夏休みは、ママにとってはイライラしたり困りごとも多くなるというイメージがあるかもしれません。夏休みだからこそできる、発達障害・グレーゾーンの子どもが自ら行動しママの イライラからニコニコに変身させてみてはいかがでしょうか? |
【目次】
1.イライラする夏休みがやってくる!でも実は発達障害・グレーゾーンの子どもには大チャンスかも!
2.なぜ、夏休みが発達障害・グレーゾーンの子どもには発達のチャンス?
3.子どもの発達を加速するコミュニケーション術で自信をつけよう!
2.なぜ、夏休みが発達障害・グレーゾーンの子どもには発達のチャンス?
3.子どもの発達を加速するコミュニケーション術で自信をつけよう!
【アンケート概要】
・調査期間:2019 年 6 月 6 日~2019 年 6 月 10 日
・調査方法:インターネット調査
・対象 :発達科学コミュニケーショントレーナー、リサーチャー、受講生、メルマガ会員 計101 名
・調査期間:2019 年 6 月 6 日~2019 年 6 月 10 日
・調査方法:インターネット調査
・対象 :発達科学コミュニケーショントレーナー、リサーチャー、受講生、メルマガ会員 計101 名
1.イライラする夏休みがやってくる!でも実は発達障害・グレーゾーンの子どもには大チャンスかも!
1か月近く学校も幼稚園も休みになる夏休み。子どもと遊びに行く計画を立てたり、親子で楽しいイベントが盛りだくさん。一方、発達障害やグレーゾーンのお子さんは、こだわりが強かったり生活リズムが崩れやすくなったりします。
そのため、お母さんは困りごとに悩まされ、イライラのストレスがたまる時期かもしれませんね。今回は夏休みについて、101名のお母さんにアンケートのご協力していただきました。お母さんたちには、どんなストレスがあるのでしょうか?
Q.夏休みのお母さんご自身に関して、あてはまるものをすべてえらんでください
第1位:自分の時間がない・食事の準備など家事が増えて大変 (共に 59.8%)
第3位:ずっと子どもと一緒で疲れる (40.2%)
第4位:どうしてもイライラする、子どもを叱る 回数が増えてしまう (39.2%)
第5位:用事があっても子どもの預け先がない (22.7%)
第6位:子どもと一緒の時間をどう過ごしたらいいのか分からない (17.5%)
59.8%のお母さんが、それぞれ「自分の時間がない」、「食事の準備など家事が増えて大変」と回答していました。
学校や幼稚園がある時は、お母さんの時間で家事などを終わらせることができます。しかし、お子さんの休みが長期になる場合は、そう簡単にはいかないですよね。
子どもの様子を見ながらだと、家事の負担は大きくなり、自分の時間も少なくなる…お母さんはすごく疲れてしまいます。そのため、イライラモードになってしまうのは育児あるあるですね!
でも、そんなイライラは、この夏で手放せます!この夏休みだからこそ、お母さんのコミュニケーションを変えることで、発達を加速させることができるのです!
2.なぜ、夏休みが発達障害・グレーゾーンの子どもには発達のチャンス?
夏休みは、お母さんもお子さんも、いつもよりお互いを感じる絶好の時間なのです!しかし 「家事や育児の時間が増えるから、子どもの事を余裕もって見ることはできない」と思うお母さんは多いと思います。
夏休みなどの長い休みは、お母さんにとってはストレスになる時期だということは間違いありません。ついつい、「早くしなさい」「ちゃんとしなさい」「勉強しなさい」などのNGワードが出やすくなりますよね。
このコミュニケーションを少しだけ変えることで、子どもの反応や行動が変わり、困り感が減っていくのです。
夏休みはどうしても『やってほしいこと』に注目しがちですが、『できていること』に注目して伝えるだけで、子どもの行動が大きく変化します。
夏休みだからこそ、子どもの行動をたくさん観察することができます。 学校や保育園に行く時間などに追われる事が少ないので、お子さんを褒める機会が増やせますよ。
褒める機会が増えると「今褒められた、認められた」と認識しやすくなるので、この夏休みは、子どもの成功体験を多く積むことのできる貴重な時期なのです。
3.子どもの発達を加速するコミュニケーション術で自信をつけよう!
夏休みは長いお休みなので、お子さんが普段からできて当たり前のことに注目し、できていることを褒めてみましょう。
褒めることで自信がつき、「私はできる」「やれると喜んでくれる」「自分は必要とされてる」と感じ、子どもが自分で考え、どんどん行動するようになります。
否定的な注目はNGです。「早くしなさい」「ちゃんとしなさい」「勉強しなさい」などの言葉が多くなると、自信を無くしてやる気がなくなり、自分から行動できなくなってしまします。
夏休み中の宿題をみる、という場面でのやり取りを例にあげます。
<宿題で間違っている所を見つけた場合>
「ここ間違ってるね。」ではなく、「 いいね!ここまではできているね!」と、できていることを伝えるだけ!否定的な「できていないこと」を伝えなくて良くなります。子どもの気持ちも前向きになりますよね!
「ここ間違ってるね。」ではなく、「 いいね!ここまではできているね!」と、できていることを伝えるだけ!否定的な「できていないこと」を伝えなくて良くなります。子どもの気持ちも前向きになりますよね!
<ここもポイント>
・文句を言いながらでも、行動したことを褒めましょう。
・完璧にできてなくても褒めましょう。
・文句を言いながらでも、行動したことを褒めましょう。
・完璧にできてなくても褒めましょう。
子どもの脳の発達に必要なのは、自分で行動することと、お母さんの肯定的な声かけです。例をあげますので、状況に応じて使い分けてみましょう。
<褒める>
「頑張ったね!」
「さすが!」
「はやいね」
「頑張ったね!」
「さすが!」
「はやいね」
<励ます>
「もうここまでできたのね!」
「あとすこしだね!」
「もうここまでできたのね!」
「あとすこしだね!」
<感謝>
「〇〇してくれたんだね!ありがとう!」
「ママたすかった!うれしい!」
「〇〇してくれたんだね!ありがとう!」
「ママたすかった!うれしい!」
<同意>
「ママもそう思うよ」
「そうだよね〜!」
「ママもそう思うよ」
「そうだよね〜!」
言葉以外にもうなずいたり、OK サインといった、肯定的なジェスチャーを合わせると効果的です。
感謝の「ありがとう」は魔法の言葉です。子どもがお手伝いをしてくれたときや、何かママがうれしいと感じたことをそのまま感謝の言葉で伝えてあげましょう。「必要とされているんだ」とママに認めてもらったことが、何よりの発達の加速につながります。
褒めすぎたとしても、子どもがつけあがることはありません。 まず自己肯定感を高め、成功体験を重ねることが何よりも大切なのです。
ぜひ、お子さんとの濃厚な夏休みを、発達障害・グレーゾーンの子どもたちの成長を加速させるチャンスに使ってくださいね。
執筆者:雨宮愛
(発達科学コミュニケーショントレーナー)
(発達科学コミュニケーショントレーナー)