発達障害の子どもの担任必見!授業で子どもを注目させ、楽しませる最強テクニック!

発達障害やグレーゾーンの子の担任で、子どもが授業をつまらなさそうにしたり、授業拒否をしたり、対応に難しさを感じている先生はいませんか?そんな子どもが、授業に耳を傾けたり、少し嬉しそうに反応したりする最強テクニックをご紹介します。
 

【目次】

 

1.発達障害やグレーゾーンの子の担任で、授業を拒否されて対応に困ったことありますか?

 
 
先生方、毎日の勤務お疲れ様です。
 
 
日々の授業の準備や、保護者対応、文書作成、分掌の仕事、行事の打ち合わせ、連日複数ある会議、部活などなど、やることてんこ盛りですよね。
 
 
授業を充実させたい!けれど、授業準備以外の作業が多すぎて、全てに手が回らない!という先生もいるかもしれません。
 
 
発達障害やグレーゾーンの子など、配慮を必要とする子どもへの対応も、丁寧にやりたい!と意気込んで4月のスタートを切ったのに、「授業を拒否されてしまった」「授業で話を聞いていないようで、騒ぎ始めた」など、困っていることはありませんか?
 
 
では、なぜ拒否されるのでしょう?
 
 
子どもが拒否する理由は、さまざまです。
・面白くない
・わからない
・感覚の過敏で、その授業のある刺激が苦手(堪え難い)
・体力的に限界
 
 
拒否する理由がわかれば、それに対応すればよいですよね。
 
 
しかし、その理由が複雑であったり、個別で対応しているつもりでも、うまくいかなかったりすることがあります。
 
 
 
 
そんな途方にくれたとき、たった一つの最強テクニックがあります。
 
 

2.最強テクニックで子どもの発達をスタートさせよう!

 
 
以前、こんな先生がいました。
 
 
20代前半の体育会系男性教諭A先生。子どもへの指導も熱心で、同僚から見ても頼りになる教員。
 
 
ある日の学年集会のこと。手洗いうがい強化月間の担当であったA先生が、子どもたちに正しい手洗いうがいの仕方を教えるために、キャラクターを準備し、「今日は、先生の友達をここに呼んできました!」と、子どもたちにワクワクさせようとしたのです。
 
 
ですが、何か違和感を感じる…
 
 
A先生は、子どもたちに“ワクワク”させたいのに、全然ワクワクしない。
 
 
なぜでしょう??
 
 
答えは簡単…
 
 
A先生の表情が、真顔だったのです!
 
 
声のトーンは、子どもを惹き付けるような強弱、高低のある声だったのですが、顔が真顔。まるで、これから、「鬼」とか「怖い人」でも連れてくるかのようでした。
 
 
せっかくのA先生の作戦も、これではホラー!!
 
 
前で話す教員の表情ひとつで、子どもが活動に入りやすくなる/ならないがかかっているのです。
 
 
 
 
発達科学コミュニケーションで学ぶ「指示出しテクニック」の中に、指示を出す基本の3Sがあります。
 
 
・Smile(笑顔で)
・Sweet(やさしく)
・Slow(ゆっくり)
 
 
A先生は、優しく、ゆっくりはできていましたが、最初のSmileがなかったのです! 笑顔のあるなしで、こんなに活動の印象も変わってくるんだなと感じた事例でした。
 
 
イメージしてください。
大人でも、何か講義を受けるとき、講師が
 
 
・満面の笑顔で話し始める
・無表情で話し始める
 
 
であれば、満面の笑顔で話し始めてくれた方が、楽しい気分になります。自然と話の内容も頭に入ってきますよね。
 
 
特に発達障害や、グレーの子どもたちは人の表情を読むことが苦手な子が多いです。
 
 
それは、発達障害の有無に関わらず、子どもの脳はまだ人の表情を読む力が未熟であるために、大人の笑顔は半減して受け取ってしまうのです。
 
 
ですから、「自分は笑顔で授業を行なっている!」と思っている先生も、それ以上に120%全力の笑顔で授業を行うことをお勧めします。
 
 
かく言う私も、自分では笑顔で授業を行なっていると思っていました。
 
 
ですが、意識して、ものすごく笑顔で授業を行うようになってから、子どもたちの視線をもっと集めることができるようになりました。
 
 
また、子どもたちの授業へ対する態度も、格段に積極的になりました。
 
 
特に、「導入」「まとめ」の部分を全力の笑顔で臨み、授業を「笑顔のサンドイッチ構造」にすると、子どもたちにとって「楽しい!」「なんかいい感じ」の授業になります。
 
 

3.「笑顔のサンドイッチ構造」授業で子どもたちも自分も楽しくなる!

 
 
6月は、連休もなく運動会などの学校行事があり、子どもも教員も疲れが出てきた1ヶ月だったと思います。
 
 
1学期も残り1ヶ月。夏休みに向けて、「笑顔のサンドイッチ構造」授業をやってみてください。
 
 
 
 
自然と子どもたちも笑顔になりますし、子どもたちの笑顔で、もっと自分も笑顔になり、正のスパイラルが生まれてきます!
 
 
まずは1週間、やってみてくださいね。
 
 
子どもたちも先生も笑顔になる授業になることを祈っています!
 
 
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執筆者:松尾まりか
(発達科学コミュニケーショントレーナー)
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