賢くて不安が強い!発達障害?アスペルガータイプのお子さんには肯定・ポジティブな声かけ対処が効果的!

もうすぐ楽しみな夏休みだけど、発達障害グレーゾーン、隠れアスペルガータイプのお子さんには環境の変化が行き渋りのきっかけにならないか心配ですね。でも大丈夫!お母さんが正しい対処法をマスタ―できれば行き渋りなんてもう怖くありません!
 

【目次】

 

1 行き渋りのある発達障害グレーゾーンの子どもが学校に気持ちよく通える対処法とは?

 
 
今回は行き渋りをしがちなお子さんの特性とともに、新しい環境に入りたての時期、慣れてきたけど疲れがたまってきた時期、そして夏休みなど長期休み明けの様々な声掛けや対応のコツをお伝えしたいと思います。
 
 
早速ですが、お子さんは毎日学校に通えていますか?
 
 
行き渋りなく気持ちよく通えてますか?
 
 
お母さんに言われるから…先生に言われるから…
 
 
という気持ちで行っているのであれば行き渋りは繰り返されます。なぜなら、根本的な解決にはなっていないからです。
 
 
どうですか?お子さんは? 今はがんばって通っているかもしれませんが、学校ではどんな気持ちなのでしょうか?
 
 
気持ちよく行っていないのであれば、ひとりで困っているかも知れません。ひとりで悩んでいるかも知れません。
 
 
不安が強い。緊張しやすい。ネガティブな記憶を残しやすい。
 
 
発達障害のあるなしではありません。この特性を持っている子どもたちは環境が変わるたびに、先生が変わるたびに、何かが変化するたびに、この悩みは繰り返されてしまうんです。
 
 
そうすると、お子さんもお母さんも困っている悩みごとが繰り返されます。記憶力がいい賢いお子さんはこの状況が繰り返されることで心が疲弊します。
 
 
では、どうしてあげたらいいのでしょうか!?
 
 
大切なことは自信をつけてあげること!!ですが、闇雲に褒めればいいのではありません。脳に届く褒め・肯定が必要なんです。
 
 
せっかくお母さんが子どものために意識して褒めているのであれば届いて欲しいですよね!?子どもに届かなければ意味がないんです!!
 
 
褒め方のテクニックさえ身につければすぐに!すぐに!!脳にダイレクトに!!!届きます。
 
 
そのテクニック、新学期や夏休みなど長期休みの前後でも効果的なんです!具体的にお母さんが対処を習得しちゃいましょう!
 
 
 
 

2 アスペルガータイプです繊細な子がお母さんの声かけですっと動ける方法

 
 
長い夏休み子どもとどう過ごそうか?休み明け、繊細な子どもが行きしぶりになったらどうしよう…とお悩みのお母さんもいらっしゃるでしょう。
 
 
いえいえ、その前にもう夏休みまで持ちそうにないお子さんもいらっしゃるかもしれません。夏休み前に息切れしそうな発言が出始める。
 
 
そんなときは「あと○日で夏休みだね!」という言葉をかけてあげましょう。少し気分が上がって、学校や園へ行くハードルが少し低くなりスッといける子が多くなります。
 
 
それはなぜか?ズバリ見通しがつくからです!
 
 
賢いお子さんはしっかり自分の中で考えて処理することができます。
 
 
その見通しが自分にとってプラスなこと・ポジティブなことだと、頭の中もプラスの感情と結びついて記憶されていきます。
 
 
私たちも、「やったーあと少しで終わりだー!」なんて見通しがつくと、サクサク仕事や家事が進められたりしますよね!
 
 
このように、いつもなかなか動きが伴わないという子はお母さんのポジティブな見通しの声かけが効果ありです!
 
 
「あと〇〇で終わりだね!」と明るく声をかけてあげる。
 
 
意識的にこの声かけで子どもの見通しをつけてあげる。見通しがつくと、子どもの頭の中で今の状況からその次への道ができます。だからこそ、自分で動けるようになるのです。
 
 
特に不安を抱えてるときはお母さんのポジティブな見通しのある声かけが子どもの不安をフッと取り去ってくれます!
 
 
では次は、長期休み明けや新たな環境、新学期などを頑張って過ごしているけど心配なときの対処方法です。
 
 
 
 

3 新たな環境で頑張っているわが子にお母さんがしてあげられること

 
 
私の息子と娘が小学校・幼稚園に新入学・新入園したときのことです。新しい環境がスタートしたばかりの頃、週末は少しイライラしていました。新しい環境で心許せる人がまだいません。でもそこについていくので必死で頑張っているんだと思います。
 
 
きっと、長期休み明けも同じです。「安心モード」から「新たな環境モード」に切り替えなければいけません。
 
 
お母さんは子どもを思えば思うほど心配で仕方ないです。あれできてるかな?これ教えなくちゃ!!
 
 
新しい環境では、なおさら心配になっちゃいますよね。
 
 
子どもは学校や園でも新しいことをたくさん教えられていることでしょう。
 
 
そんなパンパンな脳の中詰め込みすぎると疲れてしまいます。
 
 
特に発達でこぼこグレーゾーンさんや隠れアスペルガーの子どもにとっては…そんな子におうちでは徹底的に認めます。認めまくります!!
 
 
認めるということは、褒めているという意味なのです。
 
 
起きてきたの!おはよう!準備してるんだね。 ご飯食べ始めてるんだ!いっぱい食べたね。
 
 
「こんな当たり前なことじゃん!うちの子できてるし…」とお思いのお母さん。ぜひ一度試してみてください。
 
 
疲れてる脳に効果的なんです!自分だけをみてくれて!自分のことに興味を持ってくれて!自分のことを認めてくれてる!
 
 
これが疲れた脳をリフレッシュしてくれます。子どもがいつも以上に口達者だったり、イライラしてたりするかも?そんなときには…
 
 
あえてそこには目をつむり、認めてあげる!肯定してあげる!
 
 
そのお母さんの声かけが明日への活力となるはずです。
 
 
特に息子は環境の変化がとても苦手で、友達づくりも不器用で声がかけられませんでした。正直、心配してました。どうなってしまうのか…
 
 
 
 
しかし、我が子は行きしぶりなく、自ら準備して元気に学校へ行っています
 
 
それはきっと、発達科学コミュニケーションの褒めテクニックのおかげです。息子に自信がついて、私から少しずつ自立していってるのでしょう。
 
 
緊張しているお子さんを前向きにリフレッシュしてあげられるのがお母さんの声かけなのです!
 
 
▼行き渋りへの対応はこちらもおススメ▼
 
 
執筆者:今村裕香
(発達科学コミュニケーションリサーチャー)
 
 
あれ?行き渋り?大丈夫?と思ったときは!

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