診断名に囚われすぎないで!発達障害の子どもの困りごとを解決するために大切にしてほしい2つの軸

うちの子発達障害かもと思ったら色々な情報や意味をインプットしようと頑張るお母さんは多いはず。調べているのに問題行動が治らず焦る。それ根本的なことを見落としているかもしれません。経験を通してわかった本当に大切なこととは何かをお伝えします。
 

【目次】

 

1.発達障害について勉強しているのに子どもを理解できない落とし穴

 
 
ここ数年、発達障害という言葉はかなり世の中に浸透してきたと思います。
 
 
だからこそ、我が子に育てにくさを感じると「うちの子発達障害かも…?」 と疑われたことのあるお母さんは多いはず。
 
 
みなさんは「発達障害」についてどれくらいご存知ですか?
 
 
発達障害には注意欠陥多動性障害(ADHD)と自閉症スペクトラム(ASD)と学習障害(LP)があって…
 
 
なんてきっと一度は調べられているのではないでしょうか。
 
 
発達障害という名前がメジャーになってきたからこそ、関連情報が溢れています。たくさんの情報を調べるがあまり、それに必死になってしまいがちですよね。
 
 
 
 
けれど、いざ誰かに相談しようと思ったら、子どものことがあまりうまく説明できない
 
 
「癇癪があって、言葉が遅くて…」 と診断名に書いてあった一般的な言葉で説明することはできても、何をどうしたらそれが解決するのか、自分はどうしたいのかが見えてこない。
 
 
結局あいまいな回答しかもらえないまま「様子を見ましょう」で終わってしまう。
 
 
結構このパターンになってる人多いと思います。
 
 
必死に調べているのに、子どもの問題行動はいつまでたっても解決しない。
 
 
これって、やるせないですよね。
 
 

2.私自身が陥った「発達障害」の診断名

 
 
正に私がこのパターンでした。
 
 
ADHDにはこんな傾向があるから…
 
ASDにはこんなパターンがあるから…
 
 
と、診断名に当てはめて知識を入れれば入れるほど、「息子にはこの傾向があるからこの対策があればいい」とまるで占いのように、言葉に息子を当てはめては試していました。
 
 
ですが、うまくいかなくて、悩みは膨らむ一方。
 
 
そして「きっと調べ方が悪いんだ!」と更に夜な夜なネットをカチカチ
 
 
こんなに調べてるのに何で?と焦りといら立ちが募り、息子の癇癪に巻き込まれて私も怒鳴ってしまう。
 
 
負のループにどんどん深くはまっていってしまったんです。
 
 
 
 
 
 
保育園の先生に相談しては「まだ小さいから様子を見ましょう」
 
 
心理士の先生に相談しては「ADHDもありますが、ASD傾向が強そうですね」
 
 
同意をされてなんとなくその場の不安はぬぐえても、結局何も解決しないままあっという間に1年が過ぎていました。
 
 
息子はどんどん癇癪を悪化させ、物を投げる、人を叩くなど二次障害も出始めていきました。
 
 
色んなこと経験したらいいのかな? と外に連れ出しては、夜泣きが酷くて親子で寝不足。
 
 
「〇〇君は癇癪を起こしたらどう対応したらいいの?」と聞かれても、そもそも私が理解できていないからどう答えていいかわからない。
 
 
一生懸命調べているはずなのに、
 
 
私のやり方が悪いの? この子はASDとADHD両方持ってるから解決策がないの?
 
 
次第に「子どもとの時間が辛い…」とお迎えの時間を敢えて遅らせてしまうほど私自身も追い詰められていきました。
 
 

3.本当に必要なことは知識ではなく、子どもの記録と質問力

 
 
結局私が陥ってしまっていたのは「発達障害」という意味にとらわれ過ぎていたことでした。
 
 
頭痛には頭痛薬。
咳が酷い時は咳止め。
 
 
まるで薬を処方するかのように、診断名で検索した対処法を当てはめていたことが解決しない原因だとやっとわかったんです。
 
 
ASDであっても、ADHDであっても、LDがあったとしても。
 
 
年齢、性別、環境、成長度合いでその特性の出方は変わってきます。
 
 
つまり100人いれば100人の対応策が発達障害の子どもたちには必要なんです。
 
 
だってこれは個性だから。
 
 
個性が突出しているだけだから。
 
 
だからこそ、困っていることを解決させるために必要なことは2つなんです。
 
 
1つ目は、今子ども自身が何に困っていて、ママはどう困っていて、それをどうしたら解決できるのかに注目して「記録」することです。
 
 
そして2つ目はその記録を分解して、「何が問題なのか」「いつそれは出てくるのか」「どう解決したいんか」を明確にしておくこと。
 
 
つまり誰かに質問したときに相手に質問内容を理解してもらう「質問力」をあげておくことなんです。
 
 
記録して、それを適切な言葉でアウトプットできるようになる。
 
 
 
 
そうすることで、誰かに相談する機会があった時により的確なアドバイスをもらえる可能性が高くなりますし、自分でも調べやすくなります。
 
 
ぜひ、診断名にこだわらずにお子さんを見てお母さん自身も記録上手、質問上手を目指してみてくださいね!
 
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執筆者:仲田なぎさ
(発達科学コミュニケーショントレーナー)
 
 
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