アスペルガー グレーゾーン

わけがわからない!どうしたらいい?発達障害グレーゾーン・アスペルガータイプの子どもによくある「ゼロか100か」思考

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発達障害グレーゾーン・アスペルガータイプの子ども。楽しい一日を過ごしたあと、最後に嫌なことが起こってしまった…。すると、今までの楽しかったことが帳消しになってしまう…。「あ~また、はじまった…」パパママ、がっかり。こんな経験ないですか?
 

【目次】

 

1 白状します!私、発達障害やグレーゾーンの特性のことを知りませんでした

 
 
うちの息子は、小さいころからこだわりがものすごくあって、育てにくい子どもでした。
 
 
初めての子どもってこんなもんなのかな?と思う一方で、「なんか、おかしいな、変だな…」と思いながら過ごしていました。
 
 
特に、私がどうしても理解できない息子の言動がありました。
 
 
息子のよく言う言葉なのですが…とっても楽しい一日を過ごしたのに、最後になにか嫌なことがあったら、
 
 
「今日の一日最悪だった。何にも楽しいことがなかった。意味がなかった。」と言うのです。
 
 
例えば、 家族で動物園に行って楽しく過ごし、子どもも本当に大喜びで家に帰ってきた。ところが、帰ってきたときに家の前で転んでしまった。それで機嫌が悪くなり…
 
 
「今日は、良いことは一つもなかった。動物園になんか行くんじゃなかった…。」
 
 
なにか失敗したり、よくないことがおきると「終わったー。人生終わりや…。」といって、すこぶる機嫌が悪くなったり、「どうしようどうしよう…。どうしたらいい?」と繰り返してその考えから逃れられない…ということがよくありました。
 
 
せっかく楽しく過ごしていたのに、最後にそんなふうになると親としてもがっかりしてしまいます。「なんでそうなるの?さっきまで楽しいっていってたじゃん!」ときつく言いたくもなります。
 
 
そして、大したこともないことなのに、「人生終わり」って何なの?
 
 
考え方が極端なんですよね。
 
 
いいか悪いか、よかったかダメだったか、白か黒か、ゼロか100か、という感じです。
 
 
いい加減やいい具合、などあいまいなことは許せない。理解できない…認めることはできない…そんな感じなんです。
 
 
この息子のわけのわからない思考パターンは、一体何なんだろう…?
 
 
当時、発達障害やグレーゾーンのことをまったく知らなかった私は、こんな息子の言動に振り回されほとほと困り果てていました。
 
 
その後、発達科学コミュニケーションと出会い、リサーチャーとして研究するようになり、ようやくわかってきたんです。
 
 
 
 

2 実は…息子の思考パターンは発達障害やグレーゾーンによくある脳の特性だったんです

 
 
このような特有な考え方は、「ゼロか100か」思考とか「白黒思考」などと言われていて、実は発達障害グレーゾーン・アスペルガータイプの子どもによくある特性だったんです。
 
 
また、何事もネガティブに考えてしまう傾向や自尊心が高くて傷つきやすい傾向があることもわかりました。
 
 
これらの傾向も、生まれ持った脳の特性だったのです。
 
 
うちの息子だけではなかったんだ…。こういう思考パターンってあることなんだな…とわかり、ある意味ほっとした瞬間でした。
 
 
私たちは、人生いろいろ、いいこともあればよくないこともある、と分かっています。
 
 
たったそれだけのことで、一日台無しになってしまうということはなかなか理解しにくいですよね。
 
 
そんなことでショックを受けるようでは、この先 「この子大丈夫?生きていける?」とものすごく心配になってしまいます。
 
 
でも、子どもがこのような特性をもっているということを、親である私たちは理解してあげないといけないな…と思います。
 
 
そして、子どもの特性に応じたかかわりをしていくことが大切だということがわかりました。
 
 
 
 

3 過去の私がやってしまっていた!NGな対応

 
 
私は以前、息子が失敗したときには、口癖のように「自業自得や!」「自分がやりたくてやったんだから、知らん。」と言っていました。
 
 
これは、子どもをひどく傷つけている言葉でした。 
 
 
発達障害・グレーゾーンの子どもは、失敗したとき例え自分が原因であると分かっていても、自尊心が傷ついてひどく落ち込んでしまいます。
 
 
だから、「ママのせいや」「ぼくは、絶対に悪くない!」「ぼくは、認めない!」など、人のせいにしてなんとか自分を保とうとしているのです。
 
 
私たち大人には、「自分でやったんだからしかたない」と思えても、子どもにはそう思えずなかなか立ち直れない状態にあるんです。
 
 
しかし、頭ではわかっていても、実際子どもに言われるとどうしてもイライラします。こんなことでは、将来社会で通用しないのではないか?と心配になって子どもに強く言ってしまうこともありました。
 
 
でもそうすると、どんどん癇癪がエスカレートしたり、さらに強迫傾向がみられてきたり…いい結果にはならなかったのです。 
 
 
息子の癇癪や人のせいにしたりしている姿をみて、私もイライラして本当に困っていました。 でも、一番困っているのは息子本人なんです…。
 
 
そこを分かっているのと、分かっていないのでは大違いだと思っています。
 
 
どうぞ、困っているお子さんを助けるかかわりをしてあげてください。
 
 
「なんで、そんなこと言うの!」「仕方ないでしょ!」「ぐずぐず言わないの」などきつく叱ってしまっても全く効果はありません。それどころか、さらに子どもを傷つけることになってしまうのです。 
 
 
そして、子どもは自信をなくしてしまいます。
 
 
それでは悪循環ですよね…。お母さんはそんなこと望んでないはずなんです。
 
 
 
 

4 発達障害やグレーゾーンの子どもが困っているときのかかわり~息子を通して今感じていること~

 
 
発達障害やグレーゾーンの子どもの考え方には、このような独特の傾向があります。これは『病気が治る』ようにすっかりなくなることはありません。
 
 
でも、お母さんのかかわり次第で、傾向を目立たなくさせることはできるのです。おまけに得意なところを伸ばすこともできるのです。
 
 
私は、発達科学コミュニケーションに出会い、子どもへの接し方を学びました。そして、肯定的な声かけを実践して、子どもにとって安心感のある存在であるようにこころがけました。
 
 
「大丈夫だよ、安心してね」と子どもに寄り添うこと。今の困っていることに注目して助けてあげること
 
 
将来のことを思って…というのは分かりますが、今困っていることを助けることが大切です。
 
 
将来のために、今しんどい思いをさせたり、無理やり子どもに何かさせたりしても、子どもにいい影響は与えません。
 
 
「やったけどできなかった。」「どうせやってもできない…」など自信をなくしかねません。
 
 
自信がなくなり、頑張る気力がおこらないばかりか、何もかもがイヤになって二次障害を引き起こすとも限らないのです。
 
 
私たち親は、子どもにとって安心感のある存在、安全基地であることが一番大切だと思います。
 
 
「大丈夫だよ。安心して。」と困ったときに支えてあげられる存在であることが大切です。
 
 
『困ったときには、助けてもらえる』このような安心感の中で子どもは少しずつ成長していくもの だと思います。
 
 
子どもの力を…子どもの成長を信じて待つことです。
 
 
現在、息子は小学4年生になりました。以前に比べると、何事もネガティブに考えてしまう傾向や「ゼロか100か」思考も、少しやわらいできた感じがしています。
 
 
みんなと一緒じゃなくていいのです。お母さんが寄り添って、安心感と笑顔でお子さんに接していれば、ゆっくりかもしれませんが、必ず成長していきますよ!
 
 
 
 
執筆者:愛川まいこ
(発達科学コミュニケーションリサーチャー)
 
 
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