一歩外に出れば、お母さんがちょっと目を離したすきにいなくなっている!!なんてことはありませんか?衝動的に動いてしまう注意欠陥多動性障害(ADHD)タイプのお子さんが迷子にならないために、事前にできることをお伝えします。 |
【目次】
1.発達障害・ADHDタイプの子どもは迷子になりやすい!?
2.発達障害・グレーゾーンの幼児の特徴を知ろう~事前準備が必要なワケ~
3.迷子の心配がいらなくなる発達障害・グレーゾーンのお子さんの「お約束リスト」
2.発達障害・グレーゾーンの幼児の特徴を知ろう~事前準備が必要なワケ~
3.迷子の心配がいらなくなる発達障害・グレーゾーンのお子さんの「お約束リスト」
1.発達障害・ADHDタイプの子どもは迷子になりやすい!?
みなさんのお子さんは、外出したときに「迷子」になった経験はありませんか?
買い物中、ちょっと商品に目をやったすきに
「あれ!?いない!!!」
となると、びっくりしますよね。
「あれ!?いない!!!」
となると、びっくりしますよね。
注意欠陥多動性障害(ADHD)タイプ子どもは、衝動的に動いてしまうという特性があります。あっと思った瞬間に、もう動いている…
さらに、じっとしていることが苦手なので、自由に動きたい!!と思ったらところ構わず動き回ります。
今回は、そんなやんちゃなお子さんとお出かけをする前にお家でできる「事前準備」をご紹介します!
2.発達障害・グレーゾーンの幼児の特徴を知ろう~事前準備が必要なワケ~
なぜ、事前準備が必要か?というと発達障害・グレーゾーンの子どもは、「突然言われても対応できないから」です。行動の切り替えが苦手なので、事前に心構えをしておくことが必要なんです。
だから、おでかけすることが決まったら、なるべく詳細にスケジュールを伝えてあげましょう。
このときに、今回のテーマでもある「迷子にならないための注意事項」も一緒に確認するといいですよ。本人が、きちんと受け入れて、納得できればスムーズに動いてくれるはず。
おでかけ当日、楽しく過ごすためにも、お家での予告がとっても重要なんです。
3.迷子の心配がいらなくなる発達障害・グレーゾーンのお子さんの「お約束リスト」
では、どうやって予告していくか…
よく出かけ先で迷子になってしまうお子さんには、「お約束リスト」をつくっておくと便利です。絶対に守ってほしいことをリストにして子どもに説明しましょう。
リストは、普段から目につくところに貼っておきましょう!
たとえば
・パパ・ママと手をつなぐ
・絶対に一人で動かない
・知らない人についていかない
など
・パパ・ママと手をつなぐ
・絶対に一人で動かない
・知らない人についていかない
など
まだ字が読めなかったり、イラストのほうが反応がいい子には絵を描いてあげると頭に入りやすいです。
そして、おでかけ当日もそれを見せて一緒に確認します。
「今日はおでかけをします。お洋服を買いに行くよ。お母さんがお買い物をしている間、守ってほしいことがあるんだけどわかるかな?」
と質問してみましょう!
お子さんがすらすら言えれば、もう頭に入っている証拠!
「そうだね!覚えていてすごいね。じゃあ、やってみようね」
と、褒めてやる気を出させてください。
よく理解していない、覚えていないという子には、丁寧に説明してあげましょう。お子さんの表情を見ながら、不安がないようにしてあげてください。
おでかけの機会は何度もありますから、その都度確認していけば、だんだんとお子さんの頭に入ってきます。
おでかけの最中も、守れていることは頻繁に褒めてあげてください。
・手をつなげてるね
・きちんとママの側にいられるね
・騒がないでえらいね
・きちんとママの側にいられるね
・騒がないでえらいね
こういった声かけがすべてお子さんの自信につながります。
「次回もまたやろう!」という気にさせるのです!
「次回もまたやろう!」という気にさせるのです!
ぜひこの方法をマスターして、迷子の心配をせずに、お子さんとのお出かけを楽しんでくださいね♪
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執筆者:須藤ゆかり
(発達科学コミュニケーションリサーチャー)
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