ママがすぐ使える〇〇を作って、忘れ物が多い海外在住発達障害・グレーゾーンの子どもの新学期の対策をしませんか?

忘れ物が多くて困っている海外在住発達障害・グレーゾーンの子どものお母さん。スクールバス乗り場で慌てないために、「視覚」を味方にした〇〇を活用して、朝のイライラを軽減する方法をご紹介します。
 

【目次】

 

1 忘れ物が多くて困っている海外在住発達障害・グレーゾーンの子どものお母さん。実はお母さんの言葉づかいが招いてる?!

 
 
海外在住の多くの子どもたちは、学校に通うのにスクールバスを利用しているケースが多いですよね。私の10歳の息子もスクールバスで通っています。
 
 
息子は昨年インターナショナルスクールから日本人小学校に転校して学んでいるのですが、入学して気づいたことは、毎日たくさんの持ち物があること!
 
 
ハンカチ、ティッシュ、名札、宿題プリント、教科書、ノート、体操着、お習字道具、図工セット、ピアニカ、そしてお弁当に水筒などなど。
 
 
マンションの下からスクールバスに乗れるとはいえ、毎日ものすごい持ち物の量です。
 
 
日本だったら忘れ物にお母さんが気づいたら、すぐに届けられるような範囲におうちがあると思いますが、海外だと渋滞がひどかったりするので届けるのを諦めることってありますよね。
 
 
「忘れ物をしたら先生に怒られたらかわいそう」と思うからこそ、忘れ物をしないようにと、お母さんも毎日確認で大忙しじゃないですか?
 
 
毎日のように家を出る時に「忘れ物ない?大丈夫?」って声をかけているのに、バス停に着いたら、ランドセルをしょってなかった!なんていうエピソードも耳にします。
 
 
家を出る前に確認しているのに忘れていると、イライラが勃発しますよね。
 
 
でも、実はこのストレス、お母さんの言葉遣いが招いちゃっていることがよくあるんです。
 
 
 
 

2 言葉の字面と意味が違うと、発達障害・グレーゾーンの子どもには伝わりません

 
 
出かける前に「忘れ物ない?」って、子どもに言ってませんか?
 
 
 これ子どもがどう捉えているかと言うと「忘れ物ってどれの事を言っているんだろう…分かんないからとりあえず返事しておこう!」
 
 
もう一つ例を出しますね、「時計を見ながら動いて!」と声かけ。
 
 
これを子どもはどう捉えているかと言うと、「時計見るのね、今は〇時〇分!」 
 
 
お弁当作りや、自分の身支度をしてバタバタしているのに、グズグズしていると、「早くして!」ってイライラしますよね。
 
 
私もイライラガミガミ言っていたことがあるので、お母さんの気持ちはよくわかります。でも残念ながらこの声かけだと、お母さんが意図するメッセージは、子どもには伝わっていないんです。
 
 
では、どう言ったらいいかというと、ストレートに伝えることが一番です。
 
 
ハンカチ持った?お習字道具持った?と、何を持って行って欲しいか明確に言う方が伝わります。
 
 
時計を見て欲しいというお母さんの意図が、「15分に家を出るから、あと10分で身支度を終えて欲しい」のならば、「部屋を出る10分前だから制服を着ちゃってね」と声かけ。
 
 
「忘れ物ない?」という言い方より、何を持って行って欲しいかをストレートに言う方が、断然子どもの理解度が上ります。とは言え、毎朝毎朝これをやるのって体力を消耗しますよね。
 
 
お母さんをサポートするお役立ちグッズをご紹介します。
 
 
 
 

3 「忘れ物大丈夫?」の言葉がけを多くするのではなく「視覚」をうまく取り入れよう

 
 
忘れ物が多い、発達障害・グレーゾーンの子どもは、耳から聞く情報を理解するよりも、目から(視覚)で捉える方が得意な子がいます。
 
 
視覚で捉えやすいようにするために、ホワイトボードとマグネットを活用させてみませんか?
 
 
まずはお母さんが、子どもの持っていく物の全体の把握をしてください。
 
 
◆ 毎日必ず持って行く物リスト
(例)
・ハンカチ
・ティッシュ
・名札
・ランドセル又はリュックサック
など
 
 
◆ 時間割によって持っていく物リスト
(例)
・体操着(中身も細分化します:上着、パンツ、赤白ぼうし)
・水泳キット(ゴーグル、タオル、水着)
・お習字セット(大筆、小筆、墨汁、半紙、ぶんちん、新聞紙)
など
 
 
◆ 宿題
(例)
・漢字ドリル
・算数ドリル
・プリント
など
 
 
これはほんの一部ですがこうして書き出すと、持ち物が多くあって大人でも確認に頭をフル回転させないといけないことがわかるでしょう。
 
 
これを1つずつマグネットに書く、又はイラストにして、ホワイトボードに貼って、自分で確認しやすいように準備します。お子さんが好きな色にしたり、枠を飾ったり見てやりたくなるような視覚的工夫を一緒にしても楽しいですよね。
 
 
始めは一緒に確認して練習しますが、だんだん慣れるとやり方を覚えるので、自分から進んでやるようになります。
 
 
自分でできたら、カレンダーにできましたシールをつけて、できた日を何日やるかゴールを掲げる。
 
 
しっかりできたら、大好きなアイスクリームを食べに行くごほうびも、やる気アップにつながりますよね。
 
 
「忘れ物ない?」と、タスク確認のエネルギーをどんどんと減らしていく工夫をすると、お母さんの気持ちも楽になってストレスが減ると思います。
 
 
ぜひ100均グッズなどをうまく使って、この休み中にお子さんに合ったホワイトボード確認表を作って、休み明けに備えてみてくださいね。
 
 
お母さんの朝のプレッシャーが減るよう応援しています!
 
 

 
 
執筆者:吉田エイミー
(発達科学コミュニケーショントレーナー、心理カウンセラー)
 
 
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