子どもの毎晩の歯磨き時間が大幅短縮できたママの対応

発達障害の子どものなかなか終らない歯磨きに、毎晩疲れ切っているお母さんはいませんか?それは発達障害の特性のせいかもしれません。簡単な方法で毎日の歯磨きがスムーズにできるようになり、お母さんもイライラから解放されますよ!
 

【目次】

 

1.発達障害の子どもの、終わらない歯磨き

 
 
子育て中のお母さんは、特に夜は子どもが寝入るまでが時間との闘いですよね!毎日毎日、お疲れ様です!!
 
 
大変な毎日、子どもがテキパキと歯磨き、お風呂を済ませて寝てくれると安心ですよね。やるべきことをササッとやってくれると、とても助かりますね。
 
 
しかし…我が家の自閉症スペクトラム(ASD)の娘は、小2まで、夜の歯磨きがまるでカメさんのように少し磨いては止まり…。歯磨きが全然終わりませんでした。
 
 
「歯磨きをする時間だよ」と伝えても、夕飯後は面白そうなテレビ番組の時間帯と重なってしまうので、テレビへ気が向いてしまうことがほとんどでした。
 
 
歯の健康の為には夕食後の歯磨きがベストと言われていますから、私は子どもに早く歯磨きしてもらいたくて日々イライラしていました。
 
 
テレビをOFFにして歯磨きが終わるまでテレビを観させないようにしたり、テレビを観ながら仕上げ磨きをしたりするなど、日々疲弊状態になりながらも色々と試しました。
 
 
 
 
私はもう娘の歯磨き時間が苦痛になってしまうほどでした…。
 
 
必死に娘へ「歯磨きしてよ!」と、声かけをしていましたが、スムーズに歯磨きを終えることは至難の業でした
 
 
今日こそは楽しく仕上げ磨きしてあげよう!と日々思ってはいても、毎日毎日同じことの繰り返しですから、どうしてもイライラした感情は湧き出てしまいます。
 
 
娘にとっては、ゴールデンタイムの夕飯後に歯磨きをすることはとても困難な状態でした。ちょうどテレビがおもしろい時間帯ですから、無理もないのですが…。
 
 
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2.歯磨きが進まないのは怠けているのではなく発達障害の特性

 
 
実は、娘がなかなか歯磨きに集中できないのには発達障害の特性の理由があったのです。
 
 
発達障害の子は視覚情報に敏感な子が多くいます。 視覚過敏とも言います。
 
 
視覚過敏の影響から、目から入る情報を一度に大量の処理をしてしまうこともあります。
 
 
多くの人は目から入る情報を無意識に必要と不必要へと分けることができるのですが、視覚過敏の子どもは多くの情報量を処理してしまうのです。
 
 
そのため、 多くの人が気がつかないようなささいな変化にまで気づく傾向があります。
 
 
多くの人にはなんでもない小さなことであっても、目に入ると気になってしまい、行動が止まってしまうのです
 
 
娘は意図的に歯磨きを怠けていたのではなく、無意識にテレビの中の情報が気になってしまい、 歯磨きに集中することが難しかったというわけです。
 
 
とはいえ、家族みんなが歯磨きの為にテレビなしの生活を我慢することも現実的ではありません。
 
 
 
 
そこで、私はあることを割り切ることで今まで 「 どうすれば娘が歯磨きをサッとこなすことができるんだろう」 と、悩んでいた日々から解放されたのです!
 
 
その方法は、とても簡単なのですが、もしかするとお母さんにとって勇気がいることかもしれません。
 
 
これから、娘が歯磨きをテキパキとできるようになった方法をご紹介しますね!
 
 
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3.お母さんは割り切って、子どもに一言聞いてみよう!

 
 
・お母さんのこだわりを手放す!
・タイミングを子ども本人に決めてもらう!
 
 
この、2点です。
 
 
私は「夕飯後は歯磨きの時間」という自分の中の決まりがありました。 その結果、子どもたちに私の希望のタイミングでの歯磨きを強要していたんですね。
 
 
このこだわりをまず手放しました。それぞれのお母さんにこだわりが色々とあると思います。割り切って、いったん手放してみてください!
 
 
そして、歯磨きをするタイミングを子ども自身に決めてもらいます!
 
 
我が家の娘は、「お風呂から出てから歯磨きする!」と決めました。すると、なんと娘は楽々に自分磨きをこなし、すんなりと仕上げ磨きも終えることができたのです!!
 
 
 
 
我が家の場合は夕飯後にお風呂へ入ることが日課になっていて、娘にとっては入浴後に歯磨き!という流れがしっくりきていました。
 
 
・お風呂から上がると、すぐそばに洗面台があるので導線となっていること
 
 
・入浴後はテレビOFFの状態が多いため歯磨きに集中しやすい環境が整っていること
 
 
この2点がテキパキと歯磨きをこなせるポイントだったのです!行動すること自体にエネルギーが必要ですから、同じ作業でもラクにできるほうが習慣化しやすいですよね。
 
 
そして、私も仕上げ磨きをしやすくなったので、手抜きすることなくキレイに磨くことができています。
 
 
歯磨きのタイミングはベストな食後からはズレてしまいましたが、キレイに仕上げ出来ることで、虫歯予防もできています。
 
 
余計なこだわりを捨て、歯磨きをするタイミングを子どもに決めてもらっただけで、イライラから解放され、時間を有効に使えるようになりました!
 
 
子どもが自ら行動しやすいタイミングだと、日課にしやすく楽々歯磨きができる習慣となっていきますよ!
 
 
歯磨きがスムーズに進まず悩まれている方は、お子さんにどのタイミングに歯磨きしたいか聞いてみてくださいね!自分で決めてもらいましょう!
 
 
 
 
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執筆者:おおむらさえ
(発達科学コミュニケーションリサーチャー)
 
 
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