人見知り傾向で挨拶が苦手な発達障害の息子が登校時元気よく挨拶できるようになったワケ

息子の付き添い登校のとき、通学路ではボランティアの方々が見守りしてくれていましたが、そのときの挨拶に対して、息子が挨拶する様子がなくて気になっていました。パターンを覚えることで元気に挨拶できるようになったので、その過程をお話しします。
 

【目次】

 

1.息子と一緒に付き添い登校し始めてわかったこと

 
 
我が家には現在4年生の自閉症スペクトラム(ASD)の息子がいます。
 
 
息子が小学校1年生の3学期のころ、本人の希望により付き添い登校をすることになりました。
 
 
近所の小学生で登校班が組んであるので、その子たちと一緒についていきます。
 
 
通学路の途中には、見通しの悪い場所や車通りの多い所があり、ボランティアやPTAの方が見守りをしています。
 
 
見守りの方たちは子どもたちに挨拶してくれるのですが、挨拶している子としていない子がいました。
 
 
高学年ぐらいなら恥ずかしさから苦手さはあるかもしれないけど、息子はどうだろう?と気になったので、さりげなく近くで見ていたのですが、挨拶している様子が感じられません
 
 
 
 
息子に聞いてみたところ、歩きながら、自分の頭の中でいろいろなことを考えているようでした。そして、見守りの方からの挨拶に気づいていなかったのです!
 
 
私が「おはよう、って言ってくれてるよ」というと、「ぼくに?」との答え。自分への挨拶だという認識もないようでした。
 
 
自分から近い位置で言われているのに、頭の中のことに集中しているあまり気づいていなかったことに、私は衝撃を受けました。
 
 

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2.どうして挨拶してくれていることに気づかないのか?

 
 
息子のことを知るために、まずASDの特徴をあげてみますね。大きく3つに分かれます。
 
 

◆コミュニケーションの難しさ

 
 
あいまいな表現が理解しにくいので冗談や例え話がわからないことがあったり、自分の気持ちを適切に伝えられないことがあります。
 
 

◆行動や興味にこだわりがある

 
 
好きなことには集中力を発揮できます。でも、切り替えることが難しいので、一つのことに固執してしまう傾向があります。
 
 
 
 

◆社会的なやりとりや対人関係の難しさ

 
 
暗黙のルールなどを理解することが難しく、相手の気持ちなどを汲み取ることが苦手なため、「空気が読めない」と思われることがあります
 
 
挨拶ができていなかった理由は、普段、自分の近くで人から挨拶されたら、自分に対してかな?と判断できたりしますが、今回の息子の場合は、自分の周りにも人がいたりして、自分に対してかよくわからなかったことだと思います。
 
 
また、見守りの人は自分の知っている人(家族、先生など)ではありません。
 
 
普段挨拶をしている人と同じように挨拶すればよい、という認識になっていなかったことと、知らない人への恥ずかしさからの苦手さもあるかもしれません。
 
 
挨拶をすることで、人と人はコミュニケーションができ、円滑に関係が進んでいきます
 
 
そのことを分かっている大人は、「挨拶は大切なんだよ」と説明しますが、子どもにはその理由はまだ理解しにくいと思います。
 
 
もし、無理やり子どもに挨拶するように教え込んだとしても、習慣づかないなら意味がありませんよね。
 
 

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3.スモールステップで元気に挨拶できるようになりました!

 
 
それでは、どのような方法なら、挨拶を返せるようになるのでしょうか?
 
 
私は、無理やりではなくルーティンのようにパターンを作ったらどうだろう?と思い立ちました。
 
 
朝の教室で「おはようございます」と、先生や他の子ども達と挨拶するように、見守りの方にも自動的に挨拶を返すようにしたらうまくいくのでは?と私は考えたのです。
 
 
最初に、息子は見守りの方からの挨拶の認識ができていないようだったので、登校班で歩いているみんなに向けて挨拶していることを伝えました。そして、「もちろん、あなたにも挨拶しているんだよ」と教えました。
 
 
見守りの方がいる場所はだいたい決まっているので、まず近くを通る際に、肩をトントンして、息子が存在に気づけるようにしました。
 
 
次に、見守りの方の挨拶に対して、息子の近くにいる私がきちんと挨拶を返していることに気づいてもらうことにしました。
 
 
息子に「みんなに向けて挨拶しているから、ママもおはようございます、って挨拶しているんだよ。」と伝えました。
 
 
何日かして「〇〇君もママのあとでいいから、挨拶してみない?」と聞いてみました。その日は登校班から少し遅れていたので、周りの子もいないしチャレンジしやすいかな、と思ったのです。
 
 
できるようになるまで気長に待とうと思っていたのですが、その日は私のあとに「おはようございます」と言えました!
 
 
 
 
小さな声だったので、相手に聞こえたかどうかは分かりませんでしたが、私は嬉しくなりました
 
 
すかさず、「お!挨拶できたね!頑張ったねー!」と声を掛けると、照れくさそうにしながらもニコニコしていました。
 
 
次の日の朝も遅れて歩いていたのですが、見守りの方の挨拶に対して、今度は少し大きめの声で挨拶を返すことができました。私は「大きな声でよかったよ!」と言いながら、グッジョブサインしました。
 
 
何日か過ぎた後、その日も少し遅れて歩いていたのですが、いつもより増して元気な声で挨拶ができました。
 
 
そしてなんと、見守りの方からも元気がいい挨拶だね!」と褒めていただいたのです!
 
 
私も隣で「元気いいな~」と思ったのですが、他の方から褒められたことがうれしかったようで、息子は「大きな声でできたよ!」と。私も、「本当だね。元気よかったよ~」と、話しながら学校へ行きました。
 
 
その日帰ってから、「今日の朝の元気いっぱいの挨拶すごくよかったよ!」と伝えて、夕飯のときも、家族で共有の話題にしました。息子は嬉しそうで少し誇らしそうにしていて、私も嬉しかったです。
 
 
よい習慣が定着するまでは時間がかかるかもしれませんが、一度習慣化してしまえばスムーズに過ごせるようになると思いますので、みなさんも、ぜひ参考にしてみてくださいね。
 
 
 
 
 
 
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執筆者:松尾歩
(発達科学コミュニケーションリサーチャー)
 
 
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