してみてくださいね。
 
 
マイペースなお子さんへの対応は、こちらの記事でも紹介しています。あわせてチェックしてみてくださいね。
 
 
 
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執筆者:みずおち梨絵
(発達科学コミュニケーションリサーチャー)
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