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先生の心を動かす相談の仕方~現役・小学校教諭からのメッセージ~

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2学期が終わりに近づき、来年度の学校生活についての悩みや不安が出てくる時期。この時期に担任と作戦会議を行い、学校と家庭がタッグを組んでお子さんサポートしていきましょう!現役小学校教諭である私から、教員の心が動く相談の仕方をお伝えします。
 

【目次】

 

1.11月だからこそ担任の先生に相談するメリットがある!

 
 
学校に慣れてきた頃だと思いますが、どっと日々のつかれがでてくる二学期後半。
 
 
勉強が難しくなったり、行事の練習がイレギュラーな形で入ってきたり…
 
 
お子さんが学校でどのように過ごしているのか、不安になりますよね。
 
 
「支援級に行くつもりはないけれど、いろいろ不安だな。」
 
「個別にフォローしてほしいけれど、担任の先生にどんな風に言ったら?」
 
 
このようなお悩みを抱えていらっしゃるお母さんも多いのではないでしょうか。
 
 
相談したい気持ちはあっても、もう11月。「今頃、相談なんて…」と躊躇される方もいらっしゃるかもしれません。
 
 
が、そんなことはありません!
 
 
11月という、今だからこそ!のメリットもあるのです。
 
 
それは、先生もお子さんのことをよく分かってきたタイミングだということ。
 
 
 
 
年度初めは、やはり手探り状態です。
 
 
しかし、1年も後半に差し掛かった今なら、ふだんの様子から、お子さんの得意なこと、苦手なことが、いろいろな角度から見えています。
 
 
ですから、お母さんのお話を聴くだけでなく、普段の学校生活での様子と照らし合わせて、作戦会議ができるんです!
 
 
 
今年度はもちろん、来年度に向けても、建設的に話を進めていける可能性、大なのです♪
 
 
今日は、 通常級で困りごとがある場合に、「先生にサポートをお願いしたい!けれど何をどう伝えればいいの?」という疑問にお答えしたいと思います。
 
 
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2.個別のサポートはかなり厳しい!~学校生活のリアル~

 
 
私は公立小学校で通常級と支援級とを担任しています。
 
 
正直なところ、30人もの子どもたちを一人でみる担任にとって、個別のサポートはかなり厳しいものがあります。
 
 
私自身も、通常級の担任をしているときは、ここが一番の悩みどころでした。
 
 
困っている子がいる。だから横について一緒にやってあげると、クラス全体が回らない…
 
勉強がわからない子に教えてあげたい。だけど、教えなければいけない範囲まで進まない…
 
 
今はサポートが必要な子が毎年増えていますので、毎日が葛藤でした。
 
 
 
 
このように、学校側も支援の悩んでいるのが現状です。
 
 

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3.先生がサポートしやすくなる!ちょっとした工夫とは

 
 
そこで、先生に相談される際、お母さんの心が伝わり、先生が動きやすくなるちょっとした工夫をされることをお勧めします!
 
 
その工夫とは、家でお母さんがお子さんにしていることを伝えることです!
 
 
先生にサポートをお願いするとき、
 
 
① 子どもの特性(どんなことに困り感を感じるのか)
② 具体的に、どんなサポートをしてもらいたいのか
 
 
この2つを伝えることが一般的だと思います。
 
 
これだけでも、お子さんの支援に必要な情報は十分届きます。
 
 
しかし、これだけだとかなり一方的になってしまい、先生の心には響きません。
 
 
たとえば一斉指示を聞くことが苦手なお子さんであれば、
 
 
『① うちの子は、一斉指示が苦手です。分からない場合は、近くのお友達を見て動いたり、お友達や先生に自分から聞いたりする ように伝えているのですが
 
② もし指示を聞くことができていないようでしたら、個別の声かけをお願いできないでしょうか。』
 
 
このような形です。
 
 
家でこんなことをしています、こういう風に伝えているのですが、という一言があるだけで、学校に任せきりではない、子どもの自立を願っているお母さんの気持ちがとても伝わってきますね。
 
 
 
 
ここに、「先生も大変だと思うのですが」という言葉=先生への思いやり♡を入れていただければ完璧です!
 
 
「サポートをしてほしいというご家庭はうちだけじゃないと思うのですが」
 
「これだけの人数、先生も本当に大変だと思うのですが」
 
 
そんな言葉を一言入れていただきたいのです。
 
 
先生も、人間です。お仕事をされている方なら、たとえば、お客さんがどんな風に言えば、この人のために何とかしよう!してあげたい!そう思えるか、考えていただければわかりやすいと思います。
 
 
この思いやり♡があるのとないのとでは、全然違います。 ぜひ、先生の心を動かすつもりで話をしてみてくださいね。
 
 
お母さんの気持ちが楽になりますように。 そして、その不安だった気持ちが、安心感としてお子さんに還元されますように。
 
 
 
 
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執筆者:石原ゆか
(発達科学コミュニケーションリサーチャー、小学校教員)

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