子どもの発達を伸ばすのはお母さん!保育と子育ては違うからこそ保育士から転身した発コミュトレーナーの想い

 

保育士として働いているのに自分の子育てに悩み発コミュに出会った渋沢さんは、娘さんへの発コミュの効果が分かりトレーナーになる決断をしました。保育と子育ての違いや、保育の視点から見た発コミュの効果について伺いました。
 

【目次】

 

1.保育士でも子育てには悩むもの

 
 
発達科学ラボで活躍しているトレーナーやリサーチャーは、もともとは自身の子どもの発達凸凹からくる困りごとに悩んでいたお母さんです
 
 
発達科学コミュニケーションを学んで自身の子育てと子どもに向き合い親子ともに成長してきました。
 
 
その経験を生かして、自分と同じように子育てに悩んでいるお母さんに発コミュを伝える講師として活躍するトレーナーとパステル総研で記事の執筆や教材を作るリサーチャーがいます。
 
 
今回はトレーナーの渋沢明希子さんにインタビュー!
 
 
渋沢さんは保育士としてお仕事をされていた経験があります。そんな渋沢さんが、保育発コミュと出会ったのは育児休暇中に娘さんの子育てに悩んでいた時だったとのこと。
 
 
保育士さんといえば子ども扱うプロというイメージがありますよね。
 
 
しかし、プロだけど自分の娘さんの子育てがあまりうまくいかないという形でのギャップはやはり専門職だからこそ、しんどいと感じるものなのだと思います。
 
 
今回は、保育士の視点から見た発コミュについてお話を伺った3回目のインタビューになります。
 
 
前回までのインタビューはこちらからご覧いただけます。
 
 
 
 

ーーー渋沢さんは保育士さんとして働いていらっしゃったという事ですが、保育士さんってまさに子どもを扱うプロだと思います。それでも子育てに悩んだりするんですか?

 
 
「そうですね。やはり理想ではないけれど、『こうした方がいい』という情報はいっぱい知っているからこそ、真面目な人ほどそれをちゃんとやろうって思ってしまい悩むことも多いんです。

 
それで、実際の保育はというと…土台はやはり家庭のお母さんたちが築いてくれているものなんですよ。
 
保育士の仕事は、集団の子どもたちをどう楽しく動かしていくか、一緒にやっていくかということなので、正直子どもを育てるととはまた違うんですよね。
 
ですから、日常生活の部分で子どもを一つ一つ積み上げて育てていくっていうのはやはり保育士でも大変です。
 
 

ーーーなるほど。そのことを知らない人は多分たくさんいると思います。保育士さんが保育園の中でされている保育と家庭で子どもを育てるという事は全く別物ですか?

 
 
「そうですね。似ている部分もあるけど、やはり1番はお母さんだと思います。お母さんがいるからお子さんは園でできるんです。
 
保育士もプロはプロだけど、やはりお母さんみたいにゆっくり丁寧に関わることや、寄り添うということはできません。ですから、お母さんの存在は本当にすばらしいし、お母さんが1番だと思います!」
 

ーーーそれ聞いて自信がつくお母さんもたくさんいらっしゃると思います。

 
 

 
 

◆ポイント解説

 
 
働くお母さんの中には、『保育士さんは子どものプロなのだから、自分なんかに育てられるより、渋沢先生に育ててもらった方がいい子に育つはず。』というように、保育士さんと自分の子育てを比べて落ち込んでいるお母さんもいらっしゃると思います。
 
 
それは、保育士さんのほうが親といる時間が長いという事や、子どものプロだからという見方があるからだと思います。
 
 
しかし、実際に保育士として働いていた渋沢さんから見ると、やはり土台は家庭の中で一緒に生活しているお母さんによって築かれていて、お母さんの存在が1番というお話が伺えました。
 
 

2.保育士の視点で見た発コミュの効果とは?

 
 
子育てに悩む一人のお母さんとして発コミュに出会い、実践したことで悩んでいた娘さンとの親子関係がうまくいくようになった渋沢さん。
 
 
発コミュの効果を肌で感じ、トレーナとなることを決意しましたが保育士という視点から見た発コミュの効果について伺っていきます。
 
 

ーーーお母さんではなく、保育士の方の視点から率直に発コミュの効果をどう感じていらっしゃいますか?

 
 
「やはり発コミュは、目の前の子どものことをしっかり見て対応していくのがポイント。
 
ですから、発コミュを保育に取り入れていったら子どもたちの動きとか気持ちも全然違うのではないかと思っています。
 
しかし、保育士の仕事をしていて感じることは、やはりどうしても一人ひとりの子どもの気持ちにしっかり寄り添って対応するというのが難しいです。
 
なぜかというと、保育園とか幼稚園の活動は1日の流れというのが決まっています。そこに行事が入ることもありますし、行事のための練習や準備も必要になります。
 
決められた活動に合わせて動いていくので、子どもの気持ちに寄り添いたいとは思いつつも、どうしても絶対の流れがあるんです。子ども一人ひとりに寄り添った対応というのが難しいところなんですよね。」
 
 

 
 

◆ポイント解説

 
 
発コミュを保育に取り入れたら子どもの発達に効果があると感じる一方で、集団で活動する保育の中では一人ひとりの子どもの気持に寄り添った対応が難しいというもどかしさが伝わってきました。
 
 
このように感じるからこそ、成長の土台はお母さんとの関わりで築かれていくという確信があるのだと思います。だからこそ、お母さんを支えたいという思いで保育士からトレーナーへの道を選ばれたのではないでしょうか。
 
 

3.子育ての悩みや困りごとは遠慮しないで先生に話してほしい

 
 
これまで、保育と家庭での子育ての違いや保育士の視点から見た発コミュの効果についてお話をしてもらいました。
 
 
つぎに、保育士として働いてきたからこそわが子の発達の困りごとに悩むお母さんへ先生との上手な関わりかたについて伺いました。
 
 

ーーー渋沢さんが保育士さんで関われている時に発達の子の保育に関わったご経験や今思えば発達に困りごとがあったのかな?という感じのお子さんはいらっしゃいましたか?

 
 
 
「私は乳児の方が長かったのですが、やはり衝動的に動いてしまったり、お友達に手が出やすかったりとか、診断がついているお子さんもいました。加配の先生が付いて対応していましたね。」
 
 

ーーー保育園の先生に保育園で自分の子どもが適切に理解してもらって過ごせるようにするためにはお母さんはまず先生とどういう風に関わっていったらいいですか?

 
 
「そうですね。やはり、悩んでいることをしっかり伝えていったほうがいいと思います!
 
どうしても恥ずかしかったり、『こんなこと言ったらどう思われるんだろう?』という気持ちがあると思います。
 
しかし正直なところ、先生としては素直に言ってくれた方がありがたいのです。
 
『お母さん、こういうとこで困っているんだ』ということが分かると、先生同士でも『あのお母さん悩まれているからフォローしてあげよう、フォローしてあげたいね』と共有をすることができます。
 
そうすることで、園全体で一生懸命考えることができるので、ぜひ勇気を出して『ここがうまくいってない』とか『こんなところで困っていて助けて欲しい』というのは言ってもらえると、すごくありがたいですね。」
 
 

ーーーなるほど、保育の時間がすごく長いからこそ先生の協力を得られると鬼に金棒ですよね。お母さんは強力なサポーターを得られますね!

 
 

 
 

◆ポイント解説

 
 
今は病院を受診するとどんどん診断をだされます。それは、それだけ発達障害の情報が世の中に認知されたということだと思います。
 
 
しかし、それと同時にお母さん自身も自分の子どもの発達の困りごとから、発達障害ではないかと気になるという方がすごく増えていると思います。
 
 
だからこそ、働きながら家事や子育てに奔走するお母さんには遠慮せずに先生に相談してサポートしてもらうことが必要ですし、大切なことだと感じました。
 
 

4. 保育の世界に発コミュが広がったらお母さんがもっと楽になる!

 
 
保育の中で一人ひとりに寄り添った発コミュ対応は難しいというお話がありました。
 
 
それでも保育の世界で発コミュが広がったとしたらどのようにお母さんの子育てが変わるのかという事を伺っていきます。
 
 

ーーーもし保育士さんの世界で発コミュが広がったとしたらどうなると思いますか?

 
 
「子どもが変わることはもちろんですが、やはりお母さんがもっと楽に子育てができるようになるのではないかなというのを感じます。
 
やはり、真面目なお母さんも多くて『自分が働いているから子どもがこんな風になってしまった』と悩まれていたり、『これができてない、あれができてない』と思われているお母さん多いと思います。
 
だからこそ、先生が発コミュを知ることで『お母さんそんなことないよ』というのをもっとこの根拠を持って言ってあげることができると思います。
 
気休めの『大丈夫』ではなくて『こういう発達だから、困りごとの根底にはこういう根拠があるのだから、大丈夫だよ』というのをしっかり伝えられるんじゃないかなというのは思っています。」
 
 

 
 

◆ポイント解説

 
 
保育園でできることが増えて、先生にはすごく感謝しているのだけれど、園でできるようになる事が増えれば増えるほど、母として悩むこともあります。
 
 
トイレトレーニングが全部保育園任せになってしまった、お箸もいつの間にか先生が教えてくれていた、なんてことがあると『母親としてどうなんだろう?』というような気持ちも出てきて悩んでしまうお母さんもいるはずです。
 
 
それを、『そうじゃないんだよ』『お母さんが一番なんだよ』と、保育士の先生が根拠をもってお母さんに伝えてくれたら、お母さんはもとても気持ちが楽になるのでないかと感じました。
 
 
さらに、発コミュは子どもを変えるだけではなくお母さんの子育てや子どもへの気持を変えるものとしても、とても効果があるものだという事が分かりました。
 
 
次回は保育士を辞めてトレーナーとして活動することを決めた渋沢さんの素顔や今後の夢について伺っていきます。どうぞお楽しみにしてくださいね。
 
 
 
 
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執筆者:さとうみな
(発達科学コミュニケーションリサーチャー)
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